みなさん、こんにちは!セネきちです♪
今回は、インコを飼いたいな♪と思っている方にぜひ読んでいただきたい、「インコの飼い方」についてのお話をしていこうと思います。
初心者さんでも大丈夫、基本の飼い方を分かりやすく説明していきます
今回は飼育に必要なものです。
必ず必要なもの、あったほうが便利なもの、に分けて解説していきますね。
飼いたいインコの種類が決まっている方は、大体の大きさを調べておくと良いですよ!
※今回、インコ・オウムは区別せず、全て「インコ」で統一させていただきます。
ちなみにヒナからの飼育を考えている方は、こちらを先に見てみてくださいね。
ヒナから飼育すると、最初のお世話が大変ですが、とてもよく慣れますよ!
ヒナの選び方から育て方まで、初心者さん向けに解説していますよ♪
必ず必要なもの
まずは、インコをお迎えする時から必ず準備しておかなくてはならない飼育用品をみていきましょう。
飼育するインコの種類がだいたい決まっているなら、インコをお迎えする前に全てセッティングしておくとスムーズに飼育がスタートできますよ
ケージ(鳥かご)
まずは一番大事なもの、鳥かごです。ここではケージと呼ばせていただきます。
ケージをひとつ購入すると、餌入れ、水入れ、止まり木など、インコの飼育に欠かせないアイテムがセットで付いてきます。
ケージの選び方 ですが、まずはインコのサイズによって大きさを決めます。
例えばセキセイインコや文鳥などの小型のインコなら幅、奥行き、高さがそれぞれ35㎝くらいのもの、大型のインコにもなると、幅、奥行き45㎝、高さ70㎝くらいは必要になってきます。
これらはあくまでも最低サイズです。できる限り広いケージを準備しておくのがおススメですよ。
大きさを選んだあとは、どんな特徴のケージが良いか、選びます。
手乗り用に扉が大きいタイプを選んだり、丈夫なステンレスを選んだり。
飼い主さんの使いやすいケージ、インコの安全が考えられたケージなど、色々ありますよ。
ケージを自分でしっかり選びたい、という方はこちらを参考にしてみてくださいね!
餌
ケージを購入すると必要なものはほとんど揃いますが、あとは餌が必要ですね。
餌は、最初はインコをお迎えした場所で与えていたものと同じものを使います。
餌が急に変わると食べないことがあるのです。
自分で使いたい餌がある場合は少しずつ混ぜながら変えていきます
インコの餌は、2種類あります。
1つ目は、「シード」いろんな種類の種子が入っている餌です。
インコはシードが大好きですが、栄養バランスをとるのがやや難しい餌です。サプリメントを併用するがおススメです。
2つ目は、「ペレット」見た目は小さなドッグフードのようです。
この餌は総合栄養食で、インコの健康を考えるなら断然こちらの餌がおススメです。ただし、インコにとってはあまりおいしくはないようで、シードで育ったインコにペレットを食べさせるのは難しいです。
ペレットに関してはこちらで詳しく説明しています。興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。
保温器具
インコを飼うならば、必ず持っておきたいアイテムに「保温器具」があります。
ペットショップに行くと、ケージに引っ掛けるタイプのヒーターが売っています。
温度を管理してくれるサーモスタットもあれば安心ですね。
どんなインコでも、最初の冬は必ずヒーターを使用し、2年目からはインコの様子を見ながらケージ内の温度を調整してあげましょう。
また、調子が悪いかな?と思ったら夏でもヒーターを使うことがありますので、いつでも使えるように準備しておきましょう。
ふっくら膨らんでいる時はインコが寒がっています。人が寒さを感じてからではなく、インコを見て判断するようにしましょう。
ヒーターに関してはこちらでまとめていますので、ぜひ見てみてくださいね。
あると便利なもの
さて、ここからは、「必ず必要なわけではないけど、あったほうが絶対いいよ!」という飼育用品の説明です。
インコの性質、飼育環境によっては必要になるものや、インコの健康を維持するために必要なものです。
インコを大事に飼っている方は結局全て揃えることになる場合が多いので、インコ飼育には必需品といえるのかもしれません。
インコを飼育する上ではかなり便利なものばかりなので、「必ず要るもの」と一緒に最初に全て揃えてしまってもいいですよ!
菜差し
インコは野菜も食べます。
特にアクの無い青菜は大好きですし、栄養も補給できます。
青菜はケージにそのまま入れておくとすぐにしおれてしまったり、落ちて食べにくくなるので、「菜差し」に入れておくと固定ができて便利です。
また、青菜の固定には、菜差し以外にも「クリップ」タイプもあります。
ただし、こういったアイテムは、中型インコ以上のサイズのインに使うといたずらされて外されたりオモチャにされてしまうため、小型インコを飼う方におススメですよ。
止まり木
止まり木はケージを買うと一緒にまっすぐな棒でできたものが2本程度ついてきますが、インコの飼育におススメなのは、まっすぐできれいな形の止まり木よりも、凹凸があるタイプの止まり木です。
まっすぐな棒の止まり木は洗いやすく使いやすいですが、凹凸があったほうが足裏への刺激になるので、1本入れておくのがおススメですよ。
止まり木は自然の木を利用したものや、カラフルなものなど、色々ありますよ
こちらで詳しく説明しているので見てみてくださいね。
おもちゃ
インコはおもちゃで遊ぶことが好きです。
飼い主さんが留守にする時間が長い場合は、ケージの中におもちゃを入れてあげると退屈しのぎになり、さみしさを感じにくくなるのでぜひ一ついれてあげてほしいです。
おもちゃには種類がたくさんあります。
自然の素材でできた安心おもちゃ、カラフルで好奇心を刺激する楽しいおもちゃなどがあります。
2~3個持っておいて、飽きないように日替わりでケージの中にいれてあげるのもよいでしょう。
爪切り
インコは爪切りが必要なペットです。
伸ばしっぱなしにすると、ケージやおもちゃ、カーテンなどに引っかかってケガをしやすくなってしまいます。
近くに鳥に詳しい動物病院があれば、健康診断ついでに爪切りもお願いするという手もありますが、そうでない場合は自宅で飼い主さんが切ってあげる必要があるので、用意するようにしましょう。
爪切りは、まずは体を触る練習から始めます。うまくおやつを使って、爪切りを楽しいものだと思わせれば安全に爪切りをすることができるようになりますよ
爪切りに関してはこちらで詳しくまとめていますよ!
キャリーケース
キャリーケースは「もしもの時」に備えてぜひ用意しておいてほしいものです。
急に体調を崩して病院に連れて行く時や、緊急時の避難に使うのです。
毎日使うわけではないですが、必要な時は急にくるもの。
慌てないように何もない時に買っておくのがおススメですよ。
キャリーケースをじっくり選びたい方はこちらを参考にしてくださいね。
おやつ
インコにとってのおやつとは、野菜や果物、ナッツ類です。
本来は生のままで与えるのが一番なのですが、動物病院に連れて行く時など、出先でサッと与えたい時などは市販のインコ用おやつが便利です。
おやつは着色料や添加物の極力少ないものがおススメですよ。
温度計
ケージの中には温度計があると便利です。
特に春や秋は温度変化に気づきにくいので、マメにチェックするようにしましょう。
ケージの中に入れておくとおもちゃにして遊んでしまう場合は、ケージの近くに温度計を置きましょう。
ケージカバー(夜用)
インコは自然界では日の登っている時間に活動する生き物なので、飼育下でも昼と夜の区別はつけてあげるようにしましょう。
夜用のカバーは「おやすみカバー」とも呼ばれ、光を完全に遮断できるような生地が使われています。
ケージに合ったサイズを選び、夜間のみ使います。
リビングなどにケージを置いていると、どうしても明るい時間が長くなってしまいますが、遅くとも夜の8時にはカバーをかけて、光を遮断するようにしてあげたいものです。
明るい時間が多いと発情しやすくなったり、餌を食べている時間が長くなって肥満につながりやすくなります。
もし飼い主さんの帰宅が遅めで夜にしか相手ができない場合は、朝長めにカバーをかけておき、インコにしっかり「夜の時間」をつくってあげるようにしましょう。
ケージカバー(昼用)
先ほどの夜用のカバーのほかに、昼用のケージ用のカバーもあります。
こちらもケージのサイズに合うものを選びましょう。
部屋への脂粉や羽の飛び散り、保温、防音の効果がありますよ
昼用のカバーには、透明なビニールカバーのものとアクリル製のものがありますが、それぞれメリット、デメリットがあります。
★ビニール製
メリット 安くて手に入れやすい。ヒーターのが当たるところだけカットしたりと自由度が高い。
デメリット 破れや汚れにより、定期的に交換が必要。また、防音、保温効果は弱め。
★アクリル製
メリット 丈夫で長持ち。ケージを中に入れるだけなので、楽で手入れもしやすい。防音、保温効果が高い。
デメリット 既製品もオーダーメイドも、とにかく値段が高い。
どちらを使うかは飼い主さんの自由ですが、小型の鳥ならビニールカバー、中型~大型鳥ならアクリルケースがおススメですよ
ナスカンもしくは鍵
インコは賢くて器用です。
ケージを開けられないように、ナスカンか鍵をかけておくのが安心です。
特に中型~大型インコはケージから餌入れや水入れを外してしまったり、そこから脱走することもあります。
一度でも脱走されそうになったら、しっかり対策をとるようにしておきましょう
体重計
インコは体調の変化をギリギリまで隠します。
体調の変化に気づきやすくするために毎日体重を量ってあげるとよいでしょう。
体重計で毎日体重測定をしておけば、痩せてきた、とか太ってきた、という体の変化に早く気づくことができます。
特に痩せてきた場合は要注意、餌を食べていると思ったら食べていなかった、なんてこともあります。
小型~中型インコまでは、キッチンスケールで量ることができます。
0.1g単位で量れるものを用意しましょう。
必要なものはこれくらいです。
インコは比較的飼育用品にお金がかからないほうなので、揃えられるものはできるだけ揃えておくのがおススメですよ。
ちなみにこちらの記事では、インコの飼育に使ってほしくない飼育用品を紹介しています。
気になる方は一度読んでみてくださいね!
まとめ
今回はインコの飼育に必要なものを紹介させていただきました。
初めて飼う時は何が要るのか要らないのか分からないものです。
迷ってしまったら、「必ず必要なもの」だけ用意しておいて、あとはインコの飼育をしながら揃えていきましょう。
インコはケージ、餌があれば飼育を始めることができます。夏以外ならヒーターも忘れずに!
自分で飼育を始めると、色々使ってみたくなるものです。
飼育用品選びも、ぜひ楽しんでみてくださいね♪
なお、続きの記事は⇩こちらになります。インコのお迎えについて、そして毎日のお世話について説明させていただいております♪
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