鳥好きのみなさんこんにちは!セネきちです!
今回のテーマは毎日鳥たちがとまっている、「止まり木」ですよ
止まり木というものは、鳥をお迎えする時にケージを買うと、一緒についてくるまっすぐな棒なわけですが、
実はそれ以外にも止まり木って色々あるんです。
うーん、でもうちのケージには買った時からのが付いてるから別にいらないかな・・・?
そうですね、確かに付属の止まり木でもかじられない限りは長く使えますし、特に鳥が止まりにくそうにも見えませんね。
でも実は、まっすぐな棒の止まり木よりもいいもの、色々あるんです
今回は、止まり木についてのお話と、オススメの商品を紹介させていただきます!
止まり木は一度も替えたことがないなぁ・・・
棒だったらなんでも止まり木にできるのかな?
探すと色々あるけど、どれを使っていいのか分からない・・・
そんな方にぜひ読んでいただきたい記事です♪
止まり木がまっすぐな棒のままではないほうがいい理由
それではまず、止まり木が付属のまっすぐな棒のままではないほうがいい理由をみていきましょう。
その答えは自然界にありますよ
野生の鳥は色々な場所にとまっている!
みなさん外を見てみてください。鳥たちはどこにとまっているでしょうか。街中なら、電線などまっすぐな場所にもとまりますが、ほとんどは木や石の上、屋根の上など、実に色々な場所にとまっていることが分かります。
実はこの「色々な場所にとまる」というのが鳥の足の健康の秘訣なんです!
色々な場所にとまるとどんないいことがある?
色々な場所にとまると、鳥の足の裏は様々な刺激を受けますよね。
でこぼこの場所、ザラザラの場所、つるつるの場所。
そしてまっすぐな場所ではないところにとまれば、バランスを上手くとる必要もあります。
これらの刺激によって、鳥の足の裏側のあちこちにバランスよく圧力がかかり、そして爪が削れ易くなるんです。
飼育下ではどうしても止まる場所が限られてくるので、いつも同じ場所に圧力がかかり、一部だけ固くなってしまったり、爪が伸びやすくなってしまうのです。
色々な場所にとまらせてやることは、足の裏に色々な刺激を与え、爪の伸びすぎを防ぐことにつながるのです!
まずはここから選んでみよう!シンプルな止まり木
それでは、実際どんな止まり木があるのかを見ていきましょう。
おススメは止まり木を何種類かケージに入れてあげることですが、スペースも限られているので、最低でも1本は“変わりダネ”の止まり木を入れてあげるようにしましょう。
止まり木を変える時は、びっくりさせないように、まず新しい止まり木をケージの外に置き、存在に慣らしてからにしましょう。
止まり木ごとに特徴を説明させていただきます。それと一緒に、メリット、デメリットもみていきましょう!
自然の木の形を生かして作られた止まり木
自然の木をなるべくそのままの形で使い、最低限の加工をしてケージに取り付けられるようにしてあります。
メリットは多いのですが、デメリットも多く、慎重に選ぶる要があります。
木の種類は様々ですが、どれも鳥に害のないものです。
メリット 最も自然に近く鳥にも安心な止まり木。鳥が好きなところを選んでとまることができ、かじる楽しみもある。
デメリット 自然の木を利用しているので、特に通販での購入はリスクが高い。(太すぎた、細すぎた、等)
産地によっては稀に虫がついていたり、湿気でカビやすくなっていることもある。止まり木の形によっては金具でしっかり固定するのが難しく、ぐらつきやすい。また、モノによっては洗いづらい。
ちなみに、止まり木を自然の木で作れないか?という質問も時々ありますが、止まり木を作るのは結構難しいです。
・農薬がかかっていない場所から鳥に安全な種類の木の枝を探す。
・汚れや虫、はがれてしまう皮を取り除く。
・煮沸し、よく天日干しをする。
・ぐらつかないように金具を取り付ける。
ざっとこれくらいの手間がかかります・・・
止まり木を手作りする際には、知識とそれなりの技術が必要なので、自分の家で飼っているコだけに使いたい場合は既製品を購入して使うのがおススメですよ。
木を加工して作られた止まり木
木でできてはいるけれど、形よく加工された止まり木です。
とりあえず付属のものから初めて止まり木を変えてみたいな~という止まり木初心者さんにおススメです。
臆病なタイプのコはこういうタイプから慣らしていくのもよいでしょう。
メリット 鳥が好みの場所を選ぶことができ、サイズも一定なので飼い主さんも安心して購入できる。凹凸が少ないので、洗いやすい。
デメリット 特にないが、鳥の楽しみや足の健康のことを考えると少し物足りない。
ロープで作られた止まり木
変わりダネのオシャレなタイプの止まり木です。(木ではありませんが・・・(^^;))
おもちゃとしての役割もあるので一つあると面白いですね。
メリット 形を変えて色々な形で固定ができる。鳥がおもちゃとしても楽しむことができる。
デメリット 少し洗いづらい。ロープ製なので長く使っているとほつれが出てくることがあるので、爪がひっかかるのを防ぐために早めに交換する必要がある。
爪が削れる効果の高い止まり木
爪がとがってくるのを少しずつ削る効果のある止まり木です。
自然の木を加工したものに砂をコーティングしたものや、止まり木自体がやすりの効果のある固くてザラザラした素材でできているものなどがあります。
メリット 爪を削る効果があるので、伸びやすいコや、爪切りが難しいコに向いている。
デメリット 少し洗いづらい。表面がやすり状なので、ずっととまっていると足の裏に傷ができたり炎症を起こすことがある。
こちらの止まり木を使う際は時々飼っているコの足の裏を見て異常がないか確認してあげるようにしましょう。
こんな止まり木もある!変わりダネ止まり木!
止まり木はまっすぐな棒状のものだけではなく、実は色々なタイプがありますよ!
使えるのは小型~中型の鳥のみ、あくまでも補助的に使うものばかりにはなりますが、ケージの中にスペースの余裕があれば取り付けてみてもいいでしょう。
遊べる!階段状の止まり木
止まり木、とはちょっと形が変わるかもしれませんが、ケージの中に余裕があるならこういうタイプの止まり木も面白いのではないでしょうか。
ただの止まり木よりも運動する機会が増えます。
メリット おもちゃを怖がるコでも、階段タイプの止まり木なら上り下りして遊べる。
デメリット 洗いづらい。短いので、あくまでも補助の止まり木としての使用がおススメ。
ビニール、樹脂製の止まり木
木製のものとは全く印象の異なる止まり木です。
最大のメリットは洗いやすさ。虫がわいたり、皮がぼろぼろと落ちることもありません。
足の裏への刺激はやや乏しいですが、清潔感を重視したい時には最適です。
メリット 見た目がかわいい。ビニール製、樹脂製のものは洗いやすく、割れにくい。清潔に保つことができる。
デメリット 小型の鳥のみしか使用できない。足の裏の刺激が乏しいので補助の止まり木としての使用がおススメ。
こちらは見た目の可愛さではピカイチの止まり木です。(こちらも木ではないですね(^^;))
ヒーターの機能がある止まり木
寒い冬に活躍しそうな止まり木です。
止まり木に止まると寄り添う壁が暖かいタイプ、止まり木が暖かいタイプの2種類があります。
メリット 保温に一役かってくれる。
デメリット ずっと同じ場所にいると足の裏や体を低温火傷する恐れがある。使い方に注意が必要。
こちらの止まり木は、ケージ全体を保温することはできません。
ここから鳥が動かないくらいケージ内が寒い場合は、保温球を付ける、ケージをビニールで覆う等して保温をしっかりしてあげましょう。
また、使用の際は鳥とのスキンシップの際に足の裏に異常がないか毎日確認してあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?手にはいりやすいものを中心に色々と紹介させていただきました!
木製のものが一般的ですが、木の種類も形も色々です。
変わりダネの階段タイプ、爪が削れ易くなるものなどもありましたね。
止まり木は意外と種類が多いことが分かりますね
飼い主さんが扱いやすく、かつ鳥にとっても最高のもの、というものはなかなかありませんが、色々使ってみて合うものを見つけていってくださいね!
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