こんにちは、セネきちです!
今回は、ペットのカラーバリエーションについてのお話です
現在、だいたいどんなペットでも、特殊な生き物以外はカラーや品種が何種類か存在し、毎年のように新しい品種が生み出されています。
それは、品種改良によるものであったり、自然に稀に出る色であったりします。
特に鳥は全体的にカラーバリエーションが豊富です。
なので、いざ飼おうと思っても、迷うこともしばしば。
色々なカラーがあるけど、どれも飼いやすさは変わらないのかなぁ??
こんな疑問を持つ方も多いですね。
今回は、「カラーによって飼いやすさは変わるのか」についてお話させていただこうと思いますよ
カラーによって飼いやすさは変わる??
さて、まず結論から言いますと。
飼いやすさはカラーによって変わることがあります
飼い方が変わるけど、変わらない場合もあるのです。
漠然としていて分かりにくいと思うので、どんなカラーがどう飼いやすさに影響するのか、説明させていただきますね。
目が赤い個体
鳥にも小動物にも、目の赤い個体がいます。
アルビノ、ルビーアイ、ファローといった名前がついていて、アルビノだと体が真っ白です。
生まれつきメラニンが欠損しているため、黒の色素が無く、目の血管が透けて赤く見えるのです。
好き嫌いの分かれる赤い目なのですが、これらの個体は、視力が弱いです。
小動物の場合はもともと視力よりも嗅覚や聴覚に頼っているのでさほど特に気にしなくても大丈夫ですが、鳥は目に頼って生きている部分が多いので、ケージ内や、放鳥する部屋をシンプルにしてあげると良いでしょう。
“レアカラー”の個体
これはある程度その生き物のメジャーなカラーが分かっていないと判別が難しいですが・・・
一匹のみの入荷!とか、レアカラー!といったうたい文句で販売されていたり、他の個体に比べ格段に値段が高かったりすれば珍しいカラーであるといえます。
自然界で突然変異で産まれたもの、人工的な品種改良でたまたま産まれて、品種として固定ができていないものが当てはまりますが、どちらにしてもこういった個体は体が弱いことが多いです。
特にベビーの状態でペットショップに入荷している場合は、大人になるまで育て上げるのが難しいことがありますので、初心者さんは避けたほうが無難です。
またこれらの生き物は繁殖能力に関してもあるのかないのか分からなかったり、どのような遺伝情報をもっているか分からないことが多いため、繁殖させるのは避けたほうが良いです。
(細かく言えば致死遺伝子など絡んでくるのですがややこしいので省きます)
(おまけ)ジャンガリアンハムスターのカラーについて
カラーによって飼いやすさが変わりますか?
この質問を一番よく聞くのはハムスターです。
飼い方はどのカラーも変わりませんが、それぞれ体質が微妙に異なることがあるので参考までに違いを説明させていただきますね。
グレー
グレーは普通のジャンガリアンハムスターです。ノーマルカラーです。
ブルー
ブルーサファイアとも呼ばれます。人気の品種です。
ブルーはごく稀にですが、木のチップのアレルギーをもっている個体がいます。詳しくはアレルギーについてのページを読んでみてください。
またこのカラーは劣勢遺伝というものになるため、ブルーどうしでの繁殖は避けましょう。
イエロー
プティングとも呼ばれます。
イエローは太りやすい傾向にあるため、種の与えすぎに注意してください。
また綺麗なイエローをしているのはごく若い時だけで、成長に伴い全体的に薄い色になったり、黒い毛が目立ってくることがあります。
ホワイト
飼い方は通常どおりで大丈夫です。
このカラーは成長に伴い最も色が変わりやすいです。黒い毛がかなり多くなる個体も多く、またどのあたりに黒い毛が多く出るかも個体差が大きいです。
ベビーの頃の色はあまりあてにならないので色の出具合で選ぶのはあまり意味がないかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
カラーによって飼い方が変わるものもいれば、そうでない場合もあります。
カラーによって大きく飼育方法を変える必要はありませんが、せっかく手に入れたコは元気に育てたいですよね。
もし、珍しいカラーを手に入れた場合は、飼育の時に、ケージをより安全にしたり、体調チェックを毎日念入りに行うように気を付けてあげましょう。
今からペットのお迎えを考えている方は、カラーによっての違いを少しでも知っておくことで飼育の役に立つことがあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
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