みなさんこんにちは!セネきちです。
今日はよくある質問に答えていきたいと思いますよ。
今回の質問はこちらです。
夏にインコのヒナをペットショップに買いに行ったら、ヒーターが要ると言われました。
暑いのにどうしてヒーターを買わなきゃいけないの??
これは確かに、なぜだろう?と思うのも無理はないですね。
でもそれにはちゃんと理由があるんですよ。
夏にヒーター!
一見おかしなことを言われていると思うでしょうし、お店の金儲けのため?!と思う方もいらっしゃるようです。
でも、夏にヒーターを準備してヒナをお迎えするのは大事なことなんです。
今回は、その理由を説明させていただきます。
そもそもヒーターが要る理由とは
なぜ夏にヒーターがいるのか?の前に、そもそもなぜヒーターがいるのか?について簡単に説明させていただきますね。
まず、ヒナを育てるのに必要な環境についてですが、ペットショップからのお迎えの場合、飼育ケースの中を30℃前後に保つ必要があります。(ブリーダーや個人宅では異なる場合があります)
夏でも冬でも、夜中と日中では温度が違いますよね。
ヒナはまだ羽が生えそろっていないので、自分で体温の調節をするのは難しいです。
ましてペットショップでは1日中保温されている上に仲間同士で寄り集まっていることが多いので、温度変化というものを知りません。
人にとっては少しの温度変化でも、ヒナには大きなストレス、すぐに体調が悪くなってしまいます。
ヒーターが要る理由は
「お迎えした場所と同じ温度にするため」です。
常にほとんど変わらない30℃にする、これが、ヒーターなしだとなかなか難しいのです。
夏にヒーターが要る理由
それでは、本題にはいっていきましょう。
暖かい、むしろ暑いはずの夏にヒーターが要る理由を説明させていただきますね。
理由①夏はエアコンで冷えすぎることがあるため
ヒナというのは基本的に人の目の届く所に置いてほしいものです。
1日何回も餌を与えたり、様子を見る必要がありますし、静かすぎる場所で飼育すると、臆病な性格になってしまいます。
更に夏は人のいない部屋の温度は上がりすぎてしまいます。
ヒナは小さなケースに入っているので、暑すぎる状態になります。
そのため、常に人がいて、ある程度快適な室温であるリビングのような場所に置いてもらう必要があるのですが、人にとって快適な室温だと今度はヒナにとっては寒すぎることがあるのです。
その温度差を埋めるのに、夏でもヒーターが必要になるのです。
夏にヒーターが要る2つ目の理由は
「人の目につく場所に置くとエアコンで冷えすぎるため」です
夏って意外と温度の管理が難しいんだね・・・
理由②秋になればヒーターを用意することになるため
夏に仮にヒーターなしで育てた、としましょう。
夏のヒーターは、温度を上手く調節するために必要なので、極端な話、ケースの中がちょうど30℃くらいを保てるような部屋になっていれば、ヒーターを使う必要はありません。
でもここからが重要な理由ですよ!
通常、ペットショップで買ってきた鳥だと、温度管理された環境しか知らないので、どれだけ温暖な地域であっても最初の冬はヒーターで温度管理をしてやる必要があるのです。
夏はなんとかヒーター無しで飼育しても、9月末ごろからヒーターを使用していないと、夜間急激に温度が下がった時に対応ができないのです。
冬になればもちろんヒーターが要ります。
ペットをたくさん飼っていて、部屋には常に暖房かかっているよ!というお宅もあるかもしれませんが、部屋の温度が30℃もあることはほとんどないと思います。
飼育2年目、次の年からは鳥の様子を見ながらヒーターを付けますが、それでも真冬にヒーター無しだとかなり厳しいです。
また、病気になった時、基本はまず保温をしますので、その時にもヒーターが要ります。
鳥の飼育にヒーターは必須アイテムです。
季節を問わず最初に揃えておきましょう!
まとめ
いかがでしたか?このように、どこかのタイミングでヒーターを使用するのが鳥です。
夏にヒーターなんておかしい!!・・・と思うかもしれませんが、ちゃんとした理由がありますので、ヒナをお迎えする時に一緒に購入しておくのが安心ですよ。
その他にも、ヒーターに関するよくある質問をまとめてあるのでこちらも見てみてくださいね!
あとは温度計やサーモスタットもあれば、思ったよりケースが暖まっていなかった、暑すぎた、ということを防ぐことができるのでぜひ揃えてあげてください。
いざとなった時に慌てないように、準備しておきたいものですね。
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