みなさん、こんにちは!セネきちです!

今回は、ハムスターについて、最初に多く聞かれる質問にお答えしていこうとおもいますよ!

ringo_monakaさんによる写真ACからの写真
小さなネズミの仲間、ハムスター。
ペットとして、小さな子供から大人まで、老若男女に愛される動物です。
そんなかわいいハムスター。
ペットショップではこのような質問をよく受けます。

ハムスターを飼うためにはいくらくらいかかりますか??
ハムスターって、生き物としての価格は数百円から手に入れることができます。
そのため、子供のお小遣いで買えちゃうのかな??と思ってペットショップを訪れる方も多いです。

でも現実はそんなに甘くはない!飼育するのには道具がいるんだからね!
そう、ハムスターを飼うためには、必要なものが色々とあるのです・・・。

今回は、ハムスターの飼育に関して「お金」に注目して一緒に見ていこうと思います!
・ハムスターの飼育用品を全部買うといくらくらいかかるんだろう?
・餌代って高いのかな?
・できるだけ安く揃えるコツってあるのかな??
こんな疑問を持っている方に、ぜひ読んでいただきたい内容です♪
ハムスターを飼うのに必要な費用とは?
まずは、
ハムスターを飼うのにいくらかかるの?
この質問の答えだけなんとなく知りたい!という方のために結論から言いますと、
となります。

それでは、今からそれぞれ詳しく説明させていただきますね。
必要な飼育用品の価格をひとつずつ見ていきたい方や慎重にハムスターのお迎えをしたい方はぜひここから先も見ていってくださいね!
ハムスターの値段
まずは何はともかくハムスター選びです。
ハムスターは種類、カラー、月齢によって値段が異なります。
同じ種類のハムスターでも、珍しいカラーであればあるほど、月齢が若ければ若いほど値段が高いです。

手に入りやすい、ジャンガリアンハムスター、ゴールデンハムスター、ロボロフスキーハムスターと、手に入りにくいけど魅力的、その他のハムスターを紹介します。
ジャンガリアンハムスター
ハムスターの中では人気ナンバーワンのハムスターです。
子供の片手に乗るくらいのサイズで、大きすぎず、小さすぎず。
丁寧に飼育してあげれば、よく慣れます。
どのハムスターにしようか迷ったら、このジャンガリアンハムスターがおススメですよ。
カラーとしてはグレー、ブルーサファイア、パールホワイト、イエロープティングの4種類あり、同じカラーでも月齢や美しさなどで値段が上下します。
それぞれどんな感じのカラーでいくらくらいなんだろう?詳しいことを知りたい!という方はこちらを参考にしてみてくださいね。
ゴールデンハムスター
ペットとして現在流通しているハムスターの中では最大種です。
大人の両手にぽってりと乗る姿は小さなクマさんのよう。
ケージは大きなものが要りますが、よく慣れます。
そして他にも同じくらいの大きさのキンクマハムスター、クロクマハムスターなどの品種があるのですが、これらは1,500円くらいで手に入れることができます。
詳しくはこちらをどうぞ!
ロボロフスキーハムスター
こちらは最小のハムスターです。
慣れるコもいますが、体が小さく、基本的にとてもすばしっこいので、鑑賞用に向いています。
シンプルなケージに、かわいいハウスを入れて飼育してみてはどうでしょうか?!
価格は手に入りやすい品種で1,500円くらいです。
その他のハムスター
主にペットショップで見かけるハムスターは、ジャンガリアンハムスター、ゴールデンハムスター、ロボロフスキーハムスターですが、他にもこんなハムスターもいますよ。
↓キャンベルハムスター
最初から触れるコは少ないので、経験者向けです。
価格は2,000円~6,000円くらいです。
↓チャイニーズハムスター

浅田鳥獣貿易株式会社様からの画像
なめらかな毛並と、立体行動ができるくらい運動能力の高い、ちょっと他とは違ったハムスターです。
価格は2,000円くらいです。

ハムスターの金額についてはこのような感じです。ハムスター自体にかかる金額だけでもかなり幅があることが分かりますね。
安いハムスターだと1,000円くらい、高いハムスターは10,000円を超えることもありますが、だいたい1,000~2,000円くらい予算があれば、かなり色々な種類から選ぶことができます。
また、安いから悪い、高いからいい、というわけではありませんので、もし価格をできるだけ抑えたい場合はジャンガリアンハムスターのグレーか、ゴールデンハムスターのノーマルを選びましょう。
ハムスターを飼う時の初期費用

次に、一番気になる(であろう)ハムスターを飼うための初期費用についてです。
まず、ハムスター飼育には、これらの道具が必要です。
必ず必要なもの(無いと飼育ができないもの)
→ケージ、床材、ドリンクボトル、餌入れ、餌など
あると便利なもの(無くても飼育はできるけど、掃除がしにくくなったり、ハムスターが快適に過ごせないもの)
→冬用ヒーター(冬や寒冷地では必須)、ハウス、かじり木、回し車、トイレセット、砂浴びセット、キャリーケースなど
それでは、それぞれいくらくらいで手に入るのかをみていきましょう。
飼育用品はピンキリなので、価格の幅も調べてみました。

それぞれ、安く抑えるにはどうすればいいかもアドバイスさせていただきます!
必ず必要なものの費用
初期費用として必ず必要なものです。どれかひとつ欠けても、飼育ができません。
飼育するハムスターの種類が決まっているならば、ハムスターをお迎えする時に、揃えておいて、セッティングまでしておくとよいでしょう。
ケージ
一番大事な、ハムスターの家です。ハムスターのサイズによってケージの大きさが変わりますが、ドワーフ系のハムスター(ジャンガリアン、キャンベル、ロボロフスキー、チャイニーズ)あたりなら50㎝幅くらいのもの、ゴールデンハムスター系なら60㎝幅くらいのものが必要です。
価格としては、安いものなら2,000円くらい、高いものは30,000円くらいするものもあります。
安すぎると小さすぎたり、つくりが雑だったりでとても使いにくいので、5,000円前後のものがどれも大きさ、機能共に使いやすくおススメです。
高いものはサイズが大きかったり、海外製のものが多いですよ。高いものに関しては、お好みで!

広ければ広いほど、のびのびと飼育ができるのです♪
ケージを安く用意したい!という場合は、衣装ケースを使って「自作」するのがおススメです。
ハムスターの飼育ではよく使われるやり方で、さほど難しくありません。
なんと、ホームセンターで衣装ケースを買ってくるだけです。かなり大きなものでも安く手に入ります。
DIYできる方はフタを金網にできるといいですね。
ケージについてはこちらで詳しく説明させていただいておりますので、参考にしてくださいね♪
床材
ケージの底には床材を敷きます。
ハムスターが落ち着くように、そこが見えないくらいの量を敷いてあげましょう。
床材に関しては、少量パックだと安いですが、後々のことを考えると、大きなサイズや圧縮タイプを選んでおいたほうが割安になるのでおススメです。
価格としては200円くらいからあります。
ケージの大きさ、床材の種類、掃除の頻度により消費量は変わりますが、圧縮タイプの200円くらいのもので、掃除2~3回分になります。
大容量パックなら10キロで4,000円くらいのものがありますので、複数飼育している人はそちらを購入すれば、1年くらいは持ちます。
床材で最も安いのは木のチップの圧縮タイプです。
ネットで大容量パックを購入するのも手で、たくさんあればケチらずに掃除に使うことができますよ!
床材についてはこちらで詳しく説明させていただいております!アレルギーがあって床材を変えたい方にも参考にしていただけますよ。
ドリンクボトル
ケージにセットで付いている場合は要りませんが、無ければ購入する必要があります。
ケージの形状によって、付けられるものが限られる場合があるので、ケージを選んでからドリンクボトルを選びましょう。
価格としては350円~800円くらいです。
ドリンクボトルはケージによって選ぶものが変わるので、もし安く済ませたいのであれば、最初からセットになっているものを選べば、買い間違いも防ぐことができ、ついでに探す手間も省けますよ!
餌入れ
こちらもケージにセットで付いてくる場合がありますが、無ければ購入する必要があります。
プラスチック製のものは大きすぎたり、かじられてしまったりするので、陶器ものがおススメです。
価格としては、200円~700円くらいです。
ステンレス製や、固定金具がついているものは高めです。
餌入れは、ハムスター用でなくても構いません。家にココットの器や使っていない小皿があれば代用ができます。
また、100円ショップでも小さな器は探せそうですね。
餌
餌に関しては言わずもがな、ですね。ハムスターの健康を保つために必要です。
もしペットショップで使っているものがあれば、最初は同じ餌を与えたほうがいいので、店員さんに聞いてみましょう。
価格は300円~1200円くらいです。

餌には、種やドライフルーツがミックスされたタイプのものと、見た目がドッグフードのような、ペレットタイプの2種類があります。
↓ミックスタイプ 手に入りやすく、嗜好性が高いのでハムスターが好む餌。でも偏った食べ方をすることが多く、栄養バランスが崩れやすいです。
↓ペレットタイプ 嗜好性が低く、ハムスターに食べさせるまでが難しいですが栄養バランスに優れています。価格はこちらのほうが高めです。
残念ながら、餌に関しては安さを求めるのはオススメできません。割安な大容量パックも売っていますが、傷みやすいです。また、餌はできれば2種類以上混ぜたほうが急に商品が終売になってしまった時に対応しやすいのでおススメです。
あえて餌代を節約する、というなら、おやつを野菜や果物にして、市販のハムスター用おやつを買わないようにすることくらいです。
初期費用としては以上です。
最低限のものを少量サイズで購入した場合でも6,000円くらいかかることが分かりますね。

実際はこれだけでは満足な飼育ができるとはいえないので、後々、今から説明させていただくものも追加していくことになります。
あると便利なものの費用
最初に揃えなくても飼育は可能だけれども、季節によって必要だったり、あったほうがハムスターが快適に過ごせるアイテムを紹介します。
後々揃えることになるものばかりなので、最初に全て揃えてしまっても構いません。
ヒーター
ハムスターは急激な寒さにより、冬眠(仮死状態)になりやすいです。
ペット専用の、年中室温管理された部屋でもない限り、秋~春まではヒーターが必要です。
価格は1,000円~7,000円くらいです。
安いのはハムスター用で、電気代があまりかからない代わりに、パワーが弱くサイズも小さめ、高いのは爬虫類用のもので、サイズもパワーも強めです。自宅の環境によってどのサイズのものを選ぶか決めましょう。
寒冷地でなければ、ですが、ケージを冬だけ水槽タイプにしたり、床材を多く敷いて保温性を高めればヒーターが要らない場合もあります。
でもヒーターはあったほうが圧倒的に便利です。電気代も意外に安いですよ!
ハウス
ハウスはハムスターが隠れる場所です。
無ければ床材を集めて自分で巣を作りますが、飼い主さんが用意したハウスに入ってくつろぐ姿はとてもかわいいものです。
価格は300円~1,000円くらいです。ゴールデンハムスター用などの大きめのサイズのものは価格が高くなります。
ハウスはハムスターが入ることができればわりと何でも使うことができます。
家に小さな空き瓶があれば、代用が可能ですよ。
かじり木
ハムスターは一生歯が伸び続けるので、ケージの中にはかじることのできるものを用意してあげる必要があります。
ケージに固定できるタイプや転がしておくタイプなど、色々ありますよ!
価格は200円~500円くらいです。凝った作りのものは高めです。
かじり木の一番良い節約方法は、ハウスを木製にすることです。場所の節約にもなりますね。掃除は少し面倒になってしまいますが・・・
ちなみに、外で拾った木はなんの木かも分かりにくいですし、何が付いているかもわからないので、使うのはオススメできません。
木製のハウスはこのような感じで、見た目がかわいいのが魅力ですよ。
回し車
ケージを購入すると付いてくる場合もありますが、無ければ付けてあげてほしいアイテムです。
ハムスターはもともと運動量が多い動物なので、飼育下では運動不足で太ってしまいがちです。
回し車を回すと、運動不足が解消できるほか、ストレス軽減効果もあります。
価格は700円~1800円くらいです。サイズが大きくなれば高くなります。
回し車は節約しづらいアイテムです。ハムスターに合わせたサイズで、ケージに設置できるもの、となると限られてきます。安いものを選べば、壊れやすかったり、うるさかったりするので、回し車に関しては妥協しないほうが良いでしょう。
トイレセット
ハムスターはトイレを覚える可能性の高い動物です。
一か所で排泄しているようなら、そこにトイレの砂を入れたトイレ容器を設置し、中に排泄物を少し入れてみてください。もしトイレを覚えてくれれば、掃除が少し楽になりますよ!
価格は500円前後で、中に入れる砂が200~300円くらいです。
実はトイレも節約がしにくいアイテムです。単純に価格の安いものにするか、もしくはトイレを置かずに、毎回の掃除を丁寧にやるか、です。トイレに関しては置かないほうが楽だし、ケージの中も広くなっていい!という方もいるので、設置はお好みで構いません。
砂浴びセット
ハムスターは砂浴びが好きです。
砂浴び用の細かい砂を砂浴び容器に入れておいてやると、中でくるくる回って砂浴びしてくれます。
やらないコもいますが、砂浴びをしてくれれば毛並みもよくなってベタついた感じが減りますよ!
価格は500円前後で、中に入れる砂が200円~300円くらいです。
砂浴びセットに関しては、ケージの中に常設しなくても構いません。
砂浴び容器をハウスにされたり、トイレにされてしまったりするからです。
そして、砂浴びの砂はちゃんとした砂浴び用のものを使ってほしいのですが、容器に関しては、大きめの瓶で代用が可能ですよ!
キャリーケース
ハムスターを病院に連れて行く時や、緊急避難時に活躍するアイテムです。
小さな箱に入れて代用できなくもないですが、かじられてしまう可能性があるので、できれば一つあったほうが便利ですよ。
価格は1,000円~1,500円くらいです。
キャリーケースの代用としてオススメなのが、昆虫などを入れる、プラケースです。安くて軽くて洗いやすいですよ!
ただし、フタが取れやすいので持つときに必ず底の部分を持つことと、移動の時は周りを隠してあげることを注意してあげましょう。
プラケースなら、ハムスター用キャリーの半分くらいの金額で手に入ります♪
飼育用品に関しては以上です。
ハムスターの飼育を快適にするために必要な費用として、最低でも4,500円くらいかかることが分かりますね。

初期に必要なものと一緒に揃えると、ハムスターの飼育用品を準備するには10,000円くらい必要だということです。
1匹1,000円のハムスターをお迎えしても、飼育に必要なものはその何倍もの金額が必要です。
※ゴールデンハムスター系の場合、体が大きくなるので、ドワーフ系のハムスターより大きなサイズの飼育用品が必要なので、必要な費用がもう少し高くなります。

次は、飼育し続けるのにいくらかかるのかをみていきましょう。
生き物を飼う上で、実は一番重要な項目、「ランニングコスト」です。
ハムスターを飼い続けるために必要な費用
一度飼育用品を揃えてしまえば、1か月くらいは飼育ができますが、床材や餌はだんだんと減っていきますね。
ランニングコスト、消耗品。ハムスターが死ぬまでずっと必要なものの金額を紹介していきたいと思います。
※ランニングコストはハムスターの種類、使用している床材や餌の価格、掃除の頻度によって大きく異なりますので、一つの例としてみてください。
飼育しているハムスター ジャンガリアンハムスター
ケージのサイズ 60×45×30
使っている床材 圧縮タイプ
使用している餌 ペレットタイプとミックスタイプ1種類ずつ
掃除の頻度 トイレ掃除は毎日、床材は週に1回
床材代 500円くらい
餌代 300円くらい
トイレの砂代 200円くらい

イメージがわきづらいと思うので、もう少し詳しく説明させていただきますね。
床材や、餌。毎月どれくらい消費する??
まず、ハムスターの床材ですが、トイレを覚えているコなら週に1回程度の交換で大丈夫です。
その際は、全て交換してしまうと臭いが消えて落ち着かなくなるので、元の床材を3分の1くらい残してやるようにしましょう。
床材には圧縮タイプとふわふわタイプがありますが、ふわふわタイプだと1度の掃除で1袋(300~500円くらい)使いきってしまうこともあるので、オススメは圧縮タイプです。
だいたい週に1回の掃除で、最低でもこれくらいの圧縮タイプの床材を1か月に1~2つ使いきります。
もっと頻繁に掃除をしたい!という場合はネットで業務用のものを購入しましょう。
惜しみなく使えますよ!
次にハムスターの餌について、ですが、餌の量は体重の5~10%くらいなので、体重50グラムのジャンガリアンハムスターであれば、3~5グラムくらいということになります。
例えばこちらのおススメペレットのひとつ、ハムスターヘルシープレミアム。
この商品のみを餌にした場合は250グラム入りで400円前後、一袋で2か月くらいもちます。
実際はちょっとしたおやつやお野菜なども与えてほしいので、使う量はもう少し減ります。
ハムスターは体が小さいですから、ペットの中では餌代はかなり安いほう、ということになりますね。
トイレの覚え方は個体差が大きく、全く覚えないコもいれば、かなり完璧に近いコもいます。
おしっこだけはトイレでする、というコも。
トイレを覚えないコに関しては、トイレは置かないほうがよいので、トイレ砂代はゼロですが、ちゃんとトイレを使っている場合は、毎日掃除が必要です。
トイレの砂には、固まるタイプと固まらないタイプがありますが、オススメは固まらないタイプです。
例えば、こちらの商品は固まりません。
口に入ってもくっつかず、お尻に付いて取れない!なんていうこともなく安心です。
この砂を、トイレに1センチ程度、薄く敷いて使います。毎日汚れた部分をスコップですくって砂を足しますが、全部交換でも良いでしょう。
トイレの砂はだいたい一袋200円前後で、毎日交換する場合は1か月に袋くらい使います。
たまに、トイレの砂で砂浴びをして散らかしたりするコもいるので、その場合は使用量が多くなります。
床材代 500円くらい
餌代 300円くらい
トイレの砂代 200円くらい となります。

飼育し続けるのに必要なランニングコストは1,000円くらいということが分かりますね!
なお、ゴールデンハムスター系だと使用する床材も餌も全て量が増えるので、1,500~2,000円くらいはかかると思っておきましょう。
飼育に関わる費用は以上です。

安いと感じましたか?高いと感じましたか?
もし高い、と感じたなら、ハムスターの飼育は一度保留にしたほうが良いかもしれません。
ハムスターの飼育には、まだお金がかかるところがあるんです・・・!
予想外の出費!ハムスターの飼育にはこんな費用も・・・
さて、飼育に必要なものを揃えて、ランニングコストもいくらくらいかなんとなく分かったところで、次は「予想外の出費」についてお話します。

ハムスターを飼育していると、意外に多いのが、この予想外の出費なんです。
予想外ではありますが、非常に重要な出費です。
ハムスター飼育でお金がポーンととんでいくような事案をいくつか紹介しますね。
最初に知っておくことで、急な出費にも驚かなくなりますよ!
予想外の出費①夏の暑さ対策
ペットがいる家庭を悩ませる出費といえば、まずは「夏の光熱費」です。
冬はペット用のヒーターというものが存在しますので、飼い主さんが不在でも、ヒーターだけ付けておけばなんとかなります。
しかし、夏に頼れるのは人間用のエアコンのみ。扇風機では、毛の生えている小動物にとっては猛暑に対応しきれません。
飼い主さんが不在の時もエアコンをかけておくと、当然光熱費は高くなります。
中には保冷材+扇風機を駆使してのりきる方もいますが、毎日かなり手間がかかる上に、やり忘れたらおしまいです。

特にお迎えしたばかりのハムスターが初めて越す夏は必ずといっていいほどエアコンでの室温管理が必要なのです。
金額は家庭の電気契約により異なりますが、3,000~5,000円くらいは上がることを覚悟しておきましょう・・・
予想外の出費②飼育用品の買い替え

m******************mさんによる写真ACからの写真
理由としては・・・
・金網のケージにしたが、かじる癖があるために水槽タイプに買い替えることになった
・子供がお世話をしている時に落として壊れてしまった。
・ハムスターがかじってしまい、使えなくなって新しいものを購入した。(回し車、ハウスなど)
大きな金額ではないものの、ちょこちょこ買い替えているうちに、気づけばハムスターにお金をつかいまくっていた・・・なんてことも。

きちんと買い替えてあげられるのは、ハムスターへの愛のしるしですがお財布には痛いですね
予想外の出費③ケガや病気での通院
最後に・・・
最も重要で、かつ一番お金のかかることを頭にいれておきましょう。
それは「動物病院」にかかった時の費用です。

ハムスターを飼育していると、ケガをしたり、体調がおかしいかな?という事態が発生することがあります。稀なことではなく、わりとよく聞く話です。
動物病院は人間の病院とは違い、全額自己負担です。
初診料だけでも1,500~2,000円、治療、投薬、通院、になれば、数千円~数万円かかることもあります。
そのまま放置すれば、悪化して命に関わりますので、飼育をしている以上は、動物病院に連れて行って、治してやるために最善を尽くさなくてはなりません。
痛い出費ではありますが、ハムスターをお迎えする時には急に動物病院に行くことになってもいいように貯蓄に余裕をもっておきたいものですね。
ハムスターは子供でも飼える?
最後になりますが、ここでよく聞かれる質問にお答えしようと思います。
1月、お年玉シーズンになると、お金を持って、小学生がハムスターを買いにくる、という光景がよく見られるようになります。

初めてのペットにハムスター。親も子も、とてもわくわくしますね。
店員さんも、ほとんどの場合オススメしてくるでしょう。実際、お年玉があれば買えなくもないですから。
でも、ここまで読んでくださった方なら、お分かりですね。
ハムスターのお世話は小学生でも親がついていればできますが、消耗品を買ったり、病院に行くのは子供のお小遣いでは無理です。
毎月それなりのお小遣いをもらい、ハムスターが死ぬまでそのお小遣いを全額飼育のために使う、というのならば話は別ですが、そんなふうにできる小学生は稀です。

もし子供がハムスターを飼いたい、と言ってきた場合は、全部自分でやりなさい、とは言わずに、お世話の面でも金銭的にも、親が必ず関わってあげるようにしてくださいね。そうすれば、子供でも「ハムスターを飼う」ことができますよ。
まとめ^
今回はハムスターを飼うために必要なお金の話をさせていただきました。
まとめてみると・・・
ハムスターの購入金額として1,000~2,000円くらい必要。
ハムスターの飼育用品全て揃えると、最低でも10,000円以上必要。
ランニングコスト(餌代や床材代など)として月に1,000円くらい必要。
万が一病気やケガをして動物病院にかかった場合数千円~必要。
・・・という感じになりました。

もし高いなぁ、どうしよう、と思った方は、今はやめておくのも手です。
飼育を考えている方は、一度こちらも見てみてくださいね。
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