みなさんこんにちは!セネきちです。

今回は、ハムスターの飼育を考えている方にぜひ読んでいただきたい内容です
小さくてかわいい、ハムスター。
初めてのペットにしたいな!
簡単に飼えるのかな?!
子供が欲しがるから、飼いたい!
まっすぐペットショップに行きたい気持ちがあるかもしれませんがその前に!
ハムスターが気になっているあなたのために・・・飼う前に知っておいてほしいことを5つにまとめました。
①最初から、意外とお金がかかります。
ハムスターというのは哺乳類の中では最安値で購入することができます。
正直、小学生のお小遣いでも買えます。
でも実際のところ、どうかというと、ハムスターは数百円でも、飼育に必要なものを揃えると、10,000円くらいかかります。
値段の安い生き物だからこそ、だと思うのですが、ハムスターを買いに来た時に、飼育用品にお金をかけることに抵抗のある方が多いです。
更に、一度飼育用品を購入して終わり、ではありません。
床材や餌などの消耗品に月1,000円くらい、夏や冬は室温調節のためにペット用ヒーターを付けたり、人間用のエアコンも付けてやる必要があります。
病気になれば、動物病院に連れて行かなくてはなりません。
ペットは診察にかかる費用が全額自己負担です。

子供に、とハムスターをお迎えすることも多いハムスターですが、子供の小遣いだけで飼い続けることはできないのです。
ハムスターにまつわるお金の話はこちらで詳しく説明させていただいておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
②決して静かではありません。
アパートでペット禁止だけどハムスターならいいのでは・・・?
小さいし、静かじゃないかな?
バレないよね。
そんな理由でお迎えする方は要注意です。
確かに、ペット禁止の場所でハムスターを飼っていても、そうそう人にばれるものではないでしょう。
しかし・・・ハムスターが静かだと思ったら大間違いです。
ハムスターは夜行性。昼はペットショップで見ても寝てるかのんびりしているか、です。
それが夕方頃になり、夜になると、大運動会状態になるんです。
ガサガサ床材を掘り、猛烈に回し車を回し、餌をポリポリ・・・
特にアパートの場合は、置き場所に困って寝室にケージを置くケースもあるのですが、気になって寝られたものではありません。

静かだから、という理由でのお迎えはやめておいたほうが良いペットです
③慣れないかもしれません。
ハムスターは小さいのに、よく慣れる動物です。
今は、SNSなどで、手の上で寝るハムスターや、呼ぶと寄ってくるハムスターなど見る機会も多いですね。
しかし、ハムスターに限らずですが、慣れるかどうかは、個体差がありますし、飼い主さんの扱い方にもよります。
よく慣れる種類のハムスターなのに、すぐ逃げる、慣れにくいはずの種類なのに、ベタ慣れになった!
こういったことはよくあります。

飼ってみないと分からない、それが面白さでもあります。
もし慣れなくても、ハムスターはかわいいものです。
お迎えするときは、どんなコでもかわいがってあげられるかどうかも考えてみましょう。
④噛むこともあります
先ほどの話とちょっとかぶりますが、ハムスターが慣れる、慣れない、以外にも知っておいてほしい点があります。
それは「噛むこともある」ということです。
ネットや本を見ると、よく書いてありますね。
ハムスターは安全!子供向けペットにおススメ!なんて。
小さくて安全そうなイメージがあるのでハムスターは子供用にとお迎えする方が多いのですが、ハムスターだって生きています。

怖ければ噛むことはあるし、怖くなくても噛むことはあります。
餌に匂いがついていた、とかたまたまイライラしていた、とかで慣れていても噛まれることはあります。
悪気無く噛んでしまうこともあります。
しかも噛まれると、「甘噛み」でもかなり痛いです。
子供ならびっくりしてハムスターを放ってしまうこともあります。
そして、ほかのペットと違って、噛むのをしつけでどうにかすることはできません。
飼育する時には噛まれることもあるかもね、くらいの気持ちでいてくださいね。
⑤1匹だけで飼いましょう。
ハムスターをペットショップに見に行くと、複数でだんごのようになって集まって寝ていて、なんともかわいいものです。
このまま全部連れて帰りたい。
男の子と女の子で飼いたいな!
二匹でいるからお友達かな?一緒にお迎えしたい!
そんな考えが頭をよぎりますね。
でも、そんな考えは大変危険!なのが、ハムスターなんです。
セネきち自身、何にも知らない子供の頃は、なんとなくペットはオスとメスで飼う、みたいな理想をもっていました。
たくさんでいればさみしくないし、と思っていました。
中には、ペットに子供を産ませたい、と思う方も多いでしょう。

でも、悪いことはいいません、やめておきましょう。
ハムスターは一部を除き、単独飼育が鉄則です。
・オスメスで入れるとネズミ算式にどんどん増える。
・縄張り意識が強いため、ほかの個体がいることはストレスになる。
・平気で共食いする・・・
もし繁殖目的でオスメス飼育する場合でも、相性の確認が必要です。
そして産まれた子供も、遅くとも生後1か月くらいで個別に飼わないと、兄弟どうしでの繁殖や、縄張り争いでの激しい喧嘩へとつながります。
稀に、同性でも相性が良くて一緒に飼育できる場合はありますが、二匹同じケージで飼育すると、餌の分配や、病気の感染などの面からデメリットのほうが多くなります。
まずは1匹で飼育する。このことはハムスターにとっても飼い主にとっても間違いなく、最善の選択となります。
まとめ
ハムスターをお迎えする前に知っておいてほしいこと、たくさんありますが、5つにまとめてみました。

楽しいハムスター飼育に夢を抱いている方にはちょっと厳しい内容だったかもしれません。
しかし、ハムスターというのは悲しいことですが、飼いきれなくなって飼育放棄する、増えすぎてしまい、ハムスター家族まるごと捨ててしまう、お金をかけずに飼おうとする人があとを絶たないのです。
生き物がゆえに、思い通りにならないことが多いのも事実です。
最後まで責任もって飼うこと、これはどの生き物でも共通のお約束です。
楽しいハムスターライフのためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
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