みなさんこんにちは、セネきちです!
今回も徹底解説、やっていきますよ!
今回のテーマは・・・ハムスターがくるくる回して遊ぶ、コレです!
そう、「回し車」です♪
回し車は運動不足を防いでくれたり、ストレス解消に役立つアイテムです。
ハムスターを飼うならぜひケージに入れてあげてほしいですね。
そんな回し車、商品の種類は昔に比べて数がとても増えました。
どれを選ぼうか、どれがいいのか、分からなくて悩んでしまう・・・そんな方も多いです。
今回は、回し車の基本的な選び方を説明させていただいた後に、オススメの回し車を紹介していこうと思います♪
・自分の飼っているハムスターにぴったりなホイールのサイズがよく分からない!
・ケガが心配なので安全に使えるものを購入したい!
・ケージの中で場所をとらない回し車がいいな・・・
・・・という方にぜひ読んでいただきたい内容になっております♪
ちなみに、細かいことはよく分からないから、オススメだけ知りたい!!という方はお手数ですが最後のほうまでスクロール!してください♪
おススメの回し車を2つ紹介させていただいております!
回し車の基本的な選び方
まずは、回し車の基本的な選び方をご説明したします。
通販ではなく店舗で見て購入する場合は、少ない商品のなかから自分で選ばなくてはなりません。
今から説明させていただく項目をメモしておき、実物を見ながら選んでいただくと失敗を防ぐことができますよ
回し車を選ぶ前に調べておくこと
まず、回し車を選ぶ前に、調べておくことがあります。
適当に選んでしまうと、すぐに使えなくなってしまったり、買い替えるはめになります。
この選ぶ前の一手間で、かなり選びやすくなりますよ!
飼育しているハムスターの最大サイズを調べておく
ペットショップでハムスターをお迎えする時、多くの場合、べビーでのお迎えになります。
既に大人のサイズになっていればサイズを調べる必要はないのですが、ベビーだった場合は、その時のサイズに合わせて回し車を選ぶと、すぐに使えなくなってしまいます。
例えば、ゴールデンハムスター。
ベビーでお迎えすると、片手で軽く包めるくらいのサイズなんですが、数か月後には片手からはみ出すくらい大きくなります・・・ベビーの頃にぴったりだった回し車はもう使えません。
目安としては、
ロボロフスキーハムスター 直径15㎝以上
ジャンガリアンハムスター 直径17㎝以上
ゴールデンハムスター 直径21㎝以上
これくらいを目安にしていただけると小さすぎずに使うことができます。
回し車が小さすぎると、背中を痛めたり、回し車が重さに耐えられず倒れたりするので、必ず、大人サイズを調べてから回し車を選ぶようにしましょう。
ケージのサイズを計測しておく
回し車を購入してから最も多い失敗談が「思ったより大きかった」、「ケージの中がすごく狭くなってしまった」という意見です。
特にネットでの購入の場合は、注意が必要です。
商品のパッケージに使われている写真は、ベビーのハムスターと一緒に撮られていることが多く、回し車も実物より小さく見えます。
基本的に参考にならないと思ってください。
ケージのサイズをきちんと計測し、回し車も台座を含めたサイズをよく見て選ぶようにしましょう。
回し車を選ぶ時にチェックしたいところ
ハムスターのサイズとケージのサイズを計測したら、いよいよ回し車選びです。
ここでもチェックしてほしい項目があります。
後からこんなはずじゃなかったな、とならないように妥協せずに選んでいきたいですね!
ケージに取り付けられるかどうか?
先ほどケージのサイズを計測する、という項目でもお話した、ケージにすっぽり入るという条件だけでなく、ケージに取り付けられるかどうか?も確認する必要があります。
回し車には大きく分けて5つの設置方法があり、自分の用意したケージに設置ができるものを選ばないと、使うことができません。
それぞれ簡単にメリット、デメリット、を説明させていただきますね。
なお、商品の中には固定もできて、スタンドも可能、といったタイプのものもあります。
回し車タイプ①ケージの金網に固定するタイプ
最もシンプルな、回し車の背面にあるネジを金網部分に留めて使うタイプの回し車です。
固定タイプのデメリット 固定ネジに負担がかかるため、小型のハムスターや、マウスなど体重の軽い生き物向け。ケージによっては金網であっても取り付けができないことがある。
このタイプの回し車は、ジャンガリアンハムスター、ロボロフスキーハムスター、などの小さなハムスターにおススメです。
回し車タイプ②スタンドタイプ
ケージの床面にスタンドを立てて使うタイプの回し車です。
いくつかの商品はスタンドから外してケージに直接固定もできるようになっています。
スタンドタイプのデメリット 激しく回すとスタンドごと動いてしまい、うるさい。
このタイプの回し車は、サイズ、商品数共に豊富なので、どのハムスターでも快適に使うことができますよ。
回し車タイプ③置き型のお皿タイプ
珍しい形の回し車です。お皿に乗って、ランニングマシーンのような感じで走ることができます。
お皿タイプのデメリット ゴールデンハムスターくらいの大きさの生き物までしか使うことができない。また、ケージの中で使った場合、かなり場所をとる。
このタイプの回し車はジャンガリアンハムスターやゴールデンハムスターにおススメです。
回し車タイプ④外側に設置するタイプ
ケージの外側に付けるタイプです。商品によって、取り付けられるケージが限られているので、事前に調べておきましょう。
外側設置タイプのデメリット 外しにくく、洗いにくい。大きな生き物には使えない。
このタイプの回し車はロボロフスキーハムスター、ジャンガリアンハムスター、などの小さなハムスターに使うことができます。
回し車タイプ⑤サークルなど広い場所で使用する大きなタイプ
ケージの外でサークルなどに放した時に使えるタイプの回し車です。
大きなタイプのデメリット 部品を外して洗いにくい。毎日使うのには向いていない。
このタイプの回し車はロボロフスキーハムスター、ジャンガリアンハムスター、などの小さなハムスターが使うことができます。
このように、回し車には色々種類があるのです。もし、ケージのサイズがそれほど大きくない場合や、形にこだわらない場合は、スタンドタイプがおススメですよ。
高さがある程度あるケージならば中に設置して使うことができ、都合のいい場所に置くことができます。洗いやすいのもポイントですね!
回した時の音はどうか
回し車を使う時、一番気になるのが「音」ではないでしょうか。
ハムスターは夜行性であることが多いため、昼は静かでも、夜中になるとカラカラカラ・・・ なかなかにうるさく感じるものです。
じゃあ、商品に「静か」ってかいてあるものを選べばいいのかな?
そうですね、それで間違ってはいないのですが・・・
実は回し車はほとんどの商品パッケージに「静か」と書かれているので、あまり参考になりません。
カタカタ音がします!なんて正直に書いてあるものはありませんからね。
ちなみに静かで定評があるのはこれらの商品です。
↑サイレントホイールシリーズはロングセラー商品です。置き方によっては音が気になる場合がありますが、サイズラインナップが豊富で、ケージに設置しやすく、洗いやすいのがポイントです。
↑木製の回し車です。重みがあるので静かです。洗いにくいのが難点です。
↑値段が高いですが、ダブルベアリングと重みのある土台で、かなりの静かさを実現します。ベアリング部分は水洗いができないので注意が必要です。
これらは数ある回し車の中でも静かなのですが、注意すべきは、どんな回し車でも、ずっと無音である、ということは無いということです。
最初は静かでも、激しく回すタイプのコだと、ケージに当たって接触音がしてしまうものです。
音が気になる人は、寝室の近くにケージを置かないのが一番の対策になります。
ハムスターにとって安全なものかどうか
ハムスター好きにとって、安全性も気にしたいところです。
回し車は飼い主さんにとってもハムスターにとっても楽しいアイテムですが、ケガの報告があるのも事実です。
大きなケガは少ないものの、回し車によって、このような事故が起こることがあります。
・回し車を回すスピードが早すぎてハムスターが飛ばされてしまい、壁に体を打ち付けてしまう。
・回し車の隙間に足や爪がひっかかってケガをする。
・キスゴム付きの回し車のキスゴムをかじって飲んでしまう。
特に、一度ハムスターが回し車でケガをしたことがある場合は慎重になりますね。何よりも安全を重視して回し車を選びたい!!という場合は、このような回し車は避けて選びましょう。
・回し車のハムスターが乗る場所が金網やはしご状になっているもの
・キスゴムで固定するタイプのもの(外しても使用できるものはOK)
・かじり癖のあるコは、かじった部分が尖りやすい、プラスチック製を避ける
ケージに固定する場合は、高すぎる位置に取り付けないことも大事ですね。
ちなみに安全度が高い回し車も探してみました。
↑この回し車はハムスターが乗る部分がフラットで部品のつなぎ目が一切無く、また回し車の固定のための出っ張りが無いので、回している最中に背中に当たることがありません。
↑こちらは珍しい木製です。回し車までの高さが低く、乗る場所もフラットで中心のでっぱりもありません。また、木製の回し車はかじられても害がなく、尖った部分が出ないので、安全です。
洗いやすさはどうか
回し車はケージの中でハムスターが毎日使うものなので、当然汚れます。
中には、回しながらオシッコしてしまうコもいるので、毎日洗わなくてはならない場合もあります。
清潔に使えるものを優先して選びたい!という方は、できるだけシンプルなつくりで、水で洗うことができるものを選びましょう。
付属品が多いもの、木製のもの、ベアリング部分が水洗いできないもの(水洗いできない部分がある場合は、説明に記載あり)は分解が大変で、洗って乾かすのも時間がかかります。
洗いやすい回し車はこのようなタイプの商品です。
↑回し車のハムスターが乗る部分がとてもシンプルです。オシッコが付いてもサッと拭けます。
↑こちらはシンプルで価格が安いものです。価格が安いものはシンプルにできていますし、汚れたらためらいなくまた新しく買い替えることができますね。
セネきちおススメ回し車!
色々な種類の回し車があって、特徴も色々あって・・・
なんだか難しい・・・細かいことを考えるのがめんどくさいし、何を優先するかとかよく分からないから、とりあえず何を買ったらいいのかを教えてー?
・・・という声が聞こえてきそうですね。
確かに初めてハムスターを飼う時は、何がいいのか悪いのか分からないのが普通です。しばらく使ってみないと、音や洗いやすさも分からないですしね。
そこで、セネきちおススメの回し車を2つ紹介したいと思います!
おススメ①シンプルでサイズが豊富。安全対策もばっちり!
↑シンプルデザインで回す部分が完全フラット、背中に当たる出っ張りがありません。安全を重視したい方におススメです。
こちらはサイズが14、17、21、25とありますので、ジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターなら14か17、ゴールデンハムスターなら21か25を使いましょう。
デメリットはスタンドを付けて使う場合、台座の裏側にスペースがあるため、ハムスターがそこに入り込んで床材をため込んだり、キスゴムをかじってしまうところです。
オススメ②シンプル№1!ロングセラーシリーズの最新版!
こちらは回し車の中ではロングセラーを誇る、サイレントホイールシリーズの最新版、サイレントホイールF(フラット)です。シンプルさではトップ、どんなレイアウトにも馴染みます。
こちらも、回す部分がフラットで洗いやすく背中に当たる出っ張りもありません。
デメリットとしては、サイズが21、25、30と大きめのネズミさん向けのものしか無い(色の付いた従来のタイプならサイズが豊富です)ところと、ハムスターが乗る部分に部品のつなぎ目があるので、爪が引っかかることがある点です。
安全重視ならおススメ①のハーモニーホイールを、デザイン重視なら②のサイレントホイールFがおススメですよ!
おまけ・回し車を設置したあと気をつけたいこと
さて、ここまでで回し車の選び方を説明させていただきましたが、ここからは「設置した後」のお話です。
回し車は設置した後にもちょっと注意して見ていてあげないと、思わぬ事故や故障に繋がってしまいます。
ハムスターが回している時、掃除する時にチェックしてほしいポイントをまとめました。
チェックポイント①ハムスターの安全に関すること
ハムスターが回している時、そして触れ合いタイムの時、見てあげてほしいところです。
・回し車に血がついていないか?
ハムスターは夜行性です。夜の間に最も多く回しますが、ケガをしていると朝ケージや回し車に血がついています。爪が伸びやすいなど、ケガをしやすいコはフラットなタイプの回し車に変えましょう。
・背中を反りすぎていないか?
回し車が小さすぎると、背中を反るようにして回すので、背骨を傷める原因になります。
・回し車にかじった跡はないか?
プラスチック製の回し車はかじったところが尖りやすかったり、割れたりしやすいので、掃除の時などに見て、危なければ新品に交換しましょう。また、キスゴム付きのものはかじられやすいので特に注意が必要です。
チェックポイント②清潔に関すること
ハムスターの安全にもつながることですが、清潔さも大切ですね。
・回し車で排泄していないか?
もし回しながら排泄するタイプのコなら、毎日掃除が必要です。極力シンプルなものを使うのもおススメです。
チェックポイント③音に関すること
ハムスターが楽しくても、あまりにうるさければ飼い主さんが困ってしまいますね。もし音が気になるようなら、これらの対策をとってみましょう。
・金網に付けられるなら、固定して使う。
スタンドに立てて使うと、ケージとの接触で音が出ます。金網があって壁面に固定ができるならば、そのほうが音は静かになります。
・スタンドをしっかり固定する。
スタンドが動くと音が出ます。ネットで調べると、台座に簡単な細工をして動かないようにして、音を消すことに成功した!という体験談があるので、実践してみてはいかがでしょうか。
このように、回し車を設置した後のことにも気を配ることで、飼い主さんもハムスターも快適に過ごせるようになりますよ!
まとめ
今回は、ハムスターの回し車について徹底解説させていただきましたが、いかがでしたか?
色々あって面倒だと思われたかもしれませんが、もし分からなければ、ケージに入るサイズか?ハムスターにとっての適正サイズか?というところだけしっかり選んでおけば、とりあえず間違いはありません。
使っていくうちに、より安全なものがいいな、とか洗いやすさかな?とか色々と分かってくるようになるものです。色々使ってみるのも良いと思います。
そんな時に、回し車を選ぶ時の参考になればうれしいです♪
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