みなさん、こんにちは!セネきちです。
今回の主役はこちらの鳥さんですよ♪
鳥好きさんには余裕ですね!
オカメインコです!今回は、オカメインコってどんな鳥なんだろう?というお話ですよ!
オカメインコとは?
オカメインコとはオウム目オウム科オカメインコ属に属する鳥です。
体長30㎝前後、体重は80~180gと個体差があります。
名前の由来は頬のチークパッチが日本のお面「おかめ」に似ていることからつけられました。
オーストラリアに広く分布しており、大人しく、よく慣れることから世界中でコンパニオンバードとして人気があります。
長い尾と頭の冠羽が特徴で、落ち着いている時は寝た状態で、興奮するとピンと立ちあがります。
オスとメスの違い
オカメインコはヒナのうちは性別が非常に分かりにくいですが、生後半年ほどたって換羽が終わり、成鳥の羽が生えてくる頃になると、顔の色や尾羽の裏の模様の入り方などの見た目で、ほぼ判別が可能になります。
オスの特徴
・成鳥になると尾の裏の斑点や羽の斑点が消える。
・顔が鮮やかな黄色になる。
・大きく響く声でピョイッピョッと鳴き、歌が上手なコが多い。
・発情している時背を低くして羽を若干広げたポーズで歩き回る。(通称アジの開きポーズ)
メスの特徴
・成鳥になっても尾の裏の斑点が消えない。
・顔の色がぼやけた感じ
・オスよりもおしゃべりや歌は苦手。
・発情すると卵を産む。
※ホワイトフェイス、アルビノなど一部のカラーのオカメインコには当てはまりません
寿命は?
オカメインコの飼育下での寿命は20~30年ほどだといわれています。
ただし、実際はヒナの頃の死亡率がとても高いことや、臆病でパニックをおこしやすい点、ロストなどで平均寿命はもっと短くなっているのが現状です。
オカメインコは長生き!と油断せずに飼育していきたいものですね。
カラーバリエーション
オカメインコのカラーバリエーションは顔の色、体の色、体の模様の3つの組み合わせで分かります。
カラーの名称も顔の色→体の色→体の模様の順に並べて呼ぶため、他のインコに比べれば分かりやすいです。
それでは順にカラーの説明をさせていただきますね。
※一番馴染みのある呼び方のカラー名で比較的手に入りやすいもののみ載せています。
顔の色
↓ノーマル
原種カラー。
オスは顔が濃い黄色になり、メスはくすんだ薄い黄色になる。
↓ホワイトフェイス
黄色の色素が消えた品種。
↓パステルフェイス
オレンジのチークパッチが薄い品種。
体の色
↓ノーマル
原種カラー。
↓ルチノー
オカメインコの中で最も人気のあるカラー。
黒の色素が欠乏しており、全身が黄色みがかった白。
このカラーは頭頂部(とさか部分の裏側)の無毛部分が目立つため、ハゲみたいに思われますが病気ではありません。
↓シナモン
体の色がノーマルに比べて薄い感じ。
↓アルビノ
体が真っ白で目の赤いオカメインコで、黒と黄色の色素が欠乏している。
目が赤いので視力が弱め。
体の色は他にもシルバー、オリーブなどいくつかバリエーションが存在します。
違いが分かりづらいので、今回は省きました。
体の模様
オカメインコはパール、パイド、パールパイドの模様があります。
比較的見分けやすいので、自分の飼っているコがどの模様なのかも分かりやすいですよ♪
パール
さざなみのようなはっきりした模様が現れます。
ヒナのうちからはっきりしていますが、オスの場合はヒナ換羽が終わると、模様が消えてしまいます。
↓パール
↓ホワイトフェイスパール
↓シナモンパール
このほか、ルチノー品種にもパールが存在しますが、体の色とパール模様が近い色なので、見た目はほとんど普通のルチノーです。
パイド
色が部分的に抜けた品種です。
“自分だけの子”をみつけやすいので人気があります。
パイドの中でも、顔に模様の無い個体はクリアフェイスと呼ばれ、価格が高くなります。
また、パイドの黒の残り方でも呼び名が変わり、黒が少ないほど高価になっていきます。
例えば、黒がほとんど消えたパイドはヘビーパイド、エクストラへビーパイドというようにプレミアム感漂う名前になり、価格もかなり上がります。
↓パイド
↓ホワイトフェイスパイド
↓シナモンパイド
↓おまけ。パイドのハーフサイダー
左右で違った模様をもつ個体も存在します。
パールパイド
パイドとパールの合わさった模様です。
黒が目立たなくなり、かなりにぎやかな見た目になります。
こちらもパイドと同じように、黒が少ないほど高価になっていきます。
↓パールパイド
↓ホワイトフェイスパールパイド
↓シナモンパールパイド
オカメインコのカラーは、顔の色、体の色、体の模様の組み合わせによって決まるので、すべてが変化した品種だと名前が長くなります。
例えばイエローフェイスシナモンパールパイド、と聞くと一見難しそうですが、顔がイエローで体がシナモン、模様がパールとパイドが混ざっていますよ、という意味なので分かりやすいですね。
オカメインコの飼育
オカメインコは飼育鳥としてセキセイインコとトップを争うほどの人気があります。
オカメインコの飼育について簡単に説明させていただきますね♪
オカメインコの性格
オカメインコが人気である理由のひとつに、「大人しく優しい鳥である」ということが挙げられます
個体差はありますが、小さな子供のいる家庭でも安心して飼育できるくらい穏やかな鳥です。
噛み癖がつくこともほとんどありません。
注意すべきこと
・オカメパニック
オカメパニックという言葉があるくらい、オカメインコは急な展開や環境変化に弱い鳥です。
臆病な面が強いコだと、地震、雷、などのどんな動物でも怖がる天災だけでなく、急な物音、突然の光の差し込みだけでもきっかけとなり、カゴの中でパニックをおこして暴れることがあります。
その際に羽や首を痛めて大けがをしたり、最悪の場合命を落とすこともあります。
そのような臆病なコを飼育する場合はケージを大きくする、羽がひっかかりにくいものにする、夜はきちんとおやすみカバーをかけてやる、などの対策をとりましょう。
・大きな鳴き声
決して不快になるような声では鳴きませんが、呼び鳴きの癖がつくと、かなり響く声で鳴き続けます。
呼び鳴きは最初に知っておけば、癖をつけないようにすることが可能です。詳しくはこちらをどうぞ!
また歌を覚えるのが上手なのが特徴のオカメインコですが、歌が得意=うるさい、と思っていただいたほうが良いです。
マンションや集合住宅地では防音対策をとるようにしましょう。
どこで手に入れる?
オカメインコは大きめのペットショップならヒナから置いてあることが多いですし、成鳥もペア売りされているのを見る機会も少なくありません。
ただし、ペットショップでおむかえする際は産地や飼育状況によって、体の大きさ、病気、体重の増え方が大きく異なり、状態が悪いまま持って帰るとかなりの確率で体調を崩すので、元気のないコは絶対にお迎えしないようにしましょう。
オカメインコはブリーダーが多く存在するので、直接手に入れるのもおススメです。
希望のカラーが珍しいものであっても手に入れられる可能性が高いです。
オカメインコはヒナ選びが重要です!
国産の、ずっしりしていて顔のきれいなコがおススメですよ!
まとめ
いかがでしたか?
コンパニオンバードとして人気の高い、オカメインコ。なんとなくどんな鳥なのか、お分かりいただけたかと思います。
これから飼い方や魅力もお伝えしていきたいと思います!
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