みなさんこんにちは、セネきちです!
今回は、セネきちが選ぶシリーズです!
お題は静かな鳥!
近年、アパートやマンション住まいの方でも鳥を飼う機会が増えました。
それに伴い、静かな鳥はいないのかな~??と探す方も多くなったように思います。
でも鳥って鳴くからみんなうるさいんじゃないの??
そうですね、鳥といえば鳴くものなので、基本的にはうるさい生き物ですよね。
でも実は実はそうでもなくて、静かに飼える鳥もいるんです。
鳥が好きだけど、マンションや住宅街では飼えないのかなぁ?
・・・そんな方におススメの鳥を7種類選んでみました!
最後に大事なこともお伝えしているので、ぜひ最後まで見ていってくださいね!
※価格は、時期によって大きく変動する場合があります。
サザナミインコ
価格:カラーにより15,000円~40,000円
この鳥は手のひらサイズでずんぐりした体型と、前のめりの歩く姿が特徴的なインコです。
小型のインコですがヒマワリやサフラワーなどの大きめの種子も食べるため、中型インコに分類されることもあります。
色合いが非常に綺麗で、バリエーションも多く鑑賞面でも楽しめます。
独特の前傾姿勢で歩くポーズも可愛いですよ。
ヒナから飼育すればよく慣れて、スキンシップの好きなコであれば、「にぎころ」と呼ばれる、手のひらであおむけにして軽くにぎることもできたりします。
鳴き声はインコらしからぬ、ポポポポ・・・とかパポパポ・・・という小さな声です。
ペットショップでは他の生き物の声にかき消されて耳をすまさないと聞こえないでしょう。
怒ったり興奮すると多少大きな声になりますが、ブァポッ!!という感じで決して耳障りな声ではありません。
性格もおっとりしているのでケージ内を暴れまわるといったこともあまり聞きません。
静かなインコがほしい方には最もおススメの鳥です。
マメルリハ
価格:カラーにより12,000円~30,000円
この鳥は、サイズ的にはセキセイインコよりも小さいので飼育されるインコの中では最小です。
声は小さく、時々ピッピッと鳴き、怒ると叫ぶよりもクチバシを開けて威嚇することが多いです。
ただしこちらのインコはひとつ注意が必要で、小さな体のわりにパワーがあり、クチバシの力が強いという特徴があります。
よく慣れますが、ちゃんとしつけをする、子供だけでは触らせないなど注意しましょう。
カゴも小さいからといって小型フィンチ用等にしてしまうと、曲げられるのでしっかりしたインコ用のものを用意しましょう。
アキクサインコ
価格:カラーにより10,000円~30,000円
この鳥は中型インコに分類されますが、オカメインコより一回り小さい小柄なインコです。
ノーマルは黒みがかった薄いピンクですが、色変わりのローズ、ファローはかわいらしいピンク色で大変美しい鳥です。
ピンク色の鳥は大変数が少ないため、希少です。
そして肝心の鳴き声は本当に静かで、鳴いているところを聞くのも難しいコも多いくらいです。
性格も控えめです。
ただし、中型インコの中ではかなりドライで控えめな性格で、ヒナから飼育してもベタ慣れになるコは少なく、手乗りの鳥と楽しく遊びたい!という方にはやや物足りないかな?といった慣れ具合です。
ある程度距離をとった付き合いを望む人向けです。
ヨウム
価格:年齢により300,000円~500,000円
中型~大型に分類される、言わずと知れたものまね上手のヨウム。
現在は規制がかかり、高価で入手困難な鳥になってしまいましたが、おしゃべりを覚えるのにも関わらず、叫んだり鳴き続けることはほとんどなく、静かな鳥で人気が高いです。
大型鳥なのでもちろん本気で叫べば大きい声ですが、普段は静かで、おしゃべり中も落ち着いていることが多いです。
お迎えする際には、しっかり大型鳥向けの飼育本などを読み、しつけや接し方を学びましょう。
大型鳥ならではの困った行動に対応しやすくなります。
ヨウムは非常に賢く、神経質な一面もありますが、信頼関係を築いてしまえば一生の伴侶になるでしょう。
ウロコインコ
価格:カラーにより20,000円~60,000円
ウロコインコはアカハラウロコインコ、ホオミドリウロコインコ等種類やカラーが多く出回っている中型インコです。
あくまでも中型インコにしては、ですがわりと静かな鳥です。
鳴き声はビャッ!とかギャッ!という感じの太めの声で、本気で鳴けばもちろん響くのですが、鳴く頻度は少ないです。
よく慣れますが、嫉妬しやすいところがあるので、呼び鳴きの癖がつかないようにしましょう。
中型インコはほしいけど、メキシコインコのようににぎやかな鳥はちょっと・・・という方におススメです。
おしゃべりを覚えるコもいますよ。
ウスユキバト
価格:4,000円~7,000円
この鳥は世界最小のハトです。
鳴き声はハトそのものですが声量が非常に小さく、メスは特に静かです。
小さな声で、ポーポーと鳴いているのが聞こえるかな?というくらいです。
ケージ内で暴れることもなく、また餌を丸飲みにするので餌の殻が飛びちらず、フンもコロコロしていて掃除しやすいという、なんとも飼育者に親切な鳥です。
大きめのペットショップなら、基本色のグレーのほかにホワイトもいるかもしれません。
ヒナから手に入れるのは難しいので、人には慣れないと思ったほうがいいですが、鑑賞用としても十分かわいい鳥です。
カルカヤインコ
価格:30,000円くらい
コザクラインコ、ボタンインコ、いわゆるラブバードの仲間、カルカヤインコも静かな鳥です。
コザクラインコ、ボタンインコよりも小柄で、声もたいへん静かです。
ただしこのカルカヤインコ、鳥の専門店でないとなかなかお目にかかれません。
ブリーダーも少なく繁殖が難しいのであまり出回らないようです。
見かけたらラッキーです!
番外編・猛禽類
価格:種類により200,000円~1,000,000円
猛禽類、とはフクロウやタカなどの肉食の鳥を指します。
これらの鳥は単独で生活し、捕食する側の生き物のため、鳴き声で仲間と連絡を取りあったり、警戒する必要がありません。
普段はいるのかいないか分からないくらい静かです。
特にフクロウの仲間は人慣れしている個体なら、ヒナのうちは餌を欲しがってシャーシャー鳴くことがありますが、それ以外は声を聞くのも難しいくらいです。
またオモチャで遊んだり、音を立てて飛び回ることもしないため、「音」に関しては最も静かな鳥だといえます。
猛禽類は飼育するにあたって、餌や動物病院探し等クリアしなければならない問題も多いですが、インコに負けず劣らずの可愛さと面白さが楽しめる鳥ですよ
静かな鳥の紹介は以上です!
まとめ
今回は、静かな鳥を集めてみました。
セネきちおススメはサザナミインコ、ウロコインコあたりです!
紹介したなかでは、比較的手に入りやすく、丁寧にお世話してあげればとてもよく慣れてくれるコもいます!
ただし。
ここからが大事なポイントだよ!
もし今、静かな鳥を探しているという方がいれば、伝えたいのですが。
今回紹介した鳥たちは、静かとはいっても、もちろん鳥には違いないので、特にインコの仲間は叫べばそれなりの声にはなるということ忘れてはなりません。
あとは、個体によってはうるさいコもいるということ。
そして、「少しでも鳴けばうるさい」と感じてしまうような方は鳥の飼育には向いていないということです。
また、もともと騒がしい鳥でも、接し方やしつけでずいぶん変わってくるのも鳥の魅力のひとつ。
既に飼育していて呼び鳴きがうるさい、という方はこちらも見てみてくださいね。
鳥が鳴くのは構わないけど、できるだけ静かに飼いたい!という方は、こちらもどうぞ!
良い鳥との出会いがありますように!
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