こんにちは!セネきちです。
今ここを読んでいただいている方はウサギ好きさんなのでしょう!
今回もウサギについて語っていきたいと思いますよ!
テーマはずばり「ウサギのかたち」について
ウサギというのは実は、他のエキゾチックアニマルとは少し違い、同じウサギでも体格がカラーなどがかなり異なる動物なのです。
体格でいえば体重1キロ未満の個体もいれば、10キロを超えるような個体もいます。
耳の形も品種によって違いますね。立っていたり、垂れていたり。
今回はそんなウサギの「かたち」について簡単に解説していきますね
ウサギの「かたち」は5種類ある!
まずは体全体のお話です。体格、体型ですね。
ウサギはどれも同じような体型に見えるかもしれませんが、実は5つのグループに分けることができるんです。
ひとつひとつ見ていきましょう!
①コンパクトタイプ
コンパクトタイプは、私たちが最もよく目にするタイプのウサギです。
ペットとして広く飼育されているウサギの多くはこのタイプになります。
体型の特徴としては、その名のとおり、コンパクトであること。体重は軽く、ネザーランドドワーフであれば1kg未満であることも。
ネザーランドドワーフ ホーランドロップ ミニロップ ジャージーウーリー ライオンヘッド など
②コマーシャルタイプ
中~大型種に多いのがこのタイプ。
ペットとして飼育されている品種もいますが、90㎝サイズの大きめのケージが必要になります。
体型の特徴ですが、コンパクトタイプを大きくしたような感じで、体長と体高が等しく、がっしりしています。
もともとは食肉用、毛皮用として作られた品種が多いです。
レッキス フレンチロップ フレンチアンゴラ カリフォルニアン など
③セミアーチタイプ
超大型種に多いのがこのタイプ。
ペットショップで見かけることはほとんどありませんが、もし飼うなら部屋を一つ与えるくらいの気合いが必要です。
体型の特徴は、体長の長さ。伏せをした状態がマンドリンという楽器を伏せた形によく似ており、肩からおしりの辺りまでゆるやかなアーチ状になります。
耳がとても大きいのも特徴です。こちらも元は食用として改良された品種です。
フレミッシュジャイアント イングリッシュロップ など
④フルアーチタイプ
こちらも滅多にペットとして出回りませんが、体型やカラーが魅力的でファンの多いウサギです。
飼育するなら、歩いたり跳びはねる姿を楽しめるように広々とした場所を用意したいですね。
体型の特徴は、野ウサギのようなスタイルの良さです。体高が高く、背中のアーチがとても美しいですね。
タン ベルジアンヘア イングリッシュスポット など
⑤シリンドリカルタイプ
このタイプのウサギは、現在1品種のみです。
ヒマラヤンというウサギなのですが、最も古い品種と言われています。
体型の特徴は、伏せをした時、胴体が円柱のようにまっすぐな状態になるところです。
このウサギはカラーも特徴的で、耳、鼻先、手足、尾が黒っぽく、他の部分は白です。靴下を履いているような、かわいい見た目をしています。
ヒマラヤンのみ
ウサギの「顔のかたち」
さて、体型が5種類あることが分かったところで、次はウサギのかわいい顔のかたちも見てみましょう。
ウサギの品種はARBA(世界最大のラビットクラブ、アメリカンラビットブリーダーズアソシエーションの略)で認定されているものだけでも約50種類あるのですが、よく見ると顔の形って結構違うものなのです。
今回は特徴的な顔をしているウサギを選んでみましたよ
ネザーランドドワーフの顔
まずは大人気のウサギ、ネザーランドドワーフ。
このウサギの顔の特徴はこのような感じです。
目 丸くて、大きく見える。
耳のかたち 小さくて形は三角、リボンのように頭頂部についている。
このような感じで、血統書の無いネザーランドドワーフだと、小さめのウサギを掛け合わせただけのウサギで、場合によってはかなり大きくなり、ネザーランドドワーフというよりはミニウサギ?!というような姿に成長することもあります。
ウサギとしては全く何の問題もなく飼うことができますが、ウサギのかたちや大きさにこだわる方は専門店からお迎えするのがおススメですよ。
ホーランドロップの顔
こちらは小型のロップイヤーでネザーランドドワーフの次に人気のある、ホーランドロップです。
体全体が丸っこいのですが、顔も同じく丸くてフワフワしていますよ!
目 丸いが、頬がふっくらしているので毛に埋まって小さく見える。
耳のかたち 目の横あたりから付いていてぺったりと垂れている。
こちらも、かたちにこだわる方は専門店で探してみるのがおススメです。
ミニレッキスの顔
こちらは、あまりメジャーではないのですが、ペットショップでも時々販売されていることのある、レッキスというウサギです。ビロードのような短く密に生えた毛が特徴で、手触りの良さで右に出る者はありません。
目 丸くてぱっちり。
耳のかたち 長くピンと立っている
その他 ヒゲが縮れていて短い
レッキスにも血統書のついた品種が存在しますが、扱っている専門店が少ないので手に入れるのは難しいかもしれません。
ただし、先ほどのネザーランドドワーフやホーランドロップと違い、血統書の無いレッキスは血統書付きとは顔のかたちやカラーなどに大きな違いはないので、さほど気にならないとは思います。
大型~超大型のウサギの顔
憧れの大型~超大型のウサギの顔つきもみていきましょう。
品種によって多少違いはあるものの、このような特徴があります。
目 丸い。顔が大きいので目は小さく見える。
耳のかたち 長くて付け根ががっしりしている。イングリッシュロップのように、非常に長いタイプも。
その他 一部を除き、首が短め。
このように顔のかたちにも注目してみるのも面白いのがウサギの魅力でもありますね!
どんな「かたち」になるか分からないウサギ
ここまでウサギの「かたち」についてお話させていただきましたが、子ウサギの頃はどんなウサギになるか分からないウサギがいますよ。
知っている方もいらっしゃるでしょう、ミニウサギです!
ミニウサギは雑種ウサギなので、大人になったらどんな姿になるのかは厳密には分かりません。
中には大人になったらロップイヤーのように片耳だけ垂れたコ、両耳が中途半端に垂れたコ、ライオンヘッドのように微妙にたてがみが現れたコなどもいますよ。
ちなみにミニウサギは小さなウサギという意味ではないのですが、日本では小さめのウサギを求める方が圧倒的に多いので、ちょっとしたアドバイスをしておきますね。
ウサギは耳が大きいほど体も大きめであることが多いです。
逆に小さなウサギの血がより濃いウサギは子ウサギの頃から耳がとても小さい傾向があります。
小さめのウサギがいいな・・・でも何万も出すのはちょっとな・・・という方は、耳が三角で小さめのコを選んでおくとそこまで大きくならないかも・・・?しれません!
ミニウサギについてはこちらも見てみてくださいね。
まとめ
今回は、ウサギの「かたち」についてお話させていただきました。
飼育には直接関係はありませんが、知っておくと面白い知識だと思うので、今ウサギを飼っている方もそうでない方も、これからウサギを見る時にちょっと体の形や顔の形に注目してみてはいかがでしょうか。
思わぬ新たな魅力に気づくかもしれませんね!
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