こんにちは、セネきちです。

今回は大きめハムスターのケージの選び方や、おすすめのケージを紹介します。
ゴールデンハムスター、キンクマハムスター、クロクマハムスターなどのハムスターは、体のサイズのわりに大きめのケージが必要だということをご存じでしょうか。
彼らは動きがゆっくりに見えますが、意外とよく動き回るんですよね。特に夜は激しく回し車を回したり、ケージ内を走り回ったりします。

飼育を始める時にネット通販やペットショップなどで、「ハムスターケージ」を探す方が多いと思うのですが、何も知らずに選んでしまうと、ジャンガリアンハムスターなどの小型のハムスター用のものを間違って買ってしまうこともあります。
今回は基本の選び方やおすすめの商品、そして選んではいけないケージのことまで、全部解説させていただきます!
これからゴールデンハムスターをお迎えする方はぜひ最後まで読んでいってくださいね。
ゴールデンハムスターのケージの選び方
まずはケージの選び方を解説しますね。
ここだけしっかり読んで、あとは自分でケージを探すのもよし、ここをサラッと読んで、この後紹介するおすすめケージを選ぶのもよしですよ!
ケージはできるだけ広いものを用意しよう
ゴールデンハムスターは手のひらにぽってり乗るくらい大きくなる上に、わりとよく動き回るため、ケージは広いものが必要です。
市販のケージで考えると最低でも幅60cmは必要で、中にハウスやトイレを入れるなら90cmくらいあるとハムスターものびのび生活ができます。
もちろんそれ以上広いぶんにはいくらでも大丈夫ですよ!
お世話や掃除がしやすいケージを選ぼう
ゴールデンハムスターは毎日のトイレ掃除、水や餌の入れ替え、週に1~2回の床材の交換、月に1回ほどのケージの丸洗いなどの世話が必要です。(汚れ具合をみて掃除の頻度を決めましょう)
複雑なつくりのケージや、重すぎるケージ、扉が小さいケージは掃除の時にいちいち手間がかかってしまいます。
毎日のお掃除やお世話にじっくり時間をかけていられないな、という方は特にここに注目してケージを選ぶとよいでしょう。
通気性の良いケージを選ぼう
ハムスターは風通しの悪いところが苦手なので、ケージを選ぶ時は通気性の良さを考えておきたいところです。
特に梅雨~秋口までは暑いため、ワイヤー部分が多いものがおすすめです。
ただし。
最近ではワイヤーの部分が多いケージはハムスターが噛んでしまったり、床材が飛び出しやすかったりで、少なくなってきており、この記事でも紹介しているケージはワイヤーの少ないケージばかりです。
※昔はこのようなケージが一般的でした↓
ワイヤーの少ないケージは冬場に重宝するので悪いところばかりではないのですが、暑い時期はエアコンをかける、それでも足りなければ昔ながらのケージに変え、外から弱く扇風機を当てるなどの工夫をするようにしましょう。
おすすめのケージ5選
ここからは大きめハムスターにおすすめのケージを紹介していきます!
たくさんあるケージの中で、先ほど解説したケージの選び方に当てはまるものを厳選しましたよ。
自分で選ぶのは難しいなーという方は、ぜひこの中から選んでみてくださいね!
ルーミィ60 グランスぺース クリアー
ハムスターの飼育に使いやすいケージを長年販売している三晃商会のハムスターケージです。
インテリアに合わせやすいオールクリア仕様になっており、おしゃれさと、いつでもハムスターの観察ができる楽しさを兼ね備えています。
ケージの下部をまるごと外しての掃除がしやすく、天井がワイヤーになっているので通気性も良いのがうれしいポイントです!
ルーミィ60 グランスぺース クリアー 基本情報
メーカー 三晃商会
サイズ 幅62cm・奥行き45cm・高さ31cm 重量 3.25㎏
グラスハーモニー600N
前面と背面にガラスが使用されている、GEXのオールクリアケージ。
ガラスは傷に強いので、長くきれいな状態でハムスターの観察ができますよ。
底面がフラットなので、省スペース&ハムスターにも安全なパネルヒーターを敷きやすく、また、2台までなら積んで使えるので複数のハムスターを飼育している方にもおすすめです。
グラスハーモニー600N 基本情報
メーカー GEX
サイズ 幅58cm・奥行き39.2cm・高さ40cm 重量 5㎏
ミニデュナマルティ
イタリア製のシンプルなケージ。色が3色から選べます。
本体が軽く、底がまるごと外しやすい構造で床材の飛び散りがありません。普段のお世話や掃除もしやすいのもうれしいポイントです。
ただし、回し車やドリンクボトルは別で設置する必要があり、特にドリンクボトルは金網に針金でフックを取り付けるなど工夫が必要です。
ミニデュナマルティ 基本情報
メーカー ferplast
サイズ 幅55cm・奥行き39cm・高さ27cm 重量 1.6㎏
Ruexue-SAC-75
ゴールデンハムスターの飼育に申し分ない広いサイズのオールクリアケージです。
大きめの回し車、ハウス、餌入れを入れても広々としていますし、入口も大きく開くのでお世話もしやすいのがポイント。
重さが不明ですが、ガラスは使われておらず、先ほど紹介したルーミィに近いデザインであることを考えると、4㎏くらいだと思われます。
Ruexue-SAC-75 基本情報
メーカー Ruexue
サイズ 幅74.5cm・奥行き47cm・高さ43cm 重量 不明
マリーナ60cm水槽
シンプルでオールガラス。傷がつきにくく長くきれいに使えるのがこちら。実は水槽は魚を飼うだけでなく、爬虫類、小動物、鳥のヒナなどにも使えるんですよ!
ふたを別で用意する必要はあるものの、他は特に難しい組み立ても要らないので、お世話がしやすいのがうれしいですね。
マリーナ60cm水槽 基本情報
メーカー GEX
サイズ 幅60cm・奥行き30cm・高さ36cm 重量不明
こんなものも使えるよ!
ドリンクボトルや回し車を固定する場所を自分である程度作る必要はありますが、ハムスターを飼うのにおすすめなのが、「衣装ケース」です。
広くて安い、どこでも手に入るというお手頃さが密かな人気です。
DIYに自信がある方はチャレンジしてみても面白いかも?
これはNG!おすすめできないケージ
複雑なつくりのケージ

ハムスターの飼育はシンプルイズザベスト!です。
変わった形のケージや、パイプをたくさん繋げたケージは見ていて楽しいのですが、とにかく組み立て、分解、掃除が大変です。
また、複雑なつくりのケージほど齧られる部分が多かったり、パーツがきちんとハマっていなかったために脱走を招きやすいです。
お世話にいくらでも時間をかけられる!という方以外は、基本的にシンプルなものがおすすめです。
小さすぎるケージ

ゴールデンハムスターやキンクマハムスターは、正直なところ市販のハムスター用ケージでもやや狭いくらいで、理想は90cm以上のスペースが確保できる空間での飼育です。
初めてハムスターを飼育するとき、ハムスター用、と書いてあるケージならなんでもいいのかな?と思ってしまいがちなのですが、残念ながら「ハムスター用」が「ハムスターにとって素晴らしいもの」とは限らないのが日本のペット事情。
もし狭そうに見えたら、サークルを使ってお部屋をお散歩させたり、パイプで別荘のようなものをつくってあげたりといった工夫をしてあげるといいかなと思います。
大きめの小動物用ケージ
これは、ハムスターに大きなケージを与えてあげたい!という方が気を付けなければならないポイントです。
ハムスターは、ハムスター用ケージではなくとも飼育ができるので、モルモットやウサギが飼えるような大きなケージを選ぶ方もいます。
でも実は…ハムスターはとても体が柔らかく、びっくりするくらい狭いところから脱走できてしまうのです。
モルモット用、ウサギ用のケージはワイヤーの目の幅が広いことが多く、ケージの隙間から逃げ出してしまうことがあります。
↓例えばこのようなウサギ用ケージ。
ハムスターにも使えなくはないですが、脱走する可能性もじゅうぶんにあるので使わないほうが良いでしょう。
まとめ
今回は初めてゴールデンハムスターやキンクマハムスターなど大きめのハムスターをお迎えする方向けに、ケージの選び方とおすすめを紹介させていただきました!
この記事を参考に自分で選ぶも良し、おすすめから選ぶも良しです!
お気に入りのケージで楽しいハムスターライフをスタートさせてくださいね!



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