ウサギ好きのみなさん、こんにちは!セネきちです!
今回は第3回目となるウサギのケージについてのお話です!
前回までの記事はこちら。
こだわりたい方向けのウサギケージの選び方を徹底解説したものと、初めてウサギを飼う方向けのおススメケージランキングになっています。
で、今回のテーマは何かといいますと、「ケージを買い替える」方向けのお話です。
ウサギを飼っていると、悩みが色々出てくるものです。そんな悩みに合わせたケージ選びをしたい!という方はぜひ見ていってくださいね
お悩み別!おススメケージ
それではお悩み別のケージを紹介していきます。
まずは飼い主さん目線のお悩みから。
ケージを買って使ってみたはいいけど、自分には合わなかった・・・ということはよくあります。
次は失敗したくない!という方のために色々なケージを選んでみました
安くてそこそこ大きなケージが欲しい!
ウサギが予想以上に大きくなってしまった・・・
ミニウサギやロップイヤーだと、かなり大きくなるコもいます。最初に70サイズくらいのケージを用意していた場合、狭くなってしまい、買い替えることになります。
でもそんなに予算が組めないから、なんとかできるだけ安くて大きなケージが欲しい・・・そんなあなたにおススメのケージはこちら。
どちらもマルカンというメーカーのケージなのですが、マルカンのケージは安くて、手に入りやすいのがポイント。
予算を抑えたい方はマルカンのケージから選んでみてくださいね。他にも大きめで安いケージが色々ありますよ。
↑トイレを覚えていないコでも安心の引き出しトレイ付きのケージです。おしっこ飛び散りカバー付きです。
↑トイレを覚えているコなら、引き出しトレイ無しのこちらのケージでもよいでしょう。
広々としており、入り口がクリアなので中もよく見えます。
とにかく丈夫なケージが欲しい!
ケージはクオリティ命!!がっしり丈夫なケージが欲しい!
値段は高くてもいいから、長く使えてがっしり丈夫なケージが欲しい!・・・そんなあなたにおススメのケージはこちら。
川井というメーカーのコンフォート80です。
こちらのケージには、ネザーランドドワーフ用の60サイズのものもあります。
細部にわたってウサギのことを考えて作ってありますよ!
更に、ウサギケージには珍しく、底網が引き出しトレイと同じように手前に引き出せます。
こちらのケージは丈夫さ以外の部分もとても優れています。価格が高くてもいいよ!という方はぜひ使ってみてくださいね!
軽くてコンパクトにしまえる、予備のケージが欲しい!
帰省した時とか、ペットホテルに預ける時用に、普段はコンパクトにしまえるケージはないかな・・・
ウサギを飼っている方で意外に多い、この悩み。
ウサギ思いの飼い主さんほど、「予備」ケージが欲しいという状況があるようです。
帰省などで家を空ける時にウサギを一緒に連れて行くためのケージや、ペットホテルに預ける時のケージ、また病院に入院する時用のケージ。
家でも、ケージの丸洗いをする間には予備ケージに入れておきたい・・・そんなあなたにおススメのケージがこちら、ラビんぐホワイトケージPROです。
GEXというメーカーのケージなのですが、もともとはペットショップやブリーダーで使われることが多かったケージです。
最大の特徴は取り扱いのしやすさ。
鉄製ケージで引き出し付きなのに、全体重量5.8kg!
これはあらゆるウサギケージの中でもトップクラスの軽さなのです。
更に折りたたんでしまえば51.5×64.5㎝×14㎝というコンパクトさ。
ケージサイズは小さめなのですが、ちょっと隔離しておきたい、とか人に預けたい、という時のために1台自宅に置いておくのには最適なサイズ感です!
飛び散りに特化したケージが欲しい!
ウサギの散らかし、おしっこ飛ばしがひどいからなんとか部屋が汚れないようにしたい・・・
ウサギは大人しく見える動物ですが、結構散らかす動物です。餌のチモシー牧草がパラパラとケージの周りに落ちたり、おしっこ飛ばしをしたり。
おしっこ飛ばしはオスに多いですが、犬のマーキング行動とちょっと違って、ジャンプ+ターンしながらおしっこを飛ばすため、広範囲が汚れるのです。
少しでも飛び散りを防ぎたい・・・という方におススメなのはこちら、三晃商会というメーカーの「イージーホーム」シリーズ。
イージーホームはウサギ用のケージだけでも60,70,80サイズがあり、それぞれお手入れしやすい仕様のものや、金網の目の細かいもの、高さのあるものなど色々選ぶことができます。
更にうれしいのは別売りパーツの多さ。
中でも飛び散り防止のカバーは前面以外を広くカバーしてくれます。
飛び散りカバー付きのケージは飼育用品が付けにくかったり、引き出しトレイが付いていないものが多いのですが、イージーホームシリーズなら、この別売りパーツを使えば、ケージの使いやすさは変えずに、高い飛び散り防止効果が期待できますよ!
ケージ隙間のゴミが気になる!
毎日清潔に保ちたいから、汚れが隙間にたまりにくくて、掃除がしやすいケージが欲しいな
ウサギのケージは汚れが溜まりやすいです。
引き出しトレイ付きだと簡単に掃除できますが、トイレを覚えていないコだと、引き出しトレイとケージの間におしっこが流れてしまったり、ケージの隙間に汚れがたまったり・・・
時間が経てば臭いのもとになりますし、金網のサビにもつながります。
毎日の手早い掃除より、時間をかけてもいいから隙間汚れも洗いやすいケージがほしい!・・・という方におススメなのは、「つくりがシンプルなケージ」です。
つくりがシンプルなケージは価格が安く、重量が軽めで、組み立て、解体がしやすいです。毎日パッとケージの下部だけ外して丸洗いしてしまえば、汚れはたまりにくくなりますよ。
こちらのケージはクリアパーツの部分があるので、飼育用品が付けづらい、もしくは位置が高くなるというデメリットはあるものの、丸洗い派には便利なケージです。底の部分に余分なパーツが無いので、ガバっと外して洗うだけ。ケージサイズのわりに価格がとても安いのも魅力です。
やっぱり引き出し付きがいいな・・・という方も、底の部分が外しやすいケージを選ぶとやりやすいですよ。
とにかく大きなケージが欲しい!
何はともかくひろーいケージが欲しいなぁ!
ウサギを普通のケージで飼っていたものの、もうちょっと広いケージで飼いたい。
部屋の中は物が多くてとても部屋んぽできないから、せめてケージの中でのびのび過ごさせたい・・・そんな方には海外メーカーのケージがおススメですよ!
こちらのケージは幅120㎝、奥行きは60㎝あります。
引き出しトレイなどはついていないので、トイレを覚えているコにおススメですが、ケージの重さが約8㎏とサイズのわりに軽いので、丸洗い派にも嬉しいケージだと思います。
このシリーズには他にも幅100㎝サイズのものもありますよ!シンプルなケージなので、お値段もサイズのわりに安めです。
ケージとサークルが一緒になったようなものもあります!
部屋で放し飼いにしたいけど、サークルだと動かすし、かといってずっと見張っているのも大変・・・という方はこういうタイプもおススメです。
トイレを覚えてくれるコでないと掃除が大変ですが、飼い主さんも一緒に中に入って遊べるくらい広いのが魅力ですね。
10畳以上の広いリビングが自宅にある方は、こういうケージ(サークル?!)を置いて、ウサギと一緒の生活を楽しむのも素敵ですね!
滑らないように、足元にフロアマットを敷くのがおススメですよ!
お悩み別!おススメケージ ~ウサギ目線で選ぶ~
次は、「ウサギ」の悩みを解決してくれるケージを紹介していきますね。
ウサギを飼い始める時、最初は飼い主さんの使い勝手の良さで決めることが多いケージですが、飼育していくうちにウサギの都合に合わせてあげる必要が出てくるものです。
時に飼い主さんの負担が大きくなることもありますが、ウサギのためにいいケージを選んであげたいですね
ウサギがケージを噛んでうるさい…
ウサギがケージをガンガンかじっちゃって・・・歯が心配だしうるさいのでケージをなんとかできないかな・・・
ウサギはもともとモノをかじる性質があります。
ケージをかじるのは、単にかじりたいだけ、とか音を出して飼い主さんにアピールしている、といった原因がありますが、金属をかじり続けるのは歯にとって、とても悪いことです。
飼い主さんにアピールしている場合は、こちらが無視してやればそのうちやらなくなるものですが、早急になんとかしたい場合はケージを変えてしまうのも手です。
かじり癖を防ぐには、かじりにくい金網の形状のケージを選ぶ必要があります。
それは、「金網の縦のライン」が多いケージや「金網の目が狭いケージ」です。
「縦のラインが多い」とはこのような感じのケージです↓
逆に「横のラインが多い」ケージはこのような感じです↓
縦ラインが多いケージでもかじろうとするコには、もっと金網のマス目の細かいケージを選ぶ必要があります。
↑こちらのケージのマス目は3㎝四方です。
ウサギのことを考えてつくられているケージではありますが、飼育用品も取り付けやすいマス目のサイズになっています。
↑こちらのケージは先ほどのコンフォートよりも更に細かい2cm四方。
ここまでくると、ウサギが鼻先を突っ込んでかじるのはかなり困難、かじり癖対策には効果が期待できます。(※ただし、マス目が細かいほど飼育用品の取り付けが難しいので、ドリンクボトルや牧草入れを選ぶ時注意しましょう)
ケージを変えても基本は「かじらせないようにすること」ウサギのストレスにならないように飼い主さんも気を付けてあげましょう。
ちなみにかじり癖が招く、不正咬合についてはこちらで詳しく説明させていただいております!
年をとってきたのでバリアフリーなケージにしたい!
だんだんウサギが足腰弱ってきたみたい。段差の少ない安全なケージはないかな・・・
ぴょんぴょん跳ねて元気いっぱいのウサギでも、4歳頃からシニアと呼ばれる、いわゆる「高齢期」に突入します。
高齢になると、トイレの段差、ケージの入り口の段差、ステップ、スロープに上手く乗れなくなったり、落ちたりとケガをしやすくなります。ウサギ自体も動きが鈍くなってきます。
そんな時は、ケージも変えてあげると安心ですよ。
↑こちらのケージは引き出し付きなのに、低床設計!前面扉の取り外しも簡単で、高齢ウサギでも外に出やすい工夫がされています。ちなみにクリアタイプもあります。
※ただし、トイレの位置が左奥で固定なので、トイレを覚えているコにおススメです。
こちらのケージはGEX(ジェックス)というメーカーのウサギケージなのですが、このメーカーのウサギケージは低床設計のものばかりなので、子ウサギや高齢ウサギにおススメですよ!
他にも、ケージにスロープやステップが付いている場合は、取り外す、餌入れやドリンクボトルは位置を下げるなどの工夫もしてあげてくださいね。
ウサギの体に障害があるので安全なケージにしたい!
ウサギを飼っていると、病気を患うことにより、寝たきりや、ぐるぐる回ってしまう症状が出てしまうことがあります。
治ることもあるけど、長く闘病することになりそう・・・
そんな状態になった時、飼育環境を見直す必要があります。
まずは、壁にあたってケガをしないように安全第一のシンプルなケージに変えてあげましょう。
ポイントとしては、
①高さはあまり必要ないが広さがあると安心。
②すのこは危ないので外す。
③トイレやハウスは使うことができなさそうならば撤去する。
④飼育用品は床面に置く。
いつも使っていたケージのままでもある程度対策は可能ですが、ケージ自体を変えるのも良いでしょう。
ケージのほか、ぐるぐる回ってしまうコには、ソフトなサークルを使うという手もあります
飼い主さんのお世話は大変にはなりますが、ウサギが快適に暮らせるように工夫していきたいですね
まとめ
今回は、ウサギのケージの選び方をお悩み別に紹介させていただきました。
一度ケージを選んでも、飼育していくうちにウサギの性格や飼い主さんの都合で、使いにくくなってしまうのはよくあることです。
自分とウサギに合ったケージに変えたい!という方のお役に立てれば幸いです。
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