こんにちは、セネきちです。
今回は、デグーのケージについて解説しますね。
デグーを初めて飼う方も、買い替える予定の方も、参考にしていただけますよ。
今回は、デグーにおススメのケージを紹介しますが、その前にまずは、ケージの選び方を説明させていただきますね。
デグーのケージの選び方
デグーのケージの選び方ですが、今のところ、デグー専用のケージというものはないため、デグーが快適に過ごせるケージを、飼い主さんが選んであげることになります。
選び方は、ごくシンプルです。
①正しい大きさを選ぶ
②かじられないケージを選ぶ
③掃除のしやすいケージを選ぶ
の3点です。
これで選んだケージに、脱走対策をしてデグーを飼育することになります。
それぞれ詳しく説明させていただきますね。
①正しい大きさを選ぶ
デグーを1匹だけ飼育するならば、サイズは、最低40×40×60cmくらいは必要で、それ以上大きいぶんにはどれだけでも構いません。
置ける範囲で、できるだけ大きなケージを選びましょう。
デグーはケージの中に回し車を入れるのですが、その回し車のサイズだけでも直径25~30㎝あるので、それを入れても余裕のあるレイアウトをしなくてはなりません。
もし、2匹以上で、となると、50×50×90cmくらいはあったほうが良いですね。
ちなみに、立体行動をとるので、縦長のケージを使うことが多いですが、横長でも構いません。
②かじられないケージを選ぶ
デグーは破壊神です。
小動物の中でも「かじる」性質がとても強いので、木製のオシャレなケージや、プラスチック部分の多いケージ、またワイヤーの細いケージだとあっという間にかじって穴を開けてしまいます。
多少高額になってでも、強度は重要視していきたいところです。
ケージを壊されると、脱走の原因にもなります。
破壊神・デグーの脱走は…ヤバイです。
③掃除のしやすいケージを選ぶ
デグーは立体行動をとる動物です。
ケージの中のモノが多く、餌は散らかりやすいチモシーです。
更にトイレを覚えないので、小さい体のわりに、結構掃除が大変な動物だったりします。
ケージの金網は時間と共に、デグーの毛と、なんだかペトペトしたもので汚れてくるので、デグーを飼っている間は、ケージは何度も丸洗いすることになります。
なので、複雑な形をしているケージや、分解しにくいケージは避け、シンプルで金網がしっかりしたものを選ぶと良いでしょう。
ケージにカラーメッキが施してあったり、人の指で簡単に曲げられるような金網のものも避けましょう。
デグーおすすめケージ
さて、デグーのケージの選び方が分かったところで、次はデグーにおすすめのケージの紹介です。
おすすめ順に並べてはみましたが、飼育するデグーの数や、ケージを置ける場所を考えながら選んでみてくださいね♪
①イージーホームステンレス40ハイ
デグー1匹に丁度良いサイズです。
この商品の特徴は、金網が「ステンレス」であるということ。
ステンレスは値段は高いですが、サビに強く丈夫なので、ケージを汚しやすいデグーでも長く使うことができます。
デグーのケージは水洗いをする機会が多いので、サビに強いケージは助かりますよ。
個人的に1匹飼いにおススメナンバーワンです。
②イージーホーム40ハイ
先ほどのイージーホームステンレス40ハイの、通常版です。
ステンレスほどの耐久性はないですが、購入しやすい金額で、デグーを飼う人に最も選ばれている人気のあるケージです。
ステンレスと違い、ペットショップで置いているところが多いのも特徴ですね。
③イージーホーム60ローメッシュ
2匹くらいまでなら飼育できる広めのケージです。
このケージはキャスター付きなので、ケージの周りの掃除や、ケージの移動が楽なのが嬉しいポイントです。
ちなみに、更に大きなサイズのケージもありますよ。
幅が80cmくらいありますよ!
④イージーホーム80ハイ
これは、デグー多頭飼い向けのケージです。
81×50.5×84cmのワイドサイズ。
先ほどのイージーホーム60ローメッシュと違い、キャスタ-が無く、本体重量も9kg以上あるので、移動には向いていませんが、デグーを大所帯で飼育できるスペースが魅力です。
大きな回し車を入れても広々です。
もちろん、このケージに1匹飼育でもいいですよ~!
なお、ここまでで紹介したケージは、全て三晃商会というメーカーのケージです。
このメーカーのケージは、交換パーツや別売り部品も手に入りやすいので、飼育の役に立ちますよ!
⑤HOEI 35快適ロングハウス
とにかく広くて安いケージを探している方におススメなのが、こちらです。
安いといっても、しっかりしたケージで有名なメーカーのものなので、安っぽさはありません。
サイズはなんと37×41×94㎝ !
背が高いケージですが、中間に網があるため、デグーが誤って下まで落下することがありません。
また、ハシゴが間仕切りにもなるので、まだ慣れていなくて飛び出してしまうデグーを飼っている場合には、餌やりや掃除がしやすくて、安心です。
難点は、大きな回し車が入らないことと、出入り口が縦開きなので、デグーの出し入れがちょっと大変なところですが、それでも価格の安さとサイズの大きさで人気のあるケージです。
デグーにおすすめできないケージ
さて、おススメケージを紹介したついでに、「おススメできないな」というケージも紹介しようと思います。
ペットショップやネットでデグーのケージを調べていると、いかにもデグーが飼えそうなケージが多く販売されています。
でも、気を付けないと、デグーに害があったり、ケージをすぐに変えるハメになるかも…
どうせ使うなら、安全に長く使いたいですよね!
ハムスター用のプラ製ケージ
こういった、ハムスター用のプラスチックのケージは、もう言わずもがな…
全部かじられるし、サイズも小さいので、使ってはいけません。
産まれたばかりのベビーならまだ良いのですが、すぐ使えなくなるので、やめておいたほうが良いでしょう。
ガラスのケージ
爬虫類によく使われるケージです。
ガラスでできているので、傷が付きにくくて、保温性もある、良いケージです。
このケージは、「値段が高いのに、かじられるかもしれない」ということで、おススメできません。
内側の、白い部分はガラスではないのですが、壁側はほとんどかじることができません。
かじられるのは、正面扉のあたりの、扉の「さん」の部分。
ここ、少しずつかじって穴を開けられてしまうんです。
もちろん、ガラスがはまっているので、脱走できるほどの穴は開きません。
でも、かじられた穴でケガをする可能性がありますし、穴開きケージって、なんか嫌ですよね。
使えないこともないけど、かじられる可能性があるということは頭に入れておきましょう。
HOEIの小動物用ケージ
このケージは、サイズ的にも強度的にもデグーにぴったりで、実際、デグーにはおすすめのケージでもあるんです。
でも、ひとつ大きな難点がありまして。
ケージの下部を見てみると分かるのですが、金網よりもプラスチック部分が内側になっていて、かじられる恐れがあるのです。
大人のデグーなら、おそらく一晩で穴を開けてしまいます。
かじられさえしなければ、おすすめなのですが…ちょっと惜しい商品となっています。
ケージかじりをしないなら使えるので、元々飼育していたデグーのケージを買い替える時には選んでみても良いかもしれません。
まとめ
今回は、デグーにおススメのケージ5つと、ちょっとおススメできないなというケージを紹介させていただきました。
ケージ選びのポイントは、サイズ、かじられない丈夫さ、そして掃除のしやすさです。
飼育している数や、ケージの置き場所によって、どのケージにするかを選んでくださいね。
ちなみに、デグーを飼育する時には、選んだケージに必ずナスカンをかける等して、脱走対策忘れないように!!お願いしますね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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