モルモット好きのみなさん、こんにちは!
セネきちです。
今日は、モルモットの大事な家である、ケージの選び方と、おすすめケージを紹介しますよ!
モルモットを飼いたいな、と思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
モルモットのケージの選び方
まず、おすすめケージを紹介する前に、モルモットのケージの選び方を説明させていただきますね。
モルモットはペットとして人気がありますが、専用のケージというものはほとんどありません。
ウサギのケージを利用したり、サークルを利用することになるのですが、選び方を間違えると、掃除がしにくくなる、モルモットがケガをする、飼育用品が使いにくくなる、などのトラブルに繋がります。
モルモットと飼い主さんの飼育ライフを快適にするためにも、ケージ選びは慎重にやっていきましょう!
できるだけ広いものを!
まずはケージの広さの目安についてです。
モルモットはハムスターよりは大きいけどウサギよりは小さいよね。
ウサギケージの一番小さいやつでいいのかな?
いえいえ、それでは実は狭いんです。
モルモットの必要なケージのサイズは、幅80cm、奥行き45㎝くらいは必要なんですよ。もちろんそれ以上広いのは全然OK!
幅80cm、奥行き45㎝くらい、というと、ウサギのケージでいえば、最大サイズになります。
そのかわり、高さはあまり必要ありません。
40cmくらいの高さがあれば大丈夫です。
※ただし、ケージから出して、安全なお部屋の中でじゅうぶんお散歩させる時間がとれる場合は、もう少し小さめのケージでもよいでしょう。
できるだけシンプルなものを!
モルモットは、小動物の中でも、かなり掃除が大変な動物です。
ケージを選ぶ時は、できるだけシンプルなものがおすすめですよ。
いくら広いケージでも、組み立てるだけで何十分もかかってしまうようなものや、付属の部品が多くて、ゴミがたまりやすいものはおすすめできません。
例えば、底の部分と、上部をパカッと外すだけ、というようなものだと、毎日の掃除が楽ですよ。
後半で紹介するおすすめケージは、全てシンプルなタイプとなっております!
とにかく、安全第一!
小動物用のケージはどれも安全なんじゃないの??
実はそうでもないのです。
しかもモルモットはケガをしやすい体の特徴をしているので、特に気を付ける必要があるんです。
モルモットの体は、手足が短く、そして細いです。
ずんぐりしてはいますが、動きはとても早いです。
そのため、ケージの中でのケガが多いんです。
ケージを選ぶ時は、今から説明させていただく2点を、必ず見ておきましょう。
①ケージのすのこや底網は外しましょう。
ウサギ用ケージを選ぶと、ほとんどの商品に、すのこや底網が付いています。
これは、ウンチだけを下に落とすためのものです。
しかし・・・
モルモットは足が細い動物。
こういったすのこや金網は、足が挟まってしまうので、使うことができません。
もし、ケージに付属で付いている場合は、外すことができるかどうかをチェックしましょう。
ウサギ用ケージの中には、すのこや底網を外して使えないものもあります。
もし、外せないものを使う時は、上にマットを敷き、すのこや底網の上をモルモットが歩かないように工夫しましょう。
②ロフトやステージはなくてもOK
ウサギのケージには、「ロフト」とか「ステージ」と呼ばれるものがついていることがあります。
高いところに登れて嬉しいかな??と思うかもしれませんね。
実際、結構高いところに登っちゃうコもいます。
でも、ケージに付属で付いているステージは、サイズが小さかったり、つるつるしていて、滑りやすかったり、金網になっていて、足が引っかかるようなものが多いのです。
モルモットのケージ選びに、そのようなロフトは不要です。
もし、ちょっと高いところに登れるようなものを設置したい時は、スロープを使って登り降りできるものや、安定感のある大きめのハウスを置くと、上に乗っても落ちないので安心ですよ。
「おしっこ飛び散り防止カバー」に注意
ウサギのケージを利用した場合に注意したい点があります。
それは“おしっこ飛び散り防止カバー”の存在です。
例えばこのケージ。
下部に、透明な樹脂製のカバーが付いていますね。
ウサギを飼うぶんには問題の無い、おしっこ飛び散り防止カバーなのですが、モルモットを飼う場合は、このカバーが付いていることで、「牧草入れ」や「ドリンクボトル」を付けることができなくなるというデメリットがあるのです。
モルモットは首が短いため、ウサギよりもはるかに低い位置で餌や水を摂取するためです。
なので、モルモットのケージは、「おしっこ飛び散り防止カバー」が付いていないか、付いていても外せるものを選ぶのがよいでしょう。
もし付いているものを使いたい場合は、ドリンクボトルや牧草入れを、床に直置きするタイプにしましょう。
モルモットおすすめケージ3選
さて、モルモットのケージの選び方が分かったところで、おすすめケージの紹介です。
大きさが問題なく、シンプルなケージを選んでみました。
あまりペットショップやホームセンターには売っていないので、通販がおすすめです。
ファープラスト キャビエ 80 DX
まず一つ目はこちら。
ファープラスト社のキャビエ80DXです。
あんまり大きなケージは置けないよという方におすすめ。
飼育グッズがばっちり揃っているので、スターターキットとしても優秀です。
ファープラスト クロリック L
二つ目は、一つ目と同じメーカーのケージ、クロリックLです。
このケージはとにかく広いのが特徴です。
あまり部屋には出してあげられないよ、という場合でも広々と過ごさせることができます。
1つ目の商品と同じで、飼育グッズが付いているのも嬉しいですね。
更に、このケージは使っていない時の収納面が優秀です。
折りたたむと、ちょっとした家具の隙間にも入る、厚み7.5cmという驚きの平たさになりますよ。
ちなみに、クロリックはもうひとつ大きな、幅120cmのケージもあります。
場所がある方はこちらでも良いでしょう。
三晃商会 シャトルマルチ C203
3つ目は、日本のメーカー、三晃商会の商品、シャトルマルチC203です。
この商品は、もしかしたら大きめのペットショップなら、店頭に並んでいるかもしれません。
日本のメーカーなので、取り寄せも比較的やりやすいと思います。
ケージは至ってシンプル。組み立てもすぐ終わります。
飼育用品は付いていませんが、自分で好きなものを選んで使いたい方にはおすすめですよ。
こんな飼い方も?!ケージを使わないやり方
モルモットは、専用のケージが無いので、どうしてもウサギのケージを利用するしかない訳ですが、実は他にもモルモットを飼う方法がありますので、紹介しますね。
自分でちょうど良いものを探したり、使いやすく作っていく必要はありますが、広さの割に安く済むので、手間を惜しまない方には良いと思います。
サークルの中で飼う
モルモットは、サークルの中で飼うこともできます。
猫みたいにジャンプで飛び越えたり、ウサギのように掘り掘りして動かすことも無いので、ペット用のサークルであれば、だいたいどれでも使うことができます。
100円ショップのワイヤーネットや、木のすのこを組み合わせても良いですね。
部屋に広いスペースがあることが条件ですが、掃除の時は、サークルごとキレイな場所に移動させるだけなので、楽ちんですよ
衣装ケースで飼う
シンプルイズザベスト!!といえば、実は衣装ケースでの飼育。
モルモットの他にも、ハムスター、ハリネズミ、マウス等の小動物は衣装ケースで飼われることが結構多いんですよ。
余計な凹凸が無く、丸洗いしやすい。
値段も安いし、手に入れやすい!
ちょうど良いサイズのものがみつかれば、ラッキーです!
ちょっとDIYができる方は、ドリンクボトルを付ける穴を開けるともっと使いやすくなりますよ。
おまけ・キャスターがあると便利!
モルモットのケージは、キャスターが付いていないことが多いです。
もし、部屋の移動などに困る場合は、ケージの下にキャスター付きの台を置くとよいですよ。
ケージの周りの掃除がしやすくなります!
まとめ
今回は、モルモットのケージについて説明させていただきました!
専用のケージは無くとも、ウサギのケージをちょっと工夫したり、シンプルな小動物ケージを探すことで、使いやすいものを手に入れることができます。
ケージはモルモットの生活の基本的な場所になります。できるだけ快適なものを用意してあげてくださいね!
その他、モルモットに関する記事はこちらからどうぞ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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