みなさんこんにちは、セネきちです!
今回は、こちら。
たれた耳が可愛い、ロップイヤーラビットの飼い方がテーマです。
ロップイヤーラビットを飼うのに必要なものや、毎日のお世話のやり方などを初心者さんにも分かりやすく解説していきますよ
ロップイヤーってどんなウサギ??という方は、先にこちらの記事を読んでみてくださいね!
それではまずは、必要な飼育用品からみていきましょう!
ロップイヤーラビットの飼育に必要なもの
ロップイヤーラビットは体が大きくなるコが多いので、飼育用品はサイズの大きなものが必要です。
特にケージは1日の大半を過ごす大事な場所なので、一番大きいものを用意するくらいのつもりでいましょう。
その他の飼育用品に関しては、ベビーのうちは小さめのものでも構いませんが、生後半年も経つ頃には買い替えが必要になることもあります。
それでは、まずは「飼育に必ず必要なもの」から説明させていただきますね!
ケージ
ケージは一番重要なアイテムです。
ロップイヤーラビットには80サイズ以上のものを用意しましょう。ベビーには大きすぎるように見えますが、中にトイレやハウス、餌入れなどを入れると意外と狭くなりますし、数か月で大人サイズまで成長するため、最初から大きめのケージにしておくことがおススメです。
多少高くても丈夫なケージを選んでおくと長く使うことができますよ!
ドリンクボトル
ウサギはドリンクボトルから水を飲みます。ケージにしっかり固定できて、部品を全て洗うことのできるものがおススメです。
ロップイヤーは水をよく飲みますが、べビーのうちは小さめのほうが飲みやすいので、大きくなったら買い替えると良いでしょう。
最近はカートリッジ付きのものや、お皿タイプのものなど色々販売されていますので、詳しくはこちら↓の記事を読んでみてくださいね。
牧草入れ
ウサギの主食はチモシー牧草です。このような牧草入れに牧草を詰めておき、いつでも食べられるようにしておきます。
牧草入れは素材や形、取り付け方が様々です。ウサギ自身の食べやすさや飼い主さんの補充のしやすさで選びましょう。
餌入れ
ロップイヤーラビットは食欲旺盛ですが、だからといって餌入れを大きくする必要はありません。
お皿タイプのもので、ケージにしっかり固定できるタイプがおススメです。
トイレ
ウサギはトイレを1か所でする性質があります。
トイレはウサギの大きさに合わせて選ぶので、ロップイヤーラビットの場合は大きくて背面もしっかりガードされているものがおススメです。
ベビーでお迎えする場合は、トイレが高すぎると乗りにくいので、最初は小さいものでも構いません。
トイレ砂(もしくはトイレ用シーツ)
トイレの中にはトイレの砂か、トイレシーツを敷きます。
選ぶトイレによって中に入れるものが変わるので、注意しましょう。
シーツ
ケージの底トレイにはシーツを敷きます。全面カバーできるタイプは少ないため、2枚並べて敷いて、汚れたほうを交換するとよいでしょう。
トイレを完全に覚えてしまえば頻繁に交換することはなくなります。
餌(牧草とペレット)
ウサギの主食は牧草で、副食がペレットです。
大人のサイズになるまでは両方とも食べ放題にしますが、それ以降はペレットのみ量を制限します。
餌に関しては、お迎えするペットショップで使っていたものを聞いて、最初だけでも同じものを与えるようにしましょう。
急に餌が変わるとウサギが食べなくなってしまうことがあるためです。
餌に関してはこちらで詳しく説明させていただいております♪
ハウス
ベビーでお迎えする場合はぜひ入れてあげてほしいのがハウスです。(というかロップイヤーラビットは大人サイズになってもすっぽり入るようなサイズのハウスがほとんどありません・・・)
ワラでできたかまくらタイプ、木製の丈夫なタイプなどがありますが、おススメなのは底の無いタイプです。
ベビーの頃はトイレを覚えていないことが多いので、底の無いタイプなら汚れがつきにくく、清潔に使い続けることができます。
必ず必要なものは以上です。
餌以外はウサギをお迎えする前に準備してセッティングまで終わらせておくと良いですよ!
ウサギを飼うのには、他にも必要な飼育用品があります。
無くてもどうにかできるけど、あったほうが断然便利で、ウサギとの暮らしを充実させることができるものばかりです。
ウサギの飼育を始めてから必要に応じて揃えていきましょう。
なお、これらの飼育用品については、こちら↓で全て詳しく説明させていただいております!
飼育用品にはいくらくらいかかるのかな?
安く済ませる方法はあるのかな?という方はこちら↓をどうぞ。
ロップイヤーの飼育用品を選ぶコツは、とりあえず大きめを選んでおくこと!です。
さて、飼育用品が分かってきたところで、次は飼い方ですね。
ウサギをお迎えしたところからみていきましょう。
どこでどんなコをお迎えすればいいのか分からないよという方はこちら↓で選び方のポイントを紹介させていただいておりますので参考にしてみてくださいね♪
ドキドキ・・・!ロップイヤーラビットのお迎え
まず、お気に入りのコを見つけたら、寄り道せずに家に帰りましょう。
家に着いたらすぐケージに入れられるように全てセッティングしておくのがおススメですが、ロップイヤーラビットと一緒に飼育用品も買ったのであれば、準備が終わるまで箱の中で待っていてもらいましょう。
いきなり部屋に放したり、抱っこしてはいけません。ロップイヤーラビットは比較的環境に慣れるのが早いほうですが、それで全く知らない場所に出すのはストレスになります。
無事ケージの中に入れることができたら、餌や水を入れて、落ち着かせてあげます。
お迎えしたコは、今から新しい場所や飼い主さん、そして嗅いだことのない臭いや音に徐々に慣れていかねばなりません。
可愛いからといって、ケージから出して遊ぶのは1週間は我慢しましょう。
最初の1週間が超重要!
ロップイヤーラビットに限らず、ですが、お迎えしてからの最初の1週間は、非常に重要です!
特にベビーでお迎えした場合は、生死を分けるといっても過言ではありません。
これらのことに気を付けて、しっかり見守ってあげましょう。
・触らない、ケージから出さない!
・掃除は最低限でOK!
・餌と水の減り具合はよく確認!
・下痢をしていないかはこまめにチェック!
1週間が過ぎてくれば、とりあえず一安心です。
ロップイヤーラビットは食欲旺盛で、懐っこいコが多いので、この頃には人=餌をもらえる!と理解して、寄ってきてくれるようになっていることが多いですよ
あとはなでなでや、手からおやつを与えることを繰り返して、少しずつ仲良くなっていきましょう。
抱っこは嫌がることが多いので、まずは体を触るところから慣らしていきましょう。
抱っこまでできるようになれば、健康チェックや移動、爪切りが断然やりやすくなりますよ。
ロップイヤーラビットのお世話
続いて、ロップイヤーラビットのお世話についてみていきたいと思います。
毎日やること、時々やることに分けて説明させていただきますね。
毎日やること
まずは毎日やることを説明させていただきますね。
毎日やることはいたって単純です。
・餌をあげる
餌はチモシー牧草とペレットです。ベビーの頃は成長期用のものか全年齢適応のものを選び、食べ放題にしましょう。
成長が止まったあたりで、ペレットのみ、量を決めるようにしましょう。(体重の3%くらい)
ロップイヤーラビットは食欲旺盛なので、1日ぶんを一気に与えるのではなく、朝夕の2回に分けるのがおススメです。
チモシー牧草はいつでも食べられるように、無くなったら足します。
日中飼い主さんが家にいない場合は、牧草入れを2つ用意するか、落ちてしまった牧草も食べられるように、牧草入れの下に木製の箱などで受け皿をつくっておきましょう。
・水をあげる
水の交換も、1日2回は必要です。
水を入れる前にスポンジなどで洗っておくとぬめりがつかず、清潔な状態を保つことができます。
水の減り具合のチェックも忘れずに!
・トイレの掃除
トイレを覚えてくれたら、毎日トイレ掃除をします。完璧に覚えているコだと、すぐにトイレがいっぱいになるので、こちらも1日2回が理想です。
ロップイヤーラビットは体が大きく、よく食べるので、トイレ掃除は結構大変です!
・底トレイの掃除
トイレを完璧に覚えているコは毎日やらなくても大丈夫ですが、覚えていないコは毎日掃除してあげることが大切です。
おしっこだけトイレが完璧で、ウンチはポロポロ・・・というコもいますよ。
・ウサギとスキンシップ
飼い主さんによく慣れているコは毎日のスキンシップが大切です。
スキンシップはお互いの関係を深めること以外にも、体に異常がないかチェックするという役目もあります。
いつもはぴょん!と出てくるのに、今日は出てこない・・・?など些細なことでも体調の異常を発見するきっかけになるのです。
時々やること
毎日やることの他に、ぜひやってほしいことがあります。
これは飼い主さん自身が頻度を決めて、定期的に行いましょう。
・ケージの丸洗い
ウサギのケージはキレイに見えても、隅のほうが毛が絡んでホコリがたまっていたり、おしっこが付いて取れにくくなっている場合があります。
天気の良い日に丸洗いして、天日干しをしましょう。
洗う時には、割れている所がないか、金網が外れていないかもチェックしましょう。
・トイレの尿石取り
ウサギのオシッコはなかなかの曲者です。付着したものを放っておくと、茶色く固まり、こすっただけでは落ちなくなってしまいます。
既に付いてしまった尿石はペット用の尿石取りスプレーなどで落とし、あとはこまめに洗うようにすればトイレを長く清潔に使うことができます。
・爪切り、ブラッシング、耳掃除
爪の伸び具合や毛の生え替わり方は飼育しているコによって異なりますが、定期的にチェックして、飼い主さんがカットしたり、ブラッシングをしてあげる必要があります。
爪が伸びすぎればケージやカーペットなどに引っかかりやすくなりますし、毛をそのままにしておくと体の中にたまっていって、毛球症の原因になってしまいます。
耳掃除はロップイヤーラビット特有のものです。耳の内側が蒸れて汚れがたまりやすいので、時々裏返して見るようにしましょう。
家でするのが怖い、という場合は、動物病院でやってもらいましょう。
・キャリーケースに入る練習
キャリーケースって普段は使いません。
でも使わなくてはならない時というのは、だいたい緊急性があります。体調を崩した、地震や水害で避難することになった、など。
そんな時、慣れていないキャリーケースに押し込められると、ウサギに多大なストレスがかかることになります。
「何もない時」にキャリーケースに入る練習をしておくのがおススメですよ!
・動物病院での健康診断
ウサギはとても病気を隠すのが上手い動物です。
症状が出てからでは遅いので、定期的に動物病院に健康診断に行っておくと安心ですよ。
キャリーでの移動、動物病院の雰囲気に慣れておくことで、本当に体調が悪くなった時に余計なストレスを抱えないで済みます。
ただし、動物病院選びは慎重に!ウサギを「見ることができる」のではなく、「診ることができる」ところを選びましょう。
まとめ
今回は、たれ耳ウサギ、ロップイヤーラビットの飼い方についてお話させていただきました。
簡単にまとめてあるので、詳しく知りたいな、という方は記事内の関連リンクから目的の記事にとんでくださいね。
ロップイヤーラビットは体は大きめですが、人懐っこくてムクムクでとても可愛い存在です。
ウサギ好きにはたまらない毎日をくれますよ♡
ロップイヤーラビットが気になるけど、ウサギについてもっと知りたいな、という“良い飼い主さん”予備軍の方々はこちらの記事もおススメですよ♪
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