こんにちは!セネきちです。
今回のテーマは「文鳥」です!
健康な文鳥の選び方から、普段のお世話まで、説明させていただきます。
まだ必要なものを揃えていないよ、という方はこちらを参考にしてくださいね↓
文鳥の選び方
まずは大事なパートナーとなる文鳥の選び方をみていきましょう
お迎え先はペットショップか、個人で譲渡している人から譲り受ける方法があります。
今回はペットショップでお迎えする場合の選び方を説明させていただきます。
ペットショップで売っている文鳥には3タイプあります。
どの文鳥でもすぐに手乗りにできるわけではありません。
どれくらい手間をかけられるか、自分にあったコを選びましょう。
手乗りにするためのヒナ
こちらは、生後2~3週間くらいの、羽の生えそろっていないヒナです。
1日何度かヒナ用の餌を人の手で与えなくてはなりませんが、手乗りにしたい方におススメです!
性別の判別はできないので、健康状態とカラーで選びますが、文鳥は珍しいカラーになればなるほど育て上げるのが難しいので、初めて飼う方は白文鳥、桜文鳥から選びましょう。
目や脚の指が欠けていないか、元気に鳴いているか、同じケースに体調の悪そうなコはいないかの確認をして購入しましょう。
ヒナの飼育用具とさし餌の与え方はこちらを参考にしてくださいね。
ヒナあがりの若鳥
ヒナのうちに売れずに挿し餌が終わり、大人と同じ飼い方ができるようになった状態です。
よく見るとクチバシ、羽の色などが成鳥とは違うことが分かります。
性別もまだ分かりませんが、生後4~5か月経っていると、オスは「ぐぜり」と呼ばれるさえずりの練習をするようになるので、それで見分けがついている場合もあります。
ショップ店員が毎日相手をしているコであれば、まだ十分手乗りにできますが、ケージに近づくだけで逃げるようなコはヒナの挿し餌が終わってから相手をしてもらっていない可能性があるので、慣らすまで時間がかかります。
こちらは手乗り文鳥が欲しいけど、ヒナのお世話ができない方向けです。
下痢や目の汚れのない、体つきのしっかりしたコを選びましょう。
必要な飼育用品はこちらを参考にしてくださいね。
鑑賞用、繁殖用の文鳥
こちらは全く人慣れしていない文鳥で、鑑賞用、繁殖用の、性別がはっきり判明している文鳥です。
繁殖させる際は人に慣れていないほうが上手くいきやすいので、慣れていない文鳥も需要があります。
手乗りにするにはかなり時間がかかりますので、慣れさせたい方には向きません。
目や体が綺麗なコを選びましょう。
繁殖用に選ぶ場合は誕生日も確認しておきましょう。
ショップの店員さんに確認しておくこと
気に入ったコを見つけたら、すぐに持って帰るのではなく、店員さんに必ず確認しておくことがあります。
・今食べている餌は何か?
・(ヒナの場合)最後に餌を与えたのはいつか?
いきなり自分で餌を選んで買ってきても食べない場合があるので必ず商品名を確認しておきましょう!
家にお迎えしてからやること
まず、ペットショップから持って帰る際は寄り道せずに帰りましょう。
車で帰る場合は、あらかじめ車の空調を調節しておきましょう。
選んだ文鳥は小さな箱に入れられていると思いますが、家に持って帰ったら、ヒナの場合はすぐにケースに入れ、成鳥と同じ飼い方のできる文鳥なら箱を自分で開けられる状態にしてケージの中に入れておきましょう。
無理やり箱から出すと驚いてしまいます。
そして、どんな状態の文鳥でもお迎えした当日から一緒に遊ぶのはやめましょう。
初めての場所、人、音に慣れるまで餌と水だけセッティングして、そっとしておいてあげましょう。
無理に触れ合おうとすると、驚いて部屋で逃げてしまったり、大きなストレスになってしまい、人のことが苦手になってしまいます。
⇩お迎えに関しては、こちらでより詳しく説明させていただいております。準備をしっかりやってからお迎えしたい方は必見です!
普段のお世話のやり方
文鳥のお世話は難しくありません。
朝、カーテンを開ける、おやすみカバーを外すなどして光を入れてやり、水と餌を交換し、底トレイを綺麗にします。
時間がある時はケージを熱湯消毒したり、天日干ししたりして、ダニなどの害虫が付かないようにしてあげましょう。
餌以外のものもあげてみましょう
文鳥は小松菜や青梗菜などの青菜が大好きです。
アクの無い青菜を選び、菜指しやクリップで止めてケージに置いてやりましょう。
青菜は体温を下げるので、与えるのは日中にし、しなびていたら取り除いてください。
手乗りの文鳥は毎日遊んであげましょう
文鳥は小さな鳥ですが飼い主に大変よく慣れます。
毎日少しでも良いのでケージから出して遊ぶ時間をつくってあげてください。
ふれあいながら、体におかしい所がないかもチェックすることができます。
オモチャで一緒に遊ぶ、水浴びをさせる、指に乗せて話しかけるなどしてやるととても喜びます。
文鳥はおしゃべりは期待できませんが、好きな相手に対して美しいさえずりでアピールしてくれます。大好きな飼い主のために歌ってくれることもありますよ。
爪や羽のメンテナンスをしましょう
止まり木に止まって、爪が重なってしまうようであれば伸びすぎです。
放っておけば半円状になり、ケージやオモチャ、飼い主の服にひっかかりやすくなり大変危険です。
自分で切ることもできますが、不安であれば動物病院でカットしてもらいましょう。
自分でやってみたい!という方はこちらを参考にしてくださいね。
羽に関しては賛否両論あります。
メリット、デメリットを飼い主さん自身が把握して行いましょう。
詳しくはこちらをどうぞ。
毎日体調チェックしましょう
鳥というのは限界まで病気を隠します。
弱い立場の動物は野生だと病気の個体から狙われますので、本能的に隠してしまうのです。
飼い主が毎日しっかり観察して、病気やケガを悪化させないようにしてあげましょう。
毎日見てほしいのは主にこのようなポイントです。
・羽を膨らませていないか?
寒かったり、体調が悪いと羽を膨らませてじっとしています。
まずは保温ができているか確認し、温度が原因でなさそうなら病気を疑ってください。
・目はきれいか?
毎日見ていないと分かりませんが病気の鳥は明らかに目に元気がなくなります。
目に見えない部分の疾患が隠れている可能性が高いです。
・顔は汚れていないか?
病気で吐いている場合、首を振るようにして吐くため、顔が汚れます。
元気もなくなっていることが多いです。
・お尻はきれいか?
生き物の基本の健康チェックです。フン切り網を底トレイに敷いている場合はフンの状態を確認するのも良いでしょう。
水分を摂りすぎた時、卵を産む前など、健康なのにフンがいつもと違うこともありますが、黒いフンをしていたり、元気がなかったりしたらすぐに保温して病院に連れていきましょう。
その他、「いつもと何か違う・・・」と感じるようなことがあれば、放っておかないようにしましょう。
飼い主がおかしいと感じたならば、何かしらかの異常があることが多いです。
まとめ
文鳥のお世話について、おおまかに説明させていただきましたが、それほど難しかったり時間がかかるものはないことがお分かりいただけたかと思います。
文鳥に一番時間をかけてほしいのは、手乗りならば、触れ合う時間です。
毎日遊んであげることが文鳥にとって、楽しくて幸せな時間であり、それがストレスをためない生活に繋がりますよ!
文鳥の魅力についてはこちらで語っております♡
お世話をしていると、どんどんハマっていきますよ・・・!
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