小さな動物好きのみなさん、こんにちは!セネきちです。
今回のテーマはこちらのハムスターちゃんですよ!
まるでクマさんのような風貌のこのハムスターは、ゴールデンハムスターです!
ハムスター好きの方ならすぐにお分かりでしょう、ゴールデンハムスターは、両手にぽってり乗るくらいの大きめのハムスターで、よく慣れるので人気の高い種類です。
今回は、このゴールデンハムスターについて、説明させていただきますね!
飼い方が知りたいんだ!という方はこちらからどうぞ!
ゴールデンハムスターとは?
まずはゴールデンハムスターの基本データを見てみましょう。
種別 ネズミ目キヌゲネズミ科ゴールデンハムスター属
サイズ 全長約12~18㎝、体重約120~200g
生息地 シリア、トルコ、レバノンなど
ごく限られた土地に住む、絶滅危惧種なんですよ
野生では、乾燥した土地に住み、単独で暮らしています。
とても深い穴を掘り、単独で生活しています。
夜行性で、行動力のあるゴールデンハムスター。
1日に数キロ移動することもあります。
食性は雑食で、野生では植物・動物・昆虫などを食べています。
オスとメスの違い
次はオスとメスの違いについて説明させていただきますね。
ゴールデンハムスターは他のハムスターと同じく、生殖器と肛門の距離で見分けることができます。
生殖器と肛門の間が離れているのがオス、近いのがメスです。
メスは成熟すると乳頭も見えます。
ベビーだと分かりにくいですが、生後2か月くらいたつとオスは睾丸が目立ってくるので間違えることはないでしょう。
また、オスもメスも、発情するとそれぞれ違った感じの独特の臭いを発することがあります。
性格としてはオスはおっとり、メスはやや神経質なイメージがあります。
どのペットも、メスは子供を産み育てなくてはならない関係から、やや神経質な個体が多いのですよ~!
寿命は?
ハムスターは小さな生き物なので寿命が短いですね。
ゴールデンハムスターは、他のハムスターよりも大きいですが、寿命は他とあまり差はなく、2~3年くらいです。
最近は飼育環境が良くなってきたので、長生きできるゴールデンハムスターも増えてきた印象です!
カラーバリエーション
次は、ゴールデンハムスターのカラーバリエーションについて。
ゴールデンハムスターは、原種カラー以外にも、色々なカラーの品種や、変わった毛質の品種が存在します。
ペットショップでは色々混ざって、カラーハムスターという名称で販売されていることもありますよ。
どんな品種があるのか、少しだけ紹介しますね!
評価フラフの読み方
手に入りやすさ
ホームセンターでも見るような品種は容易、現在ほとんど見かけない品種は困難としています。
価格
1,000円前後で販売されてい品種は安い、数千円の品種は高いとしています。
どのランクだから良い、というものではないので、参考までにどうぞ。
※価格は同じ品種でも、入荷状況、店舗によっても大きく変わってきますので、おおまかにしか判断できません。
また、名称は本来遺伝情報が関わって決まるものなので、ここで紹介するものが正しいとは限りません。
ブリーダーや本、インターネットサイトによっても違います。
ノーマル
まずは、ペットショップで比較的目にすることが多い品種から紹介します。
何匹かいる中から選ぶことができるので、お気に入りのコを探すことができますね!
通常の品種、ゴールデンハムスターです。
価格は最も安く、ホームセンターでもおいているところが多いです。
背中は茶褐色、お腹は白ですが、背中の茶褐色模様は個体により少しずつ形が違いますよ。
アンブロウス
ノーマルに黒がかかったような品種です。
この品種は、アンブロウスという名前ではなく、普通のノーマルとして販売されていることも多いので、意外とよく見かけます。
黒目クリーム(キンクマハムスター)
全身きなこ色のゴールデンハムスターです。
クマのような見た目で人気があります。
色の濃さに幅があるので、オレンジに近い個体もいますよ。
ブラック(クロクマハムスター)
全身黒く、お腹のあたりに白が入るタイプです。
(写真のコは長毛もはいっています)
真っ黒な見た目から、子供に怖がられることもありますが、ゴールデンハムスターそのものの性格なのでご安心を!
ドミナントスポット(ダルメシアン)
ダルメシアン模様が可愛い品種。
ぶちの入り方は個体によって違いますよ。
セーブル
目の周りが白いのは、セーブルと呼ばれます。
色々なカラーのセーブルがいますが、写真のコはシルバーと呼ばれるカラーです。
ダヴ(パープル)
体が紫っぽいグレーのカラーです。パープル、バイオレットとも呼ばれます。
目は赤かぶどう目です。
グレー
体がグレーの品種です。
色の出具合でシルバーグレー、ライトグレー、ダークグレーと呼び分けられます。
黒目アイボリー
ほぼ真っ白なゴールデンハムスターをみつけたら、この品種かもしれません。
写真のコは、遺伝子の組み合わせの関係で真っ白ですが、クリーム色に近いコ、サテンが混ざってフワフワの見た目のコなど、色々います。
人気があるので、気になる方は、みつけたら即お迎えしないといなくなってしまうかも・・・
バンデッド(模様)
ゴールデンハムスターは毛色だけでなく、模様もいろいろあります。
毛質もいくつか存在します。
ボディのカラー×模様×毛質が組み合わさっているので、全く同じ色と模様のゴールデンハムスターというのはそうそういません。
これらは、ボディのカラーによって価格や手に入りやすさが大きく異なるので、評価グラフはのせていません。
腹巻をしているような模様はバンデッドです。
最近はノーマルにバンデッドがはいったものが多く、そちらをノーマルとして販売しているところも多いです。
サテン(毛質)
美しいツヤのある毛並みが特徴の品種です。
稀に、ダブルサテンとよばれる、フワッフワのキラキラ、絹のような毛質のサテンもいますよ。
長毛(毛質)
長毛種で、特にお尻のあたりの毛が伸びます。
ゴミがからまりやすいので、毛のお手入れが必要なハムスターです。
毛質に関しては、無毛、縮れ毛のゴールデンハムスターもいるようですが、私はまだお目にかかったことがありません・・・!
トリコロール
最後は、ハムスターを専門に扱っているところか、ブリーダー経由でないと手に入らない、入手困難な品種を紹介します。
ブリーダー元でたくさん増えた時に通常のペットショップに出回ることもありますが、値段は高めです。
三毛カラーの品種です。
色の入り方は個体により異なります。
こちらの品種はメスのみしか出回っていません。
トリコロール
黒のない、淡い印象のトリコロールです。
ゴーデンハムスターの品種については以上です。ここに挙げたのはごく一部で、実際はもっと多くの品種がありますよ!
最後にオマケ。
こちら、クロハラハムスター。
ヨーロッパに住むハムスターで、昔はペットとして流通したこともあったようですが、今では見かけることがなくなりました。
ゴールデンハムスターに似ていますが、違う種類で、倍以上体が大きく、また品種改良された種類ではないので、気性も野生に近いです。
日本ではみつけることがまず非常に難しいですが・・・一度見てみたいものです!
ゴールデンハムスターの飼育
さて、ゴールデンハムスターについてなんとなく分かったところで、飼育に関しても簡単に説明させていただきますね。
ゴールデンハムスターが気になるなぁ。という方はぜひ参考にしてください。
より詳しい飼育のお話はこちらをどうぞ!
ゴールデンハムスターの性格
まずは、ゴールデンハムスターの性格です。
ゴールデンハムスターは大きいけれど大人しく、丁寧に扱ってあげれば、とてもよく慣れてくれます
ただし、お迎えして直後の、環境に慣れていないうちに無理やり触ったり驚かせてしまうと、怖かったことを覚えてしまいます。
最初の1週間が勝負だと思って、ゴールデンハムスターが落ち着けるような環境をつくってあげましょう。
ゴールデンハムスターの飼育はむずかしい?
とてもよく慣れる、小さなクマさんみたいなゴールデンハムスター。
飼育は特に難しくはありません。
ただし、もし子供にゴールデンハムスターを・・・と考えている場合は、やや難しいといえます。
ゴールデンハムスターはケージが60㎝くらいのものが必要なので、場所の確保や掃除は大人がやる必要があります。
ふれあいに関しても、大人の両手にぽってりと乗るくらい成長するので、子供さん一人で、となると、落としてしまう危険性があります。
もし子供さんがハムスターをほしがっている場合は、ジャンガリアンハムスターをおススメします。
子供でも手にのるサイズで、大人と一緒にお世話がしやすいですよ。
ゴールデンハムスターの飼育で注意すること
次に、ゴールデンハムスターを飼育する時に、注意することを簡単にまとめてみました。
お迎えする前に知っておけば、ゴールデンハムスターの飼育のスタートがスムーズにいきますよ。
ベビーでのお迎えは慎重に!!
ゴールデンハムスターは基本的には丈夫ですが、ベビーでお迎えする場合は、最初の1~2週間はかなり気を付けて管理してあげる必要があります。
お迎えのストレスや、抵抗力の弱い状態での飼育のスタートは「ウエットテイル」と呼ばれる、怖い病気を発症することも。
初めての飼育の方は、生後2か月くらいたった、大きめの子が安心ですよ。
必ず1匹で飼いましょう
ゴールデンハムスターはベビーの頃は小さくて、みんなで固まって寝ていて、なんだかそのままみんな連れて行きたくなるものです。
でも、あっという間に大きくなります。
複数で飼育していてもいいことがありませんので、必ず単独飼育するようにしましょう。
餌やおやつは与えすぎないようにしましょう
ペットの飼育の基本です。肥満は万病の元です。
特に種子類や市販のペット用のクッキーのようなものは、できるだけ控えましょう。
ペレットタイプの餌を毎日決まった量与えるのがおススメです。
他にも細かいことは色々ありますが、詳しくは飼い方の記事で説明させていただいております。
まだお迎えを考え中の方はこちらもぜひ読んでみてくださいね。
まとめ
今回は、大きい体とかわいい姿で人気の、ゴールデンハムスターについて簡単に紹介させていただきました。
飼いたいな、という方は、意外といろんな品種があるので、お気に入りの1匹をじっくり探してみてくださいね。
丁寧に扱ってあげれば、本当によく慣れてくれる、可愛いお友達になることでしょう。
もっと色々知りたいなという方は、こちらの記事もおススメです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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