みなさんこんにちは、セネきちです!
今回のテーマは・・・
昔から幅広い世代に愛される、もっちりフォルムがかわいい小鳥、「文鳥」です!
ヒナの飼い方や、飼育に必要なものを紹介していきたいと思いますが、まずは文鳥とはどんな鳥?という方のために文鳥についてのアレコレを見ていこうと思います!
文鳥とは?
インドネシア原産の鳥で、スズメ目カエデチョウ科キンパラ属に属する小鳥です。
現在では世界のいたるところに分布、飼育されています。
体長は15~17㎝、体重は24g前後の小さな鳥ですが、大変よく慣れるため非常に人気の高い鳥です。
おしゃべりは期待できませんが、オスは非常に美しいさえずりを聞かせてくれます。
もともとは頭が黒く頬が白、体は濃いグレーと薄いグレーの鳥ですが、現在は何種類かのカラーが作出されています。
オスとメスの違い
文鳥はオスとメスの見分けがつきにくく、ヒナのうちは性別の判別は大変困難ですが、生後3か月くらいになると、オスは「ぐぜり」と呼ばれるさえずりの練習を始めるので、それでなんとなく分かる場合もあります。
オスの特徴
頭がメスに比べると平らです。
あとは目の周りのアイリングが真っ赤に近く、クチバシも同じように赤く、そして盛り上がっています。
脚はメスよりオスのほうが太いです。
生後半年ごろになると、さえずりの練習を始めるのですが、ちゅるちゅる、グジュグジュ、言い始めたらほぼオスです。このさえずりの練習段階は「ぐぜり」と呼ばれます。
メスの特徴
オスとは反対です。頭が丸い感じで、目の周りのアイリングはピンクに近い色をしています。
クチバシの盛り上がりは少なく、色は薄めです。
脚はオスよりもほっそりしています。
メスは通常さえずりをしませんが、稀にオスのさえずりをまねようとするコがいるので、さえずりだけでの確定はできません。
ただし、メスは発情すると卵を産むので、そうすれば性別確定となります。
寿命は?
文鳥の飼育下での平均寿命は7~8年だと言われています。
しかし最近では飼育環境が良くなってきたこともあり、10年以上生きた、という話もよく聞かれるようになりました。
上手く飼育すればそれくらい一緒にいられるということですね。
カラーバリエーション
文鳥はカラーバリエーションがそれほど多くはありませんが、珍しいカラーになればなるほど、ヒナからの飼育が難しい傾向にあります。
ペットショップでよく売られているのはノーマル、白文鳥、桜文鳥で、価格は2,000円前後、その他のカラーは文鳥を多く扱っているペットショップでないとなかなか手に入りませんが、価格は6,000~8,000円ほどするようです。
文鳥(ノーマル)
並文鳥とも呼ばれます。
現在は純粋なノーマルカラーの文鳥はあまり見かけません。
シックな色合いが美しいカラーです。
白文鳥
真っ白で、黒目。
オモチのような可愛さから、人気のあるカラーです。
桜文鳥
黒い羽に桜吹雪のようにまだらが入る品種です。
白ベースに黒の点が入るとゴマ塩文鳥と呼ぶことも。
ただし、ペットショップではこれくらいのまだら具合だと、桜文鳥として売られていることが多いです。
シナモン文鳥
カフェオレのような優しい色合いで人気です。
黒の色素の抜けた品種なので目が赤く、視力が弱いです。
シナモン文鳥よりも淡いカラーの文鳥はクリーム文鳥と呼ばれますがシナモン文鳥よりも更に体が弱いため飼育は難しいです。
シルバー文鳥
こちらは薄いグレーのカラーが美しい文鳥です。
茶色の色素の抜けた品種です。
アルビノ文鳥
見た目は白文鳥ですが、目の色が赤いことが分かりますね。
滅多に手に入りませんが、視力が弱いためかなり気をつけて飼育する必要があります。
ブルー文鳥?
シルバーに近い色合いをしていますが、品種としてははっきりしない部分があるようです。
クリーム文鳥と同じく非常に虚弱体質で、飼育は難しいです。
文鳥の主な品種はノーマル、白、桜、シナモン、シルバーで、カラーの濃さによってライトシルバー文鳥だとか、モカブラウン文鳥とか名前が付いていますがショップ独自につけている場合がほとんどです。
他の鳥に比べると、今はまだ色変わりの文鳥は体の弱さが目立つため、初心者さんはノーマル、白、桜から選ぶことをおススメします。
特にヒナは入荷時の体調でも左右するため、飼育はかなり難しくなります。
文鳥の飼育
文鳥は飼育の歴史が長く、比較的飼いやすい鳥に分類されます。
体のサイズは小さいですが、気が強めで好奇心が強いため、噛み癖がついてしまうことがあります。飼い主さんの対応のやり方でどうにかなる場合も多いので、決して叩いたり怒ったりしないようにしましょう。
複数の鳥を飼育している方は放鳥時、文鳥のほうが他の鳥にちょっかいを出すことが多いので、注意しましょう。
気の強さはあるものの、飼育に慣れてくると、表情豊かなところや、甘えん坊でやきもちやきなところがたまらない魅力になってくる鳥です。
どこで手に入れる?
現在ペットショップで一般的に手に入るのは桜文鳥、白文鳥あたりです。
ヒナも成鳥のペアでも手に入ると思います。
少し大きめのペットショップかブリーダーであれば、シナモン文鳥、シルバー文鳥も手に入るでしょう。
その他のカラーに関しては、育てたり輸送したりに弱い関係か、成鳥もヒナもあまり見かけません。
珍しいカラーのヒナが欲しい場合は、できればブリーダーに譲ってもらうのが一番確実です。
あまりたくさんの個体から選ぶのは難しいですが、足の指がきちんと付いているか、目はきれいか、餌は欲しがっているかをよく見て購入しましょう。
まとめ
いかがでしたか?文鳥についてなんとなくお分かりいただけたかと思います。
飼育の歴史の長い文鳥、見た目の派手さは無いものの、丸いフォルムとシンプルな色合い、そして感情豊かな性格で今でも人気は落ちることがありません。
飼育してみたい方はこちらを参考にしてみてくださいね。
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