モルモット好きのみなさんこんにちは!
今回はモルモットについて、セネきちの独断と偏見による魅力語りをしたいと思います。
飼育には役に立ちませんが、モルモットの可愛さだけは伝わると思います!
モルモットとは?
モルモットとはずんぐりむっくり、ハムスターよりは大きくてウサギより小さい、まるっこい草食動物のことです。
デグーやチンチラに近い動物です。
ペットショップでは「うわ~ネズミだ!!嫌だぁ!」なんて心無いことを言われることもありますが、その何倍もファンがいるのもモルモット。
お世話は掃除が大変だし餌もよく食べる、お金がかかる!・・・だけど一度飼うとかわいくてたまらない、そんな動物です。
モルモットのからだ
まずはモルモットの体の魅力についてご説明いたします!
モルモットはパッと見はずんぐりしているし、ウサギの耳のように特徴的な部分があるわけでもない、正直地味な印象です。
でもその体には語り尽せない魅力が詰まっているんですよ?
耳
上からいきましょう。
まず、モルモットの耳。
モルモットの耳はとても薄くて、ちょっとペロッとたれていることが多いです。
モル好きの中では時にきくらげとも呼ばれます・・・!
しかもこの耳は可愛いだけでなく、モルモットの健康チェックに非常に重要な役割を持っているんです!
モルモットは皮膚病に罹りやすいんですが、耳をみると分かりやすいです。
薄い部分なので症状が出るのが早いんです。
もしこの耳のはじっこがカサカサしてきたら・・・要注意です!
毎日しっかり観察する癖をつけましょ!
鼻
鼻、というか鼻すじですね。
私はこの長い鼻すじをなでるのが大好きです!
一番分かりやすいのは写真のようなヘアレスタイプのスキニ-ギニアピッグ。
れっきとしたモルモットなのですが、鼻すじのところにモコッと毛が残っているコが多いんです。
鼻が高く見えてかっこいいですよね♪
口元
一番の愛すべきポイントではないかと思うのはこの口元です。
ふわふわのくちびるがちゃんとあって、とてもかわいいんです!
毛の色が白っぽいコが一番分かりやすいんですが、鼻から口元にかけてピンク色でなんとも柔らかそうなのです。
モルモットがよく慣れていて、近づいて下から見ないと分からないので、これは飼っている人だけが見れるポイントかもしれません!
ついつい触りたくなっちゃいますね!!
首
首は・・・ほぼありません!
伸びてる時は多少分かりますが、縮んでいるとほんとに首が無い~!
スマートな動物ももちろん素敵だけど・・・
モルモットはこのずんぐりフォルムが魅力なのです!
お尻
お尻に関しては言わずもがな、ですね!
赤ちゃんの頃は顔が大きいのであまり目立ちませんが、大きくなってくるとなんともまるっこい、この形。
贅沢をいえば、イングリッシュやクレステッドなどツルッとした短毛種だとよりお尻のフォルムが楽しめちゃいますよ!
つつきたくなりますが、急に後ろから触るとびっくりするのでやめましょうね!
手足
モルモットの手足は短いです。
そして指も短い!この小さな手で地面をけって、結構早く走り回ります。
よく慣れたコだと足を横に投げ出してくつろいだり手を見せてくれるのですが、
ぜひ足の裏側をみてください・・・!
なんだか肉球らしきものが・・・?
そうです。モルモットには肉球みたいなものがあるんです。
モルモットは臆病な動物。
手の裏や足の裏を触れちゃうくらい慣れてくれたら最高ですよ!
モルモットの動き
モルモットの魅力はその動きにもあります。
実はモルモットはペットショップで見ているだけでは分からない動きがあるんです・・・。
特別にご紹介!
ポップコーンジャンプ!
ポップコーンジャンプ・・・なんだか楽しそうな名前でよね。
モルモットが若い頃行う行動で、ポップコーンのようにピョンピョンジャンプすることをいいます。
感情が高ぶった時に見られるのですが、餌の時間やおやつタイムに多く見られることから、嬉しくてたまらない、楽しい、そんな時にするようです。
このジャンプは体の成長が止まる、生後半年頃から徐々に見られなくなっていくので、小さな頃から飼育する方はぜひ動画を撮っておきましょう!
小さな暴れ馬って感じの独特の動きですよ!
かわいい鳴き声
モルモットって実は鳴くんです。
とってもかわいい声で!!
プイプイ・・・とかキューキュー、といったオモチャの音みたいな高い声です。
プィンプィンプィン・・・!といったサイレン鳴きと呼ばれる(モル好きの中だけ??)激しめの声もあったり。
鳴き声を聞けるのも、飼っている人の特権かもしれません。
ペットショップでは、餌の時間に餌のお皿を持って行くとよく鳴くので、催促の意味があるようですね。
あとは警戒している時に鳴くこともあるし、状況によって鳴き声が微妙に変わるよ、という話も聞きます。
小動物って基本的にかわいい声で鳴くやつはほとんどいません。
ハムスターみたいに小さくキッ!と鳴いたり、ウサギみたいに絶対絶命の時に金切声を出すことはありますが・・・。
このレアな「鳴く」動物である、というところもモルモットの大きな魅力であることは間違いないですね!
モルモットの性質
モルモットはふれあい動物園でよく飼育されている動物です。
それがモルモットにとって良いことか悪いことかはちょっと置いておいて・・・
なぜああいったところでいろんな人に触られているのかというと、モルモットの性質に関係があるんですよ。
次は性格についてみていきましょう。
モルモットは安全
もちろん個体によって多少の違いはあるものの、モルモットは小動物の中ではかなり人に対して無害に近い動物です。
あの小さいハムスターですらおもいっきり噛むコがいるし、ウサギなら蹴られると結構痛い。
でもモルモットはよほどのことがない限り、人にケガをさせることはありません。
自分から向かって攻撃してくることはまずありませんし、手足が短くて小さいので、ひっかかれたり蹴られることもないです。
爪は伸びますが定期的にカットしてやれば問題ありません。
その安全性があるからこそ、ああやってふれあいの第一歩としてあちこちの動物園にいるのです。
安全だからこそ、こちらもモルモットが安心して暮らせるようにしてあげたいものですね。
モルモットは丈夫
これも個体差はありますが、ペットショップで見ていても、ウサギのベビーとモルモットのベビーだと、圧倒的にモルモットのほうが死亡率が低いです。
モルモットは産まれてくる時に毛が生え、目も見えるくらい大きな状態で産まれてくるので、餌も最初から食べてくれることが多いんですよね。
丈夫ではありますが、それなりに病気もするし、体の構造上、足のケガは結構多いです。油断せずに飼ってあげたいですね。
まとめ
今回はモルモットについてのお話でした!
モルモットのたくさんの魅力を長々と語ってみましたが・・・モルモット好きには物足りなかったかもしれませんね。
モルモットは、時間をかけてゆっくり慣らしてあげれば、かわいいゴロ寝姿やポップコーンジャンプ、おねだりの鳴き声などが楽しめる、とても素晴らしいペットになってくれますよ。
飼い方なども紹介している記事があるので、ぜひ見てみてくださいね。
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