みなさんこんにちは。セネきちです!
今回はモルモットの飼い方についてお話したいと思います。
まだ必要な飼育用品を揃えていないよ!という方はこちらを参考にしてくださいね。
飼育用品はモルモットをお迎えする前にセッティングしておくとスムーズです!
それでは、モルモットをお迎えするところから高齢になるまでどのようにお世話してあげたらいいかを1からせつめいさせていただきます。
どんなコを選べばいい?
モルモットのお迎えはペットショップから、という場合がほとんどですので、まずは複数いる中からどんなコを選べばいいのかをみていきましょう。
まずは健康第一!
]ちょっと大きめのペットショップに行くとベビーのモルモットやかわいい毛並、珍しい色のモルモットがいることがあります。もちろん好きなコを選んで構わないのですが、まず選ぶのに一番気にしてほしいのは健康状態です。
気になるコがいればしばらく観察してみましょう。チェックするのは以下のようなことです。
→餌を上手く食べられないコ、脱水を起こしているコは痩せていたりふにゃふにゃしています。
→下痢をしているコがいると床材が汚れます。1匹でも下痢をしているコがいれば、そのケージからのお迎えは避けましょう。
特に問題なければ、店員さんに頼んで見せてもらいましょう。
実際に気になるコを手にとってみてチェックするのは以下のようなことです。
→指が欠けているコもいます。特に欠けているからといって健康状態に変わりはありませんが、可能であれば店員さんに確認しておいてもらうほうが安心です。
→健康なモルモットは体が綺麗です。一番の健康のバロメーターです。
→モルモットは皮膚病に罹りやすい動物です。皮膚病をもったままだと動物病院での長期的な治療が必要です。
特に問題がなければ、お迎えを決めましょう。
店員さんに確認しておくこと
モルモットをお迎えする時に、健康状態以外にも店員さんに確認しておくことがあります。
特に初めてモルモットを飼育する方は聞いておいたほうが良いでしょう。
生年月日、出生地
モルモットのベビーをお迎えする場合はおそらく生後3か月未満なのでなんとなく生年月日が分かりますが、大きめのコをお迎えする場合は見た目では分かりません。ペットショップでは生まれた年と月、そして出生地は入荷時に分かっているはずなので、聞いておきましょう。
性別
モルモットは若いうちの性別の判別が難しいですが、一応聞いておきたいものです。
そして繁殖能力の高いモルモットは、生後2か月以上たっているコで、複数の中から選んだ場合、メスだと妊娠していることがあります。もし万が一持って帰った後で産まれてしまった場合、引き取りなどは対応してもらえるのかも確認しておくと安心です。
※もちろん家で産まれた子供を飼育してもよいのですが、モルモットはたくさんの子供を産み、その子供たちも早く別々に飼育しないとまた妊娠してしまいます。一般の家庭ですべての子モルモットを飼育するのは難しいので、引き取り対応してもらうのが安心です。
今食べている餌
特にベビーをお迎えする場合には聞いておきましょう。
モルモットは食欲旺盛ですが、お迎え後に急に餌が変わると食べないことがあります。できれば最初はお店で与えているものと同じものを買い、与えましょう。
モルモットを持って帰るまでに気をつけること
モルモットをお迎えすると、ペットショップの店員さんは小さな箱に入れてくれると思います。
よほど遠方出ない限りそのまま持ち帰りましょう。
夏や冬は車にあらかじめエアコンをいれておき、快適な温度にしておきましょう。
家に着いたらどうすればいい?
家に着いたらまずはケージの中に、モルモットが入っている箱をそのまま入れます。そして入り口を少し開け、モルモットが自分から出てくるのを待ちます。
モルモットはあまりトイレを覚える生き物ではありませんが、もし覚えさせるのにチャレンジしたい場合は、箱の中に残っている排泄物をトイレの中にいれておきましょう。新しいケージの中で自分の臭いのする場所がトイレだけになるので、覚えやすくなります。
モルモットが自分で出たら、箱は捨てても構いません。
モルモットの餌の与え方
次はモルモットが一番楽しみにする餌についてです。餌は朝、夕2回に分けて与えると一気食いが防ぐことができ、餌が傷むのも避けられます。
それでは何をどれだけあげれば良いのかみていきましょう。
基本の餌
モルモットの餌の与え方ですが、まず主食としてチモシー牧草を食べ放題にします。
牧草入れに入れて置き、いつでも食べられるようにしましょう。牧草入れの選び方が分からない!という方はこちらを参考にしてくださいね♪
チモシー牧草の他に、ペレットタイプの餌も副食として与えます。
こちらは1日2回にわけて量を決めて与え、食べ過ぎないように注意します。
目安は商品パッケージに載っている量を参考にしますが、だいたい体重の3~5%です。
その量を基本として、モルモットの様子を見ながら量を調節します。例えば、ペレットだけ食べて満足してしまうような場合は量を減らして牧草を食べるようにさせる、などです。
ビタミンC
モルモットはチモシー牧草が主食、副食がペレットですが、もうひとつ大事な餌があります。それはビタミンCです。
モルモットは自分でビタミンCをつくることができないため、こういったサプリメントが飼育に不可欠です。
与えないでいると、ビタミンC欠乏症となり足から徐々に力が入らなくなっていったり、毛がはげたりします。
こちらも使用量はそれぞれの商品に記載がありますが、タブレットタイプのサプリメントなら、1週間に1~2粒与えましょう。
野菜や果物
モルモットは生の野菜も大好きです。おやつ代わりに手から与えたり、ビタミンCを摂らせるためにも良いでしょう。与えても良い野菜、与えてはならない野菜があるのでよく選んで与えましょう。
モルモットに与えても良い野菜
アクが無く、健康にも影響が無い野菜やビタミンや繊維質を多く含む野菜です。もし野菜を与えるのならばこちらの野菜がおススメです。
小松菜 青梗菜 パセリ ピーマン 水菜 大根、人参、カブの葉など
モルモットに与えないほうがよい野菜
モルモットに与えても問題はないけれども、栄養バランスが悪い、水分が多すぎる、ビタミンCを壊す成分を含む、などの理由から、あえて与えることはない野菜はこちらです。
レタス キャベツ キュウリ ニンジン トマト
モルモットに与えてはいけない野菜
モルモットには与えてはいけない野菜です。体調不良、中毒を引き起こす恐れがあります。
ネギ 玉ねぎ アボガド ジャガイモ 豆
ペット用のおやつ
小動物用のおやつもモルモットは大好物です。モルモット専用のものは少ないので、ハムスターやウサギ用のおやつを与えることができます。
ただし、小動物用おやつだからといって体に優しいものばかりではありません。
自然のものである野菜や果物に勝るものではありませんので、あくまでもほんの少しあげるだけにしておきましょう。野菜や果物が傷みやすい夏や移動する時に使うと便利です。
ケージの掃除をしてみよう
次はモルモットの掃除についてです。
モルモットはトイレをほとんど覚えることはなく、また体のサイズのわりに排泄物が多い動物です。
底トレイ付きのケージは網やすのこに足が挟まるため、床材をたっぷり敷いたケージで飼育するので頻繁に交換が必要です。
床材には木のチップや牧草を使用しますが、大人のモルモットならできれば毎日、最低でも3日に1回は床材を交換しましょう。
よく晴れた日にはケージを丸洗いして天日干しもしてあげましょう。
モルモットは皮膚疾患をおこしやすいため、床材の交換を怠っているとあっという間に調子が悪くなりますし、臭いも発生します。モルモットのためにも、飼い主自身のためにも、掃除はきっちり行いましょう。
ちなみに複数飼育していて床材の消費が激しい場合、または頻繁に買いにいけない場合は通販で業務用を使用するのがおススメですよ。
モルモットと仲良くなろう
モルモットが餌の時間に寄ってくる、人の見ている前でもごろりと横になる姿をみられるようになったら、モルモットが飼い主に気を許し始めた証拠です!
ここから更に仲良くなって、抱っこにも慣らしていきましょう。抱っこができればメリットがたくさんありますよ!
・全身の健康チェックがしやすくなる
・爪切り、グルーミングがしやすくなり、モルモットにもストレスをかけずに済むようになる。
・病気になった時に動物病院の先生に触られるストレスを少しでも減らすことができる。
そして何よりも飼い主が癒されます!
しれではどうやったらモルモットと仲良くなれるのか、みていきましょう!
step1.まずは人の手を好きになってもらおう!
モルモットに限らず、ですが、ペットは最初は人の手が苦手です。
ペットショップがよほど愛情込めて丁寧に扱っていない限り、人の手というものは急にヌッと出てきて体を掴んだり、一つしかない入り口から手を伸ばして追いかけてくる怖い存在、手が近づいてくる=怖い目に合うと思われていると思っておいてください。
では手を好きになってもらうにはどうすれば良いか?
それは手が近づいてくる=良いことがあると思わせるようにすれば良いのです!
モルモットにとって一番の良いことは、ずばり「好物をもらえること」
モルモットは野菜や果物、モルモット用のおやつが好きなので、そういったおいしいものを、まずは手からしか与えないようにします。
餌入れに直接入れたりせず、手に近づかなければ食べられないようにするのです。
最初は警戒するけど決してこちらからグイグイ押しつけずに近づいてくるのを待ってね
手から好物をとるようになったら、その状態を何日か続けてみてください。動物は自分の得になることはすぐ覚えますので、手に好印象をもつのにさほど時間はかからないでしょう。
step2.手で触れるようになろう
手からすんなり餌を食べてくれるようになったら、次のステップはなでたり、手や足を触ることです。
手でおやつを与える時に少し高い位置に持って行き、もう片方の手を踏み台のように乗って食べさせるようにします。
あくまでもおやつが手のひらの上に乗らないと届かないくらいの高さにするのがポイントです。
モルモットが手の上に乗ったらグラグラ動かさずに自分で降りるまでそのままにしておきましょう。
このステップをしばらく続けて、おやつがなくても手に触れてくる、手や足を触っても逃げないようになればだいぶいい感じです。
優しいスキンシップを続けて、抱っこに繋がる、背中やわき腹を触れるようになりましょう。
グローブ型のラバーブラシで撫でてあげるのもおススメです。
step3.抱っこしてみよう
手のひらを出しても怖がらないし、触れても大丈夫になったら体を優しく抱えて抱っこしてみましょう。
抱っこといっても、人の赤ちゃんのように持ち上げて立ちあがりゆらゆらするわけではなく、膝にのせたり、お尻を抱えるようにして抱きしめるような感じです。
これができれば爪切りやグルーミングがしやすくなります。
掴みあげるのではなく、両手でお腹側からすくい上げるように持ち上げ、手足が浮かないようにしてやるのがポイントです。
せっかく手に慣らしたのにまた怖くなってしまいますので、嫌がって暴れたらすぐやめることも大切です。
抱っこしても嫌がらないようになれば、モルモットと仲良くなってきた証です!
おまけ・名前を呼んで来るようにするには?
抱っこと並んで憧れるのが、名前を呼んだら来てくれる!という状態だと思います。
しかし、残念ながら何もせずにただ名前を呼んでいるだけではモルモットは来てくれません。
ではどうやったら良いのか?というと、手に慣らすのと同じく「おやつ」を使う作戦が有効です。
餌を与える時、手からおやつを与える時、必ず名前を呼んでから与えるようにしてください。
しばらく続けるとモルモットはこの言葉(名前)が聞こえると、良いことがある!と覚えるようになり、おやつがなくても名前を呼べば来るようになります。(もちろん全てのコが来るわけではありませんが・・・)
注意する点は、名前を呼んで来るようにしたい場合は、名前を呼びながら怒らないようにすることです。
そんなことをすれば、名前と怖かった記憶が繋がってしまい、モルモットが混乱することになります。
モルモットと仲良くなるためにはとにかくモルモットのペースに合わせて人への警戒心をゆっくり解いていくことが大切ですね!
毎日健康チェックしよう
モルモットとある程度スキンシップがとれるようになってきたら、毎日の健康チェックを始めましょう。
小さな動物は自分の体調不良を耐えられるギリギリまで隠します。(体調不良まるだしだと天敵にすぐ狙われるためです)
いつもと何かが違うな、と思ったらすぐ動物病院に連れて行けるように普段からよくモルモットの様子を観察しておきましょう。
餌、水の減り具合はどうか?
食欲は健康状態が一番分かりやすいポイントです。
歯が不正咬合になりかけていて食べにくい、腸がうっ滞をおこしているなどの理由があるとあまり食べられなくなりますし、逆に食べ過ぎ、水の減りが早いのも内蔵系の病気が隠れている場合が多いです。
1日だけで判断するのは難しいので2~3日状態が変わらなければ動物病院の受診をおススメします。
体重の増減はどうか?
餌をよく食べるのに体重が減っていっているから何か病気かも、または肥満気味である、など大雑把に体の状態を知ることができます。普段の体重を知ることで、餌の量も調節できます。
ちなみにベビーの頃は毎日目に見えて体重が増えますが、生後2か月くらいまでは成長期なので気にしなくても大丈夫です。
排泄物の状態は正常か?
ウンチの色や形を見ます。もし下痢をしていると形の無いウンチになり、それが体に付くことでモルモット自体も汚れます。
下痢がみられたら、まずはいつもと違うものを与えなかったかどうか、室温は寒すぎないか確認しましょう。
もし酷い下痢であればペット用の補水液を与えて早めに動物病院へ連れて行きましょう。
何かあった時のためにこういったグッズを家に常備しておくと応急処置がすぐにできるので助かりますよ!
けがをしていたり、ケージや床材に血がついていないか?
モルモットは底網の無いケージでの飼育が一般的なのでケガをすることは少ないですが、スノコを敷いていたり、かじり木や牧草入れに足を挟んだりしてケガをする可能性はあります。
血に関しては、爪が何かに引っかかって取れて血が出る、または腸、生殖器からの出血で床材が汚れるパターンがあります。爪が取れたくらいであれば特に慌てなくても大丈夫ですが、体の中からの出血だと一大事です。
血を見つけたらまずは全身をくまなく見て、どこからの出血なのかを特定しましょう。
目はきれいか?
モルモットは床材から目までの距離が近いので不衛生にしていると目にばい菌が入ることがあります。また牧草が目に刺さってしまうことも。
毎日目が開けにくそうだったり、目やにが出ていないかチェックしましょう。
そして目は実は健康状態が一瞬で分かる部分です。
体調を崩しているとキラキラした目ではなく、暗い感じの目になります。ただしこれはモルモットを毎日しっかり見ていないと全く分かりません。目で分かるようになればかなりのモルモット通です。
はげていたりかさついている所はないか?
目の件と同じくモルモットは床材との距離が近く、かつ排泄物も多いので、床材の汚れの影響を受けやすい動物です。ケージの通気性もあまり良くないので、どうしても皮膚疾患が多くなります。
体全体を見てはげている所は無いか、また手や足を見てかさついていないかをよく観察しましょう。
モルモットの皮膚病は見過ごすと他の動物や飼い主にもうつるものがありますので、見つけたら早めに動物病院に連れて行きましょう。
動き方はいつもと変わらないか?
モルモットの行動を見て、やたら寝ている時間が長い、脚をひきずっている、首が傾いている気がする、ぐるぐる回っている・・・そんな異常が無いかをチェックします。
モルモットはビタミンCを与えないでいると足をひきずるようになってだんだん歩けなくなります。
また首が傾いたりぐるぐる回るのは斜頸と呼ばれる病気の可能性があります。
どちらもできるだけ早く動物病院に連れて行く必要があるので、パッと見健康そうに見えても、何か変だな・・・?という感覚を大事にするようにしましょう。
モルモットがかかりやすい病気
モルモットがかかりやすい病気を知っておくことで普段のお世話で気をつけていくことができます。
まだうちは若いモルモットだから大丈夫!と思わずに、知識だけでももっておくことが大切です。
不正咬合
モルモットに限らずですが草食で特に前の歯が上下二本ずつ生えている動物は怒りやすいです。
前歯(正確には切歯)がずれていくことにより顎にささる、歯が折れるなどの症状が出ます。また一番怖いのは奥歯になる臼歯の伸びすぎによるものです。気づいたころには伸びた歯が頬の内側を傷つけていることも。
予防策としては金属をかじらせない、チモシー牧草をしっかり食べさせることなどが挙げられます。
もし不正咬合に気づいたら、小動物の歯の処置ができる動物病院に連れて行きましょう。
皮膚疾患
先ほどもお話させていただきましたが、モルモットは排泄物が多く、床材に体が近いため、皮膚疾患を起こしやすいです。中には人や他のペットにうつることもあり、治療が長期化することが多いです。
皮膚に少しでも異常がみられたら動物病院へ連れて行きましょう。
腸のうっ滞
こちらも不正咬合と同じく草食の動物に多い病気です。腸の働きがうまくいかず、排泄物がみられなくなります。
原因はペレットばかり食べていてチモシー牧草を食べないことや室温が低すぎること、そしてストレスが挙げられます。うっ滞を起こすとパっと見は健康そうですが、ずっとうずくまっていたり餌の減りが悪かったりします。
うっ滞が続くと命に関わりますので、早めに動物病院へ連れて行きましょう。
腫瘍
あらゆる動物に起こる病気です。良性ならただの脂肪腫、悪性ならばすぐに切除の手術が必要です。
腫瘍に気づくには、普段からモルモットに触っていなくては気づけません。脇の下などは特にただ見ているだけでは分かりません。
もし皮膚にしこりをみつけたら動物病院に連れて行きますが、良性の場合は様子見になることが多いです。手術の麻酔のリスクがあるためです。
もし良性でも、モルモットがもし気にして噛んでしまっている場合は、傷口からばい菌が入るのが怖いので、切除を考えたほうが良いでしょう。
難産
モルモットの初産が遅すぎると起こりやすいです。
モルモットの出産はウサギやハムスターと少し違っていて、体が既にある程度育っており、毛も生えた状態で産まれてきます。骨盤や産道が狭い状態で、かつ子供の数が多いと難産になる可能性があります。
また大きな状態で産むということは妊娠期間も長めであるということなので、妊娠中のトラブルをおこしやすいのも原因のひとつです。
産まれる途中で難産になって子供が出てこなくなれば、動物病院に連れて行くことも困難で、連れて行ったとしても帝王切開を行うのでモルモットに大きな負担になります。
そのため安易な繁殖は決しておススメしませんが、もしモルモットに子供を産ませる場合は初産を最低でも生後7か月までには一度終わらせておくことや、オスよりメスのサイズが大きいペアで行うことなどに注意しましょう。
高齢になったら気をつけること
かわいいモルモットも4歳あたりからシニアと呼ばれるお年頃になります。
毛のつやが無くなってきたり、足腰も少しずつ弱ってきます。今まで健康だったのに病気がみつかることも。
モルモットが快適に老後を過ごせるように、ケージや餌を工夫してあげましょう。
高齢モルモットのケージについて
モルモットは底網の無いケージで飼育することがほとんどですが、もし底網があったりスノコを敷いている場合は引っかかりによるけがを防ぐために床材を敷いた上での生活に変えてあげると安心です。
ドリンクボトルや牧草入れは楽に届く場所に付け、かじり木もひっかかることのない形のものに変えましょう。
ステップやケージの上に楽に登れてしまうハウスを使用している場合は転落をふせぐためにシンプルなものに変えましょう。
高齢モルモットの餌について
だんだん食欲が落ちてきますが、だからこそチモシー牧草をしっかり食べてもらわないと不正咬合やうっ滞に繋がってしまいます。歯がしっかり生えていてよく動くうちはペレットやおやつ少なめ、チモシー牧草多めで飼育しましょう。
シニア用サプリメントもありますのでおススメですよ。
ただし・・・もしモルモットが7歳くらいまで生きて、もうあまり牧草もペレットも食べなくなってきたら・・・健康よりも食べる楽しみを優先させてもよいかな、と思います。
おいしく食べられることは生き物みんなの幸せですから
まとめ
いかがでしたか?
今回はモルモットを初めて飼育する方にも安心のお迎えから高齢までのお世話を説明させていただきました。
モルモットの健康の秘訣はストレスをためない、チモシー牧草をたくさん食べさせる、お掃除を頻繁に!にあります。これからモルモットをお迎えする方の参考になればうれしいです。
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