こんにちは、セネきちです。
今回は、ウサギのケージについてのお話です!
ウサギのケージって種類がとても多いです。
サイズもデザインもさまざまで、どれを選んでいいのか分からなくなる方が多いですね。
今回は、そんなウサギ用ケージについて、選び方を解説しますよ!
ウサギがのびのび過ごせて、レイアウトもしやすい大型のケージを中心におすすめ商品も紹介しますので、初めてウサギをお迎えする方はぜひ最後まで読んでいってくださいね。
ウサギのケージの選び方
まずはウサギのケージの選び方を簡単に解説しますね。
ケージはウサギが生活の大半を暮らす場所です。ウサギが過ごしやすい、飼い主さんが掃除しやすい、そんなケージを選ぶためのコツです!
サイズは大きいものがおすすめ
まずは重要なのがケージのサイズです。
基本的には「ケージの中にトイレやエサ入れを入れた状態で、ウサギが寝そべることができる大きさ」が最低限必要な広さです。
そして、高さは「ウサギが後ろ足だけで立ち上がった時に頭が天井につかない」くらい必要です。
まだ子ウサギで大人のサイズが分からないよ、という方は、幅80cmくらいのケージを選んでおきましょう。
子ウサギにはとても大きく見えるかもしれませんが、ウサギは生後4か月くらいで大人のサイズまで成長するので、心配要りません。
ちなみに、「小型のウサギ」は小さめケージでも良いとされていますが、体重1㎏前後で成長が止まるのは、血統書付きのネザーランドドワーフのみです。
それ以外の、ミニウサギ、ロップイヤーラビットなどのウサギはだいたい2㎏前後くらいまでには大きくなります。
安全・安心なものを選ぶ
サイズの次に重要なのは、やっぱり安全性ですね。
チェックすべきポイントは簡単にまとめるとこんな感じです。
特に、子ウサギ、高齢ウサギ(4歳~)のケージを選ぶ時は注意したいですね。
掃除がしやすいものを選ぶ
飼い主さん目線で選ぶことも大切です。ウサギは毎日掃除が必要なので、掃除がやりにくいケージは避けたいところです。
ケージの掃除がしやすいのはこんなケージです。
あれ?と思ったかもしれません。
掃除がしやすいケージと安心安全ケージというのは決して一緒のものではない場合があります。
初めてウサギをお迎えする方はウサギとの生活が想像しにくいと思うので、決められないよ~!という方は、引き出しつき、大きな扉つき、プラスチックか金網の底のケージがおすすめです。
万が一ウサギがトイレを覚えなかった時に困らないで済みますよ。
おすすめウサギ用ケージ7選
さて、ここからはウサギ用おすすめケージの紹介です。
それぞれのケージの特徴に加え、おすすめである理由と・・・
あと、デメリットもお伝えしようと思います。
全くデメリットのないケージは存在しません。飼い主さんがデメリットに妥協できるかどうかも選ぶポイントにしていただきたいです!
気になる1台をみつけてね!
うさぎのカンタンおそうじケージワイドB (マルカン)
うさぎのカンタンおそうじケージワイドB 基本情報
メーカー マルカン
サイズ 幅90cm・奥行き60cm・高さ60cm 重量 12㎏
こちらは、ウサギ用品を多く扱うマルカンのケージです。
今回紹介するなかでは、大きさがナンバーワン。どんなウサギでも広々と飼育ができます。※大型種は除く
大きさのわりに価格が2万円以下と、手ごろなのもうれしいポイントです。
また、底トレイが左右で分かれているので、掃除がしやすいです。
ウサギは決まった場所をトイレにするため、汚れたほうだけ交換できるのが便利です。
デメリットはある?
ケージ全体の耐久性があまり高くありません。体重が重くなりやすいロップイヤーラビットや、よくスタンピング(足で床を強く叩く行動)をするコには向かないかも…
セレクトケージ Rabbit 80(マルカン)
セレクトケージ ラビット 80 基本情報
メーカー マルカン
サイズ 幅83cm・奥行き55cm・高さ64cm 重量 12.7㎏
こちらもマルカンのケージですが、その中でも小動物に特化したブランドCASA(カーサ)の商品です。
茶色ベースのおしゃれで落ち着いた外観と、広々サイズが特徴で、特に高さはかなりの余裕があります。こちらも価格が手ごろで購入しやすいですよ。
デメリットはある?
こちらもケージの耐久性は少し低めです。また、ステップがついているのですが、よく動くタイプのコはケガの原因になるので外すハメになるかも…
クリアケージM (マルカン)
クリアケージM 基本情報
メーカー マルカン
サイズ 幅82cm・奥行き56,5㎝・高さ60,5㎝ 重量 11㎏
こちらもマルカンの商品です。20年近く前から販売されているロングセラー商品で、とても人気があります。
特徴はウサギのケージには珍しいシックな色合いと、広々サイズ、そして飛び散りガード付きであるというところ。価格は先ほど紹介したケージと同じく安い部類に入ります。
デメリットはある?
飛び散りガードは確かに飛び散りをガードしてはくれるのですが、そのぶん掃除するパーツが増えるので、使いにくいと感じる方も多いです。
また、角が丸いので、トイレやハウスがぴったりおさまらないことがあります。
コンフォート80 STグレード(KAWAI)
コンフォート80 STグレード 基本情報
メーカー 川井
サイズ 幅77cm・奥行き55cm・高さ62cm 重量 10,5㎏
こちらは小動物中心に高クオリティの飼育用品を販売しているカワイのウサギ用ケージです。
このコンフォート80 STハイグレードは、10年以上のロングセラー商品であったコンフォート80の改良モデル。
広さ、材質、金網の目の広さまで全ての要素がウサギ飼育のために考え尽くされています。
ウサギケージには一切の妥協をしたくない!という方におすすめですよ。
デメリットはある?
価格が高いです。あと全体にステンレスを使っているので、ウサギが中で激しめに動いた時の、金属が擦れ合うガシャガシャ音が他のケージより大きめ。
イージーホーム80 ローメッシュWH (SANKO)
イージーホーム80 ローメッシュWH 基本情報
メーカー SANKO
サイズ 幅81cm・奥行き50.5cm・高さ66cm 重量 9.2㎏
こちらは小動物用品に強い三晃商会のウサギ用ケージです。
じゅうぶんな広さと、ウサギがケージを噛むのを防止するのに効果的な細かい目、そして全面が開く大きな天井が特徴です。
イージーホームシリーズは、シンプルなデザインと使いやすさが特徴です。
ケージカバーや側面パネル、替えすのこ等別売りオプションアイテムが多く販売されているので、自分好みに使いやすくカスタマイズしていくことができるのが強みです。
デメリットはある?
ケージの目が細かいことのデメリットとして、取り付けできる飼育用品(ドリンクボトル、取り付け型の牧草入れなど)がつけにくい、またはつけられないことがあります。
イージーホーム シャイニー 80WH (SANKO)
イージーホーム シャイニー 80WH 基本情報
メーカー SANKO
サイズ 幅81cm・奥行き50.5cm・高さ61cm 重量 9.8㎏
こちらもイージーホームシリーズのひとつのケージです。
今までに無い前面ガラス仕様で、ウサギがとてもよく見えるのがポイントです。
また、天井、サイドパネルが外しやすいので、掃除がしやすいのもうれしいですね。
デメリットはある?
価格が高めです。また、ガラスが透明で、ウサギから認識しにくいので、よく動くタイプのコがお部屋の散歩中にぶつからないように扉を閉めておくなど、注意しましょう。
クリアフロント80(GEX)
クリアフロント80 基本情報
メーカー GEX
サイズ 幅81.5cm・奥行き54.5cm・高さ55cm 重量14㎏
ウサギに優しいケージを開発し続けるGEXのケージです。
前面がアクリルパネルになっていて、中のウサギがよく見えるのが一番のポイント。
また、ワイヤー部分がウサギが齧りにくい縦ライン多めのデザインになっています。
デメリットはある?
先ほどのイージーホームシャイニーに似たケージですが、こちらは前面がガラスではなくアクリルです。割れにくさはあるものの、ガラスに比べると細かい傷がつきやすいので長く使うと透明度は低くなりそうです。
おまけ・セット販売のケージ
ケージのなかには、飼育に必要なものがセットで販売されているものもあります。
なんか色々選ぶのが億劫だ!という場合におすすめです。
↓個人的にお気に入りの小動物用品メーカー、SANKOのウサギ飼育セット。
牧草入れ、エサ入れ、トイレが一番使いやすいものをセレクトしてくれています!
↓マルカンの超ロングセラー品のケージを含むセット。
ケージに合わせてトイレも黒で揃えてくれています。
↓ウサギのことをとても考えて商品をつくっているジェックスのセット。
全てが白アイテムなので、ウサギが映えること間違いなし!
よくある質問
ウサギのケージについて、少しずつ分かってきたところで・・・
ウサギのケージやお部屋での暮らしについて、よくある質問をまとめましたよ!
↓当サイトでは他にもウサギについての質問集を公開しています。
ウサギを飼う前に読む!よくある質問集
初めてウサギをお迎えした時に読む!よくある質問集
ウサギのケージにスロープは必要ですか?
ウサギをケージから出す時、できればウサギが自分で出入りできるのが理想。
そんな時に使えるのがスロープ。ウサギ用のものがいくつか売られているので使ってみるのもよいと思います。
しかし注意点があります。
スロープはあったほうがいいアイテムではあるのですが、実はスロープをつけることで起きる事故もあるのです。
ウサギのケージって、結構床から高さがあるのですが、そこにスロープをつけると傾斜がきつくなり、ウサギが滑り落ちてしまうことがあるんです。
滑り止めがついているものもあるのですが、それはそれで手が引っかかってしまったり。
そこで、個人的におすすめなのは、小動物用ではなくて、犬猫用のスロープを使ったり、スロープではなく段差やすのこを置いてやるという方法。
ウサギ専用アイテムではないので、大きな声で、おすすめです!!ともいえないのですが、おそらく安全性はそちらのほうが高いのではと思っています。
ウサギはどれくらい部屋で遊ばせますか?
部屋の散歩に必要な時間は特に決まっていませんが、一日1時間くらいは出してあげるといいのかなと思います。
もし忙しくて毎日出せない、という場合はこういうケージを使うのもアリですね。
また、サークル(柵)を使うのもおすすめです。
部屋の家具をウサギにいたずらされないですし、ウサギにとっても安全です。
ちなみにウサギ用サークルを使う場合は、使うときに数日間ウサギの観察をしっかりするようにしましょう。
ウサギによっては、サークルを飛び越えたり、ずらしてしまうことがあるので、もしそういうやんちゃな一面を見てしまった場合は、犬用サークルを使う、重しを置くなどして対策するようにしましょう。
ウサギを部屋で放し飼いにすればケージはいりませんか?
ウサギを放し飼いにできる環境があっても、ケージはあったほうが良いです。
ウサギにとって「家」となる場所をケージとしてつくってあげて、部屋全体は遊び場にしましょう。
また、ずっと部屋のなかで放し飼いにしていたのに、なんらかの事情でケージ飼いしなければならなくなった時にウサギが大きなストレスを抱える、ということもあるので、飼育環境が変わった時のために、基本の飼育スペースはケージにしておくのが安心なのです。
ちなみに放し飼いにする時間が長い場合は、コンセントは塞ぐ、観葉植物を置かない、など部屋の安全対策をきっちりやるようにしましょう。
まとめ
今回は、ウサギのケージの選び方の解説や、おすすめの商品を紹介させていただきました。
ウサギがのびのび暮らせて掃除もしやすいものをピックアップしたので、どれを選んでも損はないですよ!
もし、ウサギについて知りたい方は、他にも役に立つ記事を公開しているので、ぜひ読んでみてくださいね!
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