鳥好きのみなさんこんにちは!セネきちです。
みなさんは鳥を飼っていますか?
鳥の飼育というのは楽しくて私たちの生活に癒しとハリを与えてくれるものですね。
今回は、そんな鳥との生活において、決してやってはいけないことを5つ、紹介させていただこうと思います。
ただ「やってはいけない」というものではなく、命に関わるような、最もやってはならないものを集めました。
一度読んで知っておくだけで、鳥の飼育の安全度が上がるものばかりですので、特に鳥を飼い始めたばかりの方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
①人の食べ物を与えること
鳥だけでなく、どのペットにも共通していえることですが、いくら家族のような存在とはいえ、人の生活との線引きは必要です。
鳥の放鳥タイムに人が食事をしていると、好奇心旺盛なコはすぐに寄ってくることでしょう。
飼い主さんの食べているものを欲しがったり、これはなんだろう?とつつくこともあるかもしれません。
一見微笑ましい光景ですが、人の食べ物は決して鳥に与えてはなりません。
人の食べ物を与えるとダメなのはなぜ??
人の食べ物でも、ドレッシングのかかっていないサラダのレタスや、果物は鳥にとって影響が出るわけではありませんが、調理されたものというのは、鳥の健康に良くないものばかりです。
ものによっては中毒症状を起こし、死んでしまうようなものもあります。
ちょっとくらいいいや、という気持ちは捨てましょう!
・玉ねぎ、アボカドなど鳥にとって中毒を起こすものが含まれているかも?
・熱い料理で火傷をするかも?
・糖分、塩分が多すぎて体に負担をかけるかも?
・・・このようにリスクをよく考えましょう。
一番良いのは、鳥の前でものを食べないことです。
子供のいる家庭なら、お菓子の食べ残しが落ちて、鳥が食べてしまうこともあるのでじゅうぶん注意しましょう。
②料理中に放鳥すること
最近では、リビングとキッチンが繋がっている家が多いですね。
鳥は人の目につくところにいるのが一番良いので、リビングにケージを置いているところも多いでしょう。
でも、注意しなくてはならないのは、「料理中に放鳥しないこと」です。
調理中に放鳥してはダメなのはなぜ??
理由はいわずもがな、調理中は危険がいっぱいだからです。
それも、その場で死亡に繋がるような危険ばかりです。
・熱した調理器具に飛び込んで大火傷のケガを負う
・調理したものを食べてしまう
・フッ素加工、テフロン加工されたフライパンを高温に晒すと有毒ガスが発生し、死亡する
衛生的にも良くないので、鳥を放鳥する時は、調理はしないようにしましょう。
ちなみに、ケージに鳥が入っている場合でも、調理中は換気をしましょう。
③ダイエットのために絶食させること
鳥はしばしば「肥満」や「発情過多」によるダイエットが必要になることがあります。
この時、人間の感覚で、餌を極端に減らしたり、抜いたりする人がいるのですが、それは絶対にやめましょう。
※一部家禽類では、体調管理のもと、行うことがあります。
鳥は飛ぶために常に体を軽くする必要があります。
そのため、「食いだめ」ができません。体に貯めた脂肪で生きながらえることもできません。
鳥にとっての1日の絶食は人間でいうなら1週間以上の絶食に等しいです。小型の鳥なら間違いなく死んでしまいます。
正しいダイエットの方法とは?
では、正しいダイエットとはどういうものなのか、簡単に説明させていただきますね。
とりあえず餌を減らす、というのはおススメできません!
まずは与えている餌が適切なものかを確認しましょう。
・シード食の鳥なら、高カロリーのカナリーシード(カナリアシード)や麻の実、ヒマワリの種をといった脂肪分の多いものを多く与えている場合がほとんどなので、ペレットに変えるか、シードの配合を変える。
・ペレット食の鳥なら、ダイエット用のペレットを少しずつ混ぜて様子をみてみる。
餌を適切なものにしたら、次はよく運動させることです
・放鳥時間を延ばす。
・飼い主さんと鬼ごっこをするなどして、一緒に体を動かす。
・動くのが嫌いなコは、まずオモチャで遊ばせることから始める。
このように、鳥の体に負担をかけないようにダイエットを行いましょう。
また、発情をなんとかしたい場合は、餌をなんとかする他にも効果的な対策がいくつかありますので、そちらを先にやってみてくださいね。
詳しくはこちらからどうぞ!
④鳥のいる空間でアロマを焚いたりタバコを吸うこと
鳥のいる空間の空気は、常にキレイでなくてはなりません。
タバコ、殺虫剤は人間にもよくないくらいなのでもちろん鳥のいる部屋でやってはいけませんが、アロマ、お香、蚊取り線香など人にとってはなんともないようなものもやめておきましょう。
お香や蚊取り線香は、鳥が興味をもって近づき、火傷してしまうこともありますよ。
⑤手乗りの鳥とのスキンシップをやめること
最後の「決してやってはいけないこと」です。
それは、手乗りの鳥とのスキンシップをやめてしまうこと。
飼育に飽きた、噛まれた、忙しくなった等の理由から、ケージから出さなくなったり、飼育放棄する人がいるのです。
これは、もしかしたら手乗りの鳥にとっては「死ぬ」よりも辛いことかもしれません。
鳥はもともと、とても愛情深い生き物です。
手乗りの鳥にとって、飼い主さんは恋人であったり、親であったり、友達であったりする、とても親密な存在です。
飼い主さんとの時間を心のよりどころにしているコも多いのです。
飼い主さんに避けられたり、相手にされなくなることは、とてもショックなことです。
鳥はさみしかったりショックが大きいと心の病気になってしまいます・・・
自分の毛を抜きまくったり、足をかじることもあります。
どんなペットでもいえることですが、一度飼い始めたら最後までしっかり面倒をみることを忘れないようにしましょう
もし万が一、どうしても面倒がみられなくなったら、小型の鳥なら相棒を見つけてやる、中~大型の鳥なら、他の飼い主を自分で責任を持って探すなどの努力をしましょう。
まとめ
今回は、鳥にとって命に関わるくらいの「禁止事項」を5つ紹介させていただきました。
他にもやってはならないこと、与えてはいけないものは色々ありますが、今回紹介させていただいたことが最も危険な部類にはいります。
今鳥を飼っているよ、という方、当てはまる部分がもしあったなら、すぐに対策をとるようにしてくださいね。
鳥との楽しい生活を続けるために、常に危険はないか、飼い主さん自身が注意するようにしていきましょう!
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