みなさん、こんにちは!セネきちです。
最近はウサギの用品について色々解説していますが、今回のテーマはウサギ用のおトイレ!です。
ウサギってトイレを覚える、ありがた~い性質をもっています。ウサギ用トイレを設置してあげれば、飼い主さんの掃除がずいぶん楽になります。
今回は、まず始めに、細かいことはいいからパパッとおススメだけ知りたい!!という方のために、「初めてウサギを飼う人向けのおススメトイレ」を紹介させていただきます。
その次に、トイレの選び方、見るべきポイント、それぞれのメリットデメリットを説明させていただきます!
後半は、「トイレの買い替え」に役立つ、お悩み別のおススメトイレを紹介します!
とりあえず初めてのウサギだから、細かいことは分かんない!無難なものを紹介して!というは、前半だけでも読んでおいてね!
※ウサギがトイレを覚えるのには、個体差があります。
ウンチ、おしっこ完璧なコ、おしっこだけ完璧なコ、全然覚えないコなど。
この先は、個体差がある前提で説明させていただきます!
初めてウサギを飼う方におススメのトイレ
さて、早速みていきましょう。
ウサギのトイレは海外のものも合わせれば30種類近くの商品があります。
それらをリストアップし、サイズや使い勝手などを比べて、ランキングにしてみました!
小さめウサギ おススメトイレランキング
まずは小型ウサギ用から見てみましょう!
子ウサギから飼いたい! という方や、
ネザーランドドワーフをお迎え予定だよ!という方はこちらを参考にしてくださいね。
今から紹介するのは、血統書付きのネザーランドドワーフや、子ウサギなど体重1kgくらいまでの小さなウサギにおススメのトイレです。
色々なトイレの中から、大きすぎないサイズで、足への負担が優しいトイレ、高さが気にならないトイレ、初めて使う方でも取り付けしやすいトイレを選びました。
※1~2万円くらいで販売されている、血統書の無いネザーランドドワーフは体重1.3~1.5kgくらいになることが多いので、大きめウサギ用のトイレにしておいてほうが安心です。
まず1位に輝いたのはこちらのトイレです。
メーカーは、三晃商会。大きさは31×24.2㎝、背面の高さは15㎝です。
他のトイレにはない、シーツを使う掃除方法と、本体と一体型のすのこがポイント。
このすのこは、網を外されるいたずら防止と足への負担を減らすというダブルの効果があります!
その名の通り、色々な悩みを解決してくれる、とても画期的なトイレです。
シンプルな見た目もうれしいですね♪
安さ
トイレの中では値段が高めですが、そのぶんクオリティが高い!
固定のしやすさ
片手で外せる楽ちん仕様です。
掃除のしやすさ
シーツの交換のみです!!
いたずら防止機能
かじりにくい本体と一体型のすのこが特徴です。
うさぎへの優しさ
すのこがプラスチック製で目が細かいので小さな足も引っかかりません。
他にはない魅力がいっぱいのトイレです!
デメリットは?
ケージの金網の形状によっては、床にぴったりくっつけるのが難しい場合があります。
ケージを先に用意してあって、どうしてもくっつけられなければ、床に置いて使用しましょう。(ウサギにトイレ本体を動かされるようになる場合あり)
ランキング2位はこちら。
メーカーは三晃商会です。大きさは36×22㎝、背面の高さは16.5㎝です。
子ウサギには少し大きめのゆったりサイズです。
このトイレはプラスチック製のすのこが使われていることと、小さなウサギでも乗りやすい高さがポイントです。
形状も三角なので、角におしりをくっつけてトイレをする習性があるウサギにはぴったりです。
子ウサギのほか、高齢ウサギにもおススメのトイレです。
ここまで低床のトイレは他にはないでしょう!
安さ
大きさのわりに、価格が安いので買いやすいですね!
固定のしやすさ
プラねじで、2か所でがっちり固定できます。
掃除のしやすさ
すのこはおしっこが流れやすい構造になっています。
いたずら防止機能
すのこがはずされやすいのが難点です。
うさぎへの優しさ
低床&プラスチックすのこで安心です。
デメリットは?
このトイレの一番のデメリットは、「いたずらされやすい」ところ。
固定は2か所でできるものの、ケージの網の構造によってはしっかり取り付けができません。すのこも外しやすいので、「いたずらっこ」なウサギにはいいおもちゃになってしまうことも・・・
第3位はこちらのトイレです。
メーカーはジェックス。大きさは35.5×20㎝、背面の高さは16.5㎝です。
このトイレは昔からある形状で、他に四角と正方形タイプがあります。
その中でも三角形が一番トイレを覚えやすい形で、大人になっても使えるサイズなので、今回のランキングに選ばせていただきました。
目立った特徴があるわけではないのですが、最も無難に使うことができる、という意味では初めてウサギを飼育する方には使いやすい商品だと思います。
取り付け、掃除共に難しい点はひとつもありません!
安さ
安いし、手に入れやすいのが嬉しいですね。
固定のしやすさ
初めての方でも説明書なしで付けられるくらい簡単です!
掃除のしやすさ
網を外して砂を交換する、オーソドックスなやり方です。
いたずら防止機能
網には外されにくい工夫がされていますが、いたずらっ子にはかじられたり本体を動かされるかも・・?
うさぎへの優しさ
特別な工夫は無いですが、高さもちょうどよく、特に危ない点はありません。
デメリットは?
大きなデメリットは特にありませんが、あえていうならば、固定が簡単なかわりにウサギに動かされやすいところでしょうか。
「いたずらっこ」にはだと、ひっくり返されてしまうかもしれません。
その他の大きめウサギにおススメのトイレ
次は大きめウサギ用をみてみましょう!
ミニウサギ、ロップイヤーラビット、ライオンラビット、ミニレッキスなど体重1.5~3kgくらいになるウサギを飼うよ。という方はこちらを参考にしてくださいね。
大きめのウサギ用トイレも、色々なトイレの中から、選びました。
大人になっても体が入るくらい余裕をもったサイズで、トイレ砂がしっかり入る深さと、おしっこモレしない高い背面があり、、しっかり固定で動かされにくいトイレを選びました。
1位はこちらのトイレです。
メーカーは三晃商会、大きさは33.3×21.5㎝、背面の高さは12.8㎝です。
固定はしっかり、砂を入れる部分も余裕があります。
大きめのトイレは色々あるものの、価格が高すぎたり、逆に安いけど、雑なつくりのものが多い中、この商品は1,700~2,000円ほどで手に入り、見た目も安っぽくないのが嬉しいところです。
そして一番の魅力は金網すのこのロック!いたずらっこなウサギだと、網を外して遊ぶのですが、この商品は後方、前方共にしっかり網がはまるようになっているので、外されて中の砂を掘り掘り・・・なんてこともなくなります♪
大きさ
ほとんどのウサギにちょうどよい大きさですが、体重3キロ近いコだと狭く感じるかも・・・
安さ
高くもなく、安くもなくといったところです。
固定のしやすさ
がっちり2点固定できますが、付けづらいケージもあります。
いたずらされにくさ
網を外すタイプのコには効果が期待できます!
デメリットは?
ケージの金網の形状によっては、プラねじでの固定が難しい場合があります。
また、ケージへの2点固定と、網の固定ががっちりしている分、掃除の時にひと手間かかります。
ランキング2位はこちら。
メーカーは三晃商会、大きさは40×20㎝、背面の高さは16㎝です。
1位と同じく三晃商会というメーカーのトイレです。子ウサギランキングでもこのメーカーが出ましたね。
三晃商会のトイレは飼い主さんとウサギのことをしっかり考えて作られているのですが、その中でもこのラビットフィットパンはロングセラー品、安定の商品です。
すのこに高さがあるので、万が一トイレ砂がいっぱいになってしまっても、ウサギのお尻や足に付きません。更に、大きめトイレながら長方形なので、ケージ内でそこまで圧迫感を出さないのも嬉しいところ。
ちなみにこの商品は小さめウサギ用の通常サイズもありますよ。
大きさ
大きめで横長なので、ほとんどのウサギがお尻をはみ出すことなく使うことができます。
安さ
こちらも、高くもなく、安くもなくといったところです。
固定のしやすさ
がっちり2点固定できますが、付けづらいケージもあります。
いたずらされにくさ
トイレ自体はしっかり固定できますが、角が多いぶん、かじられやすいかもしれません・・・
デメリットは?
三晃商会の素晴らしいトイレの難点なのですが、がっちり固定できるかわりに、ケージによってはうまくはまらないことがあります。
特におしっこ飛び散り防止カバーがついている場合はかなり使いづらくなってしまうので要注意です。
第3位はこちらのトイレです。
メーカーはマルカンです。大きさは39.5×24.5㎝、背面の高さは22.5㎝です。
このトイレは国内メーカーのものの中ではかなり大きめなので、ロップイヤーなど3キロ近くになるコでも安心のサイズです。
しかも安いのが嬉しいポイント。初めてウサギをお迎えする時はなにかとお金がかかりますので、少しでも安く抑えられれば助かりますね。
形もトイレを覚えやすい三角形です。固定もしっかり、安心の調節機能付きで2か所固定です。
大きさ
かなり大きいので、小型のウサギ飼いの方は間違って買わないようにしましょう。
安さ
小型トイレ並の安さです!
固定のしやすさ
調節機能付きの2点固定です。
いたずらされにくさ
いたずら防止機能は無いので、網を外すコ、かじり癖のあるコには要注意!
デメリットは?
カラーが黄色系なので、ケージの中で目立ってしまうのがちょっぴり残念かな、と思います。
また、金網がスチール製でサビが出やすいです。目も細かめなので、ウンチが落ちにくいのがデメリットです。
初めて飼う方向けのランキングは以上です!細かいことを考えるのが面倒な方は今紹介させていただいた中から選んでおけばとりあえず間違いありませんよ♪
ウサギというのは、最初はどれくらいの大きさで、どんな性格のコに育つのか分からないもの。
成長に伴い、買い替えることもあると思います。これから先はじっくり選びたい方向けですが、それぞれ、ウサギのトイレに関する悩みを解決できるような特徴のあるトイレも一緒に紹介させていただいております。
ぜひ買い替えの時はまた読みにきてくださいね♪
トイレの選び方 徹底解説!
さて、じっくり選びたい派の方、おまたせしました。
ウサギのトイレについて詳しく解説していきますよ
ウサギ用トイレは種類がたくさん。色々あって何が違うのか、何がいいのかよく分かりませんね。
材質による違いはあるのかな?
掃除がしやすいのはどんなトイレだろう?
・・・そんな方のために、まずは基本のトイレの選び方を説明させていただきます!
まずは「大きさ」で選びましょう!
ウサギトイレの選び方ですが、まずは一番重要なのが「大きさ」です。
大きさは、各トイレのサイズを比べてみるとよく分かります。
ネットで購入する場合は見て比べられないので、必ず表記サイズをよく確認しましょう。
小さいトイレの例
ラビットフィットパンS 27.5×20×15
大きいトイレの例
うさぎの固定式トイレL 42×32×20.5
国内メーカーのトイレは横35㎝くらい、奥行きは23㎝くらいのサイズが一番多く販売されています。
体重1.5kgくらいのコなら色々選べますが、体重2キロ以上になるコだと、モノによってはお尻がはみ出てしまうことがあるので、念のため大きめのトイレを用意しておいたほうがよいでしょう。
その他のポイントをチェックしましょう!
トイレ選びはまずは大きさで選ぶわけですが、他にも色々な特徴をもったトイレがあります。
同じようなサイズのトイレで、どれにしようか迷ったら、今から説明させていただくポイントをチェックしてみてくださいね。
・トイレの深さはどうか?
・背面の高さはどうか?
・「かじられ防止」対策はしてあるか?
・すのこはしっかり固定できるか?
・すのこの材質は何か??
・トイレ本体の材質は何か?
・ケージへの固定はしやすいか?
ざっとこのくらいチェックポイントがあります。
それぞれ、メリット、デメリットも気にして見てみてくださいね!
トイレの深さはどうか?
トイレの深さとは、トイレの砂を入れる部分の深さのことです。
ウサギ用のトイレの砂はおしっこを吸うと膨張するものが多いので大きめのウサギに浅いトイレを使うとあっという間にトイレがいっぱいになってしまいます。
トイレの砂があふれるとウサギのお尻に付いてしまい、毛が汚れて「おしっこやけ」状態になり、不衛生になってしまいます。
では深いものが一番良いのか?というと、実はそうではありません。
トイレの深さは、「ウサギの乗りやすさ」にも関係してくるのです。
子ウサギや高齢ウサギはトイレが低いほうが乗りやすいので、ウサギに合わせて選んであげると良いでしょう。
深いトイレ
メリット トイレの砂があふれにくいので1日1~2回のトイレ砂の交換で済む。
デメリット 子ウサギや高齢ウサギがトイレに登りにくい。
大きめのウサギや、飼い主さんが日中お仕事などでいない時間が多くて頻繁にトイレ掃除ができない場合は深いものを選ぼう!
浅いトイレ
メリット 子ウサギや高齢ウサギがトイレに登りやすい。
デメリット トイレの砂があふれやすいので1日に数回の掃除が必要。
子ウサギや高齢ウサギならこちらを選ぶと安心だね
ちなみに最近では、高さが無く、トイレ砂もしっかり入る、床に埋め込まれているタイプのケージも販売されています。
自由な場所にトイレを動かすことはできませんが、ケージの中が広くなり、トイレの高さも無くなるので、どんなウサギでも負担なくトイレを使うことができます。
背面の高さはどうか?
トイレの背面の高さ、とはウサギがトイレで用を足すときに背中側に当たる部分です。
この部分はしっかり高い壁になっているもののほうが良いです。
ウサギは座っておしっこするのですが、真下に流れるわけではなく、やや後方に向かっておしっこするので、背面が低いとトイレの外にダダ漏れになってしまうのです。
特にオスのウサギはおしっこが後ろにいきやすいので、トイレを選ぶ時にしっかり見ておきましょう。
ウサギが座った時に腰周りがカバーされるくらいの背面カバーがあるトイレがおススメです。
「かじられ対策」はされているか?
ウサギはものをかじるのがお仕事のようなもの。
かじり木をかじってくれれば一番良いのですが、飼育用品をかじるのは面白いらしく、トイレの形が変わるほどかじられてしまう場合も。
「かじり対策がされている」というのは、このようなトイレです。
・硬くてかじることができない陶器製、もしくはメラミン製のトイレ
(メラミン製のトイレは現在販売されていません)
・かじられやすいところにガードがつけられているトイレ
かじり癖があるかないかは、成長してみないと分かりませんが、対策されているほうが安心です。
すのこはしっかり固定できるか?
ウサギのトイレにはすのこがはめられているわけですが、外れにくいように工夫がされているもののほうがウサギにいたずらされることがないので便利です。
いたずらっこなコだとすのこを外してトイレ砂を掘り掘りしてしまうこともあります・・・
ちなみに固定強いものほど、掃除はしにくくなります。
掃除のしやすさをとるか、いたずら防止をとるかは飼い主さん次第です。
固定が強めのトイレ
すのこを外す癖が強いコには、すのこ一体型のトイレもおススメです。
すのこが外れない一体型のトイレ
こちらのトイレはいたずら防止に特化しています。かじり癖のあるコにもおススメです。
すのこの材質は何か?
ウサギのトイレには網のようなすのこが付いています。
このすのこのおかげでお尻が排泄物に触れることなくウサギが用を足すことができます。
トイレは1日中いる場所ではないので、そこまで気にしなくても大丈夫ですが、足の小さな子ウサギや、足の裏の病気になりやすいコは気をつけてあげたほうがよいでしょう。
プラスチックのすのこ
メリット ウサギの足に負担がかかりにくい。
デメリット ウンチが落ちにくい。外されやすく、かじられやすい。
金網のすのこ
メリット ウンチが落ちやすい。固定がしっかりしているものが多い。
デメリット 網の目が広いものは足が挟まることがある。
トイレの材質は何か?
昔はプラスチックのものしか無かったウサギ用トイレですが、現在は陶器やメラミン製が出てきています。
それぞれメリット、デメリットがあるので知っておくと便利ですよ!
プラスチック製
メリット 価格が安い、軽くて扱いやすい。
デメリット かじられやすい。傷や汚れが付きやすいので、長く綺麗に使うのは難しい。
メラミン製(現在販売されていません)
メリット 硬くて洗いやすい。
デメリット 商品の種類が最も少ないまた、価格が高め。
陶器製
メリット かじられないし、大きめのウサギ以外には動かされない。
デメリット 価格が高い。落とすと割れてしまう。
ケージへの固定はしやすいか?
ウサギのトイレはふつう、ケージの隅に置きます。置いただけではウサギに動かされてしまいますので、ケージの網の部分に固定します。
固定方法はメーカー、商品によって様々です。
固定方法は、飼い主さんの扱いやすさ、ウサギに動かされやすいかどうか、に関係してきます。
主にこのような固定方法のトイレがあります。
チェーンで固定するトイレ
メリット どんなケージにも固定でき、付けやすい。
デメリット チェーンを外すのが面倒。
ナスカンで固定するトイレ
メリット 比較的どんなケージにも簡単に取り付けできる。
デメリット ウサギに動かされやすい。
簡単なネジで固定するトイレ
メリット 最もがっちり固定ができる。
デメリット ケージによっては付けることができず、置くだけになる。また外すのが面倒。
磁石で固定するトイレ(現在は販売されていません)
メリット 見た目がスッキリ、取り外しも楽ちん。
デメリット 金網スノコにしか使えない。また、大きめのウサギだと動かされてしまう。
固定せず置くタイプのトイレ
メリット どんなケージでもどこにでも置くことができる。
デメリット 本体が陶器製で重い。また、大きめのウサギだと動かされてしまう。
トイレのチェックポイントはこのような感じです。全てを兼ね備えたトイレというものはありませんので、なにを一番優先したいかを考えてトイレを選んでみましょう
まとめ
今回はウサギのトイレについて、おススメ商品の紹介と、解説をさせていただきました!
ウサギのトイレは大きさやデザインの違いだけでなく、他にも色々なチェックポイントがあることが分かりますね
飼育用品のメイン、という感じのものではありませんが、使いやすいにこしたことはありません。
ぜひじっくり選んでみてくださいね!
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