こんにちは!セネきちです。
今回は前回に引き続きウサギのケージがテーマですよ。
前回は、ウサギのケージの選び方について詳しく説明させていただきました。
ケージ選びの時チェックすべきポイントや、メリットデメリットを細かく見ていきましたね。
でも初めてウサギを飼育する方の中には・・・
結局どれがいいのか自分で決められない~!難しい!!
と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、初めての飼育の人でも一目瞭然!おススメのケージを選んでみましたよ
その他、簡単なケージ選びのコツ、ケージ選びの時よくある質問にもお答えしていこうと思いますよ。
説明はいいからとりあえずどれを選んでおけば間違いないかだけパッと教えて!
・・・というせっかちな方は、後半はとばしちゃっても大丈夫ですよ!
セネきち厳選、おススメうさぎケージ!
さて、せっかちな方のために、オススメケージを頑張って選んでみましたが、数あるケージの中からどうやって選んだのか、簡単にお話させてくださいね。
セネきちは、まず市販のウサギケージを20台ほどリストアップしました。
その中で、まず内寸が幅60㎝以下のケージ、奥行き40以下のケージを除外しました。
(理由は、たとえ小型ウサギを飼うのだとしても、「狭い」からです!)
そこから、ケージの高さ、ケージの価格(メーカー希望価格とネットの価格)、ケージのクオリティ、別売り備品の多さなどを見ながらおススメケージを選びました。
今回は、セネきちが選びぬいた優秀な7種類のケージを、更にランキング形式で紹介していきます!
なお、今回選んだケージは、小型~中型のウサギならどの種類でも飼育ができるようなものを選びました!
コンパクトなケージがいい!という方はこちらの記事へどうぞ↓
・広さは内寸(組み立てた全体のサイズではなく、実際にウサギが入るスペース)で表記してあります。ただし、内寸が分からないものに関しては外寸と表記してあります。
おススメランキング1位 これを選んでおけば間違い無し!
輝かしいランキング1位に輝いたのはこちらのケージ。
まず一番の魅力は、これだけの広さと使いやすさを兼ね備えているのにも関わらず、価格が安いというところ。
マルカンは小動物用品ではかなり有名なメーカーで、取り扱い店舗も多いので、手に入れやすいのもポイントです。
見た目もオシャレなので、お部屋の景観を損ねないのも嬉しいですね。
広さ
安さ 価格帯14,000~16,000円
クオリティ
使いやすさ
総合的に見て、初めてウサギを飼う方に1番おススメできるケージです!
デメリットは?
引き出し付きなので、毎日の掃除には困りませんが、引き出しが若干出しにくい、バラして丸洗いしにくいことから、ケージを常に清潔に保ちたいタイプの人には少し扱いづらい面があります。
おススメランキング2位 ウサギ思いのあなたに!
ランキング2位はこちら。1位にしても遜色ないくらいの優秀なケージなのですが、値段が高めで、取り扱い店舗が少ないため、買いやすさを比べて、2位にさせていただきました。
ケージ自体はウサギのことをとても考えてつくられており、特に、かじり癖がつきにくい3センチのマス目と、金属製なのに足に負担をかけないようにつくられた底網はこのケージの最大の特徴といえます。
底網はトレイのように外から引き出すことができるので、衛生面もばっちりです。
ケージは大きいですが、お世話しやすい小窓もついていますし、かわいい別売り備品にも注目ですよ!
Sサイズケージもあるので、ネザーランドドワーフをお迎え予定の方はそちらも見てみてくださいね。
値段が高くてもいい!という方はぜひこのケージを使ってみてほしいです!
広さ
安さ 価格帯25,000~27,000円
クオリティ
使いやすさ
デメリットは?
金属ケージのため、ケージ自体がとても重く、中でウサギが暴れると、ガシャガシャと、なかなかの音がします。また、水が付いた状態で放っておくと、錆びが出やすくなってしまうので、水洗いしたらよく拭きとるようにしましょう。
おススメランキング3位 期待の新商品!
第3位はこちらのケージです。第1位と同じくマルカンというメーカーのケージです。
こちらはケージのクオリティや広さ、デザインはどれをとっても素晴しいです。
発売されたばかりであることと、価格がかなり高めであることから3位にしましたが、これからもっと上位にいく可能性は十分にあるケージです。
これからに期待大!のケージです!
広さ
安さ 価格帯22,000~24,000円
クオリティ
使いやすさ
デメリットは?
まだ発売されたばかりで使っているユーザーが少なく、使い勝手の良さや、使いにくい部分、壊れやすい部分も分かりません。ネットでも扱っているショップが少ないので、購入するなら大きめのペットショップがおススメです。
いい意味でも悪い意味でも、これからの動向が気になるケージです!
おススメランキング4位 使い勝手の良いシリーズ
第4位は三晃商会のイージーホームシリーズのひとつ、イージーホームローメッシュ80です。
イージーホームシリーズはロングセラー商品で、サイズや高さも色々あるのが特徴です。通常のイージーホーム80だと、奥行きや高さが足りないのですが、このケージは広さが十分あるので、ウサギをのびのびと飼うことができます!ます目がどのケージよりも狭いので、かじり癖対策にもなります。
更にうれしいのは、別売り備品の豊富さ。すのこ3種、飛び散り防止カバー、ウッドステップ・・・ケージを使ううちに壊れてしまったり、使いにくさが出てきても、変えることができますよ!
自分好みにカスタマイズしていって、長く使うことができるケージです!
広さ
安さ 価格帯16,000~19,000円
クオリティ
使いやすさ
デメリットは?
デメリット、というほどでもないのですが、見た目が“檻”のような感じがしてしまうのがちょっぴり残念なところでしょうか。また、かじり癖防止になる細かいマス目ですが、飼育用品の取り付けができないものがあるので、ドリンクボトルや牧草入れ、ステージなどを使う時は取り付け部をよく見てから購入しましょう。
おススメランキング5位 安定のロングセラー商品!
第5位は今回3つめとなるマルカンの商品です。
こちらのケージはロングセラー品で、販売している店舗も多く、ネットでレビューもたくさん見ることができるので、購入前の下調べをしたい派にも安心です。
初めてのウサギ飼育で、大きすぎず値段が高すぎず手に入れやすいケージというのは嬉しいポイントです!おしっこ飛び散り防止カバーもしっかり付いていますよ♪
手に入れやすいのは初めて飼う人にも安心なポイントです。全体のカラーが落ち着いたグレーと黒で統一されているのでお部屋の景観を損ねないのも嬉しいですね!
広さ
安さ 価格帯11,000~16,000円
クオリティ
使いやすさ
デメリットは?
このケージは底面が角に丸みのあるデザインになっているので、トイレやハウスといった飼育グッズを置く時に、ぴったり角に置くということができません。
また、ロフトが付いているのですがすべりやすいので外して使うのがおススメです。
そして、ケージの隅や隙間におしっこやゴミが溜まりやすく、底トレイが浅い構造になっているため、掃除がちょっと大変なのも難点です。
おススメランキング6位 全てが「ちょうどいい」ケージ!
第6位はこちらです。ウサギ用品に強いメーカーではないものの、オシャレなグッズを多数販売しているブランドのケージです。広さがちょうどよく、値段もお手頃ですが、しっかり引き出し付きなのが嬉しいところ。
前面扉はクリアパーツで中がよく見えます。更に扉を倒すとそのままスロープになりますよ!
傾斜がややきつめなので、クッションなどを置いてウサギが出やすいようにしてあげるとよいですね。
前面扉が付いているケージはカラフルなカラーのものが多いのですが、このケージはシックな色合いです。大人にも子供にも好まれるデザインです!
広さ
安さ 価格帯11,000~16,000円
クオリティ
使いやすさ
デメリットは?
ケージの金網の部分がたよりない感じがします。
よく見ると、ぴったりはまらない部分があったり、歪みがある部分もあるので、神経質な人には向きません。
また、体重の重いウサギに扉のスロープを渡らせるのは割れやすくなるので、心配です。
おススメランキング7位 とことんキレイに保ちたいあなたに!
第7位はこちら。アイリスオーヤマのケージです。
このメーカーのウサギケージは買いやすい価格とシンプルで軽く、洗いやすいケージが多いのがポイント。
ケージの底の部分をまるごと外して洗えるので、毎日清潔に使いたい人にはとても良いケージです。
すのこを片面だけ外して使ってみたり、プラすのこと木製すのこ(別売り)で使うことで、ウサギの足への負担も減らすことができます。
片面をプラすのこにしてフラットなトイレのように使うこともできます。天井はハーフオープンにもフルオープンにもできますよ!
広さ
安さ 価格帯12,000~14,000円
クオリティ
使いやすさ
デメリットは?
引き出しが付いていないので、毎日サクッと掃除したい人には向きません。また、ケージ自体はサイズの割に8㎏弱と軽めですが、中に飼育用品+ウサギが入っていると10㎏以上になります。
底の部分を洗う時にケージを持ちあげる必要があるので、小柄な人や、腰を痛めやすい人は二人でケージを持ち上げるようにする等の注意が必要です。
以上、おススメケージ7選でした!
ランキング方式で紹介させていただきました!
ウサギケージは国内で販売されているだけでも数十種類ありますが、今回はやや厳しい目で、初めてウサギを飼う方向けに7台に絞りました。
どのケージもサイズ、使い勝手、コスパ、それぞれ優秀な点があるケージばかりです。
とりあえずパッと買いたい、という方は予算と相談しながら、この中から選ぶのがおススメですよ。
近くにペットショップがあるなら、直接確認できるものにしてもいいですね。
さて、ここからはもうちょっとケージについて調べてもいいかな~っという方が見ていってくださいね。
初めてウサギを飼う方からケージ選びの時によく聞かれる質問をまとめてみましたよ!
ウサギのケージ、よくある質問集
ウサギのケージは種類が多くて迷うのはもちろんなのですが、それ以外にもちょっと分からないことや、聞きたいけど聞きづらいこと、調べてもよく分からないことがあるものです。
ここからは私セネきちと・・・
アキしゃんがどうぶつ目線でおこたえします!!!
質問①小さいケージしか置けないんだけど、どんなウサギが飼える??
ウサギのケージの最小サイズは幅60㎝くらいのものです。
もしそのサイズのケージで飼育できるとしたら、体重1kg程度でおさまる、血統書付きのネザーランドドワーフのみです。
血統書付きのネザーランドドワーフは専門店での購入になります。
大変グレードの高いウサギですが、お値段も7~12万円ほどします。
ちなみに、60サイズのケージで飼育は可能ですが、理想のサイズではありません。
人間に例えるならば、6畳の部屋にあらゆる家具や寝具、トイレまで備え付けられている感じです。
決してのびのび生活できる広さではありませんよね。
もしどうしてもケージが小さいものしか置けないなら、サークルを別で用意して、毎日お散歩させてあげるなどの工夫が必要です。
ケージも小さい、サークルも置けない、部屋にも出すスペースもないならウサギは飼えないからね!
質問②家にあるペット用のケージで代用できない??
ウサギのケージを別のペットに使うことはありますが、別のペットのケージをウサギに使うことは、ほとんどの場合、できません。
ハムスター、モルモット、フェレットなどのケージが家にあるから代用できないか、という質問を受けることが多いですが、ハムスター用は論外、モルモット用は高さが足りず、フェレット用は高さがありすぎる上に、ウサギが臭いを嫌うため使えません。
ウサギはウサギ用のケージが豊富に販売されていますし、使いやすさが圧倒的に違います。
ケージはウサギ用を使うようにしましょう。
代用しても結局使いにくくてウサギケージを買いにくるハメになる人がおおいんだよ!
質問③ベビーの時だけ小さいケージにして後から大きなケージに買い替えるのはどう??
もちろんそれでも良いのですが、生後半年も経つ頃には大人サイズになっています。
すぐにケージを買い替えなくてはならないので、最初からウサギの種類に合ったサイズのケージを用意しておいたほうが効率が良いですよ
大きなケージは寒々しく見えるものですが、本当にウサギの成長は早いです。
子ウサギでも、ぴったりサイズのウサギ用のハウスを入れてあげたり、足がすのこに挟まらないようにマットを敷いてあげれば大丈夫ですよ!
大は小をかねる!ってよくいうよね!
ちなみにコンパクトなケージはこちらで紹介させていただいております!↓
質問④ケージ無しで部屋で放し飼いできない?
不可能ではないですが、おススメはできません・・・
もし仮にウサギをケージ無しで犬や猫のように放し飼いしたいのならば、人の生活するエリアとは完全に隔てた部屋(エアコン付き)を用意する必要があります。
ウサギはものをかじりますから、家具や家電、コンセント穴、カーテン類は全て撤去するか近付けないようにガードし、床には滑らないようなフロアマットを敷きます。
部屋の中でトイレを覚えてくれるかどうかは分からないので、覚えていなければ部屋じゅうを毎日掃除します。
ウサギは夜も動きますから、危なくないような部屋のレイアウトにします。
・・・なかなかこれだけの環境をつくるのは難しいですよね。
犬や猫はあまり物をかじる習性はないですし、しつけができるので人と同じ空間で暮らすことができますが、ウサギはしつけができません。
ウサギ様に一部屋まるごとあげちゃう!!という人以外はおススメできないよ!
質問⑤ケージの大きさが同じくらいなのに値段が全然違うのはなぜ??
メーカーが違うと価格は変わるものですが、やはり値段が高いほうがクオリティも高いことが多いです。
ウサギのケージは値段の幅が大きく、同じケージですら販売店舗が変われば、数千円差があることも。
そして、同じような大きさのケージでも、引き出しが付いている、扉の数が多い、ステンレスが使われている、などの条件が加わることで値段は高くなっていきます。すのこの材質が変われば値段も変わります。
ネットで買う場合はケージの写真を全て見て、説明もしっかり読むようにしましょう。
同じように見えても、実際は違う部分がある場合がほとんどです。
お金のことはよく分からないけど、ねだんがちがうのには理由がある、ってことかな・・・
質問⑥ケージはどんな場所に置けばいいの??
人が常にいる、リビングがおススメです。
ウサギの本などを読むと、「ウサギは臆病なので、静かで人の行き来の少ない場所が良いでしょう」と書いてある場合があります。間違ってはいませんが、個人的には人がある程度集まる場所がよいと思います。
理由としては、常に人の気配の薄い、静かな場所でずっと飼育していると、ウサギは臆病なまま大人になってしまうためです。
静かな環境に慣れてしまうと、ちょっと人が来ただけでびっくりしたり、怒ったりするようになってしまいます。
お迎えしたばかりの頃は静かな場所で過ごさせてあげてほしいですが、少しずつ家族の一員になれるような場所に慣らしていってあげましょう。
せっかくウサギを飼っているのですから、家族が見ることができる場所に置いてあげたほうがウサギの様子がよく分かりますし、お互いのコミュニケーションにもなりますね。
テレビの横などのうるさすぎる場所や、温度変化の大きい窓際、エアコンの風が直接当たるところはやめてね!
質問⑦引き出しトレイがあるケージと無いケージ、どっちがいいの?
それぞれメリット、デメリットがあるので簡単に説明させていただきますね!
引き出しトレイ有り
メリット 毎日の掃除が楽。
デメリット ケージの価格が高め。分解しにくいので丸洗い派の人には向かない。
引き出しトレイ無し
メリット ケージの価格が安め。分解しやすいので丸洗いしやすい。
デメリット 毎日の掃除に時間がかかる。トイレを覚えていないウサギには向かない。
初めてウサギをお迎えするなら、断然引き出しトレイ付きだよ!
質問⑧マンション住まいなので、できるだけ音が響かないケージがほしいんだけど・・・
ウサギは静かな動物だと思われがちですが、実は結構動き回る時の音が響きます。
通称足ダンと呼ばれる、スタンピングをやられると、かなりうるさいんですよね。
ウサギをお迎えする前であれば、ケージ選びもできるだけ静かなものがいいですよね。
簡単に言えば、音が響きにくいのは引き出しトレイ、キャスターが無く、木製すのこで、つくりがシンプルなケージです・・・が!
こういった条件のケージは、実はウサギを飼いやすいケージとは正反対なんです。
つくりが凝っていて、丈夫な金属製で引き出しがついているものは部品どうしがぶつかる部分が多いので、どうしても音は大きくなってしまいます。
音の静かさをとるか、使いやすさとクオリティをとるか・・・
個人的には、ケージは普通に選んでいただいて、ウサギが大きくなった時、もし音の悩みが切実ならば、その時に、まずは音を防ぐ対策をするほうがいいかなと思います。
フロアマット、消音マットを敷く、金属すのこを木製に変える、ケージの隙間をなくす・・・色々やり方がありますよ!
ちなみにペット禁止マンション、アパートなら、お迎えはやめておいたほうが安心だよ!バレるかも、とビクビクしながら飼うのは嫌だよね・・・
まとめ
今回は初めてウサギを飼う方向けに、おススメケージを7台紹介させていただきました。ここまで読んでくださった方はよくある質問集も見てくださったと思いますが、いかがでしたか?
ウサギのケージを今から探すよ!という方はぜひ、今回紹介させていただいたケージをメモしておいてください。ネットなら価格を比べて購入するだけですし、もし店舗での購入になるならば、実際目で見て気に行ったものにするのもいいですね。
ウサギの飼育はグッズ選びから楽しめます!
パッと決めるつもりだったけど、やっぱりしっかり自分で決めたい!という方はこちらをどうぞ。
ケージの買い替えはこちら↓
素敵なウサライフをスタートする手助けになればうれしいです!
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