小鳥好きのみなさん、こんにちは!セネきちです!
今日のテーマとなるのは、まるいフォルムとくっきりした色、とってもよく慣れる・・・
そう、今日のテーマは「文鳥」です。
文鳥を飼うのには何が要るのか?を説明させていただきます!
文鳥の他にも小型フィンチのキンカチョウや十姉妹を飼う場合も参考にしていただけますよ。
まず文鳥とは何か?は前回お話させていただいたとおり。
まだ見ていない方はこちらからどうぞ!
ヒナから飼いたい!知りたい!という方はこちら↓
それでは、文鳥の飼育に必要なものを一緒にみていきましょう!
ケージ(鳥かご)
何はともかく、まずは文鳥の家となる鳥かごが必要ですね。(こちらではケージと表記させていただきます)
ケージは文鳥が羽を広げてもどこにも引っかからなくて、かつ二本の止まり木を無理なく行き来できるのが手乗り文鳥を1羽で飼う場合の最低サイズです。
もし手乗りではないならもう少し広くしてあげましょう。
ケージには色々種類がありますが、手乗り文鳥なら、ケージから出し入れしやすい、扉が大きく開くタイプがおススメです。
ケージを購入すると、ほとんどの場合、止まり木や餌入れ、水入れが付属で付いてきますので、これだけで文鳥のおうちが完成しますよ!
餌
おうちとなるケージを準備したら、次は餌です。
文鳥の健康な体をつくる大事なものです。
餌は最初はペットショップなどで使っていたものと同じものを与えましょう。
いきなり餌を変えると戸惑ってしまい食べないことがあります。
鳥を飼う時、餌はシードとペレットの2種類あります。
どちらを選んでも構いませんが、それぞれメリット、デメリットがあります。
こちらのページで詳しく説明させていただいているので参考にしてみてくださいね。
シード
この餌は見たことがある!種がいっぱい入っているよね
シードとは小さな種がたくさん入った餌です。
鳥が好んで食べるのはこちらですが、栄養が偏りやすいので、サプリメントなどで補ってやる必要があります。
ペレット
これも餌なの??ドッグフードみたい?
ペレットは見た目がサプリメントのようなペレット状になった人工飼料のことです。
好んで食べることはあまり無いのですが、栄養バランスがとれており、減った量も把握しやすいです。
ヒナのうちから慣らしていけばペレットを食べさせやすいので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
餌はこのような感じです。文鳥の食べ具合や、健康状態を見ながら与えましょう。
何を与えてよいか分からなければ、まずは自宅の近くで売っている、手に入りやすいものを使ってみるのがおススメです。
菜さし
文鳥は新鮮な青菜が大好きです。
小松菜、青梗菜、三つ葉などアクの無いものを与えると喜んで食べます。栄養補助にもなりますし、おやつ代わりにもできます。
普通に餌入れに入れてしまうと、餌が湿ってしまったり、簡単に下に落とされてしまうので、こういった「菜さし」や「ベジタブルポット」とよばれるものをケージに設置すると便利です。
↑シンプルで洗いやすく価格も安い。
↑価格は高めだけど小さな菜でも入れやすく、器をしっかり固定できる。
ヒーター
冬場の寒さをしのぐのに必要なものです。
ペットショップからお迎えしたならば最初の1年は秋ごろから春までは必ず付けておきましょう。
2年目からは文鳥の様子を見ながら温度を調節していきます。
※問屋や個人宅からお迎えした場合は生まれ育った室温を必ず聞いて、同じ温度を保てるようにしておきましょう。
鳥に使えるヒーターは色々ありますが、日常的に使うのはケージにつけられてしっかり暖まる、電球タイプがおススメです。
電球タイプにはワット数というものがあり、数字が大きいものほど電球の大きさと暖かさが増します。
文鳥のケージのサイズから考えると40~60Wが使いやすいですが、寒冷地や、初めての冬で寒さに心配がある場合は最も暖まる100Wを準備しましょう。
ヒーターについてはこちらでもまとめているので参考にしてくださいね。
ヒーターってどうして必要なの?
ヒーター無しだとどうなるの?
電気代は高いの?
などの疑問を解消しますよ!
また、電球タイプにはアサヒとマルカンという2社のものがあるのですが、どちらがいいか、どう違うのか分からない!!という方にはこちらの記事がおススメです。
ちょっとした工夫で心豊かな生活をという、サイトの中の1記事なのですが、他にも日々暮らしていてふっと浮かぶ疑問や気になることが運営者の方によって分かりやすくまとめてあります。
2社の製品をとても詳しく比べてあるのでセネきちも参考になりました!
サーモスタット
ヒーターは冬は付けっぱなしですが、春や秋などは冷える時とそうでない時があります。
うっかりヒーターを付け忘れていたら夜間に冷えてしまっていた・・・
逆にヒーターで暖かくなりすぎて文鳥が息が荒くなってしまっていた・・・
なんてことも。
そんな状態をなくしてくれるのがサーモスタットです。
ヒーターと一緒に使うことで、設定した温度よりも室温が低くなった時のみにヒーターの電源が入るようにできます。
まだヒーターを購入していなければ、ヒーターとセットになったものもありますよ。
急な冷え込みで文鳥を病気にさせないためにもヒーターは10月頃には設置しておくようにしましょう。動作確認も忘れずに!
おやすみカバー
文鳥の健康を保つためには、起きている時間をしっかり管理してあげることも大切です。
理想は日の出と日の入りに合わせることなのですが、飼い主さんの生活に合わせると、どうしても夜は部屋を暗くするのが遅くなりがちです。
鳥は明るいままだと眠ることができないし、飼い主さんが見えるとかまってほしくていつまでも遊びたがります。
うちは寝るのが遅いから必要かな・・・
ケージをリビングに置いていて、仕事から帰る、寝るのが遅い、という場合は必須アイテムです。
おやすみカバーをかけてやることで、ケージ内を暗くできるので、夜が遅い方でも20時にはカバーをかけて、「夜」にしてあげましょう。
お仕事などで夜遅い場合は、その分朝長めに寝かせてあげましょう。
↑35角と呼ばれる、幅37㎝、奥行き41.5㎝、高さ44㎝のケージだとこのタイプです。
おやすみカバーはケージの大きさによって変わってくるので、必ずケージを決めた後に選ぶようにしましょう。
キャリーケース
これは何かと便利な飼育用品です。
キャリー??旅行になんて連れて行かないから要らないよ~?
・・・そう思う方も多いと思います。
でも実は色々な場面で活躍するので、鳥を飼うならば家に常に置いておいてほしいアイテムなんです!
キャリーの使い道
なぜキャリーが要るのか簡単に説明させていただきますね。だいたいこのような使い道があります。
・病院に連れて行く時に使う
・災害時に避難する時に使う
・体調が悪くなった時に隔離するのに使う
・ケージを丸洗いする時の仮の場所として使う
ざっとこれくらいの使い道があります。
鳥を移動させる時は、普段使っているケージそのままだと中で暴れてケガをしやすく、とても邪魔になります。
小さめのキャリーがあることで、安全に、手軽に鳥を運ぶことができるのです。
こちらの記事でも「小さな入れ物」で移動する理由についてとりあげています。
キャリーは鳥専用のものの他、昆虫の飼育ケース(プラケース)にキッチンペーパーを敷いたものも使うことができますよ。
羽がひっかかからず、保温性も高いので病気の鳥を隔離したり病院に連れて行くのにはちょうどよいキャリーになります。
その他 こんなものもあると便利!
必需品ではないけど、あると便利だったり、文鳥の健康管理に役立つものをご紹介いたします。
飼育に慣れてきた頃に揃えてあげるとよいでしょう。
止まり木
止まり木ってケージについているやつじゃダメなの??
確かに、止まり木は普通ケージを買うとついてくるのですが、実は鳥の脚の健康を考えると、まっすぐな太さが均一な止まり木よりも、ちょっと違った素材でできていたり、太さが違ったものを入れたほうが良いのです。
最初からいきなり変わった止まり木を設置すると警戒するコもいるので、環境に慣れて来たら徐々に違う止まり木に慣らしてあげると良いでしょう。
自然の木でできたものや布でできたものなど色々ありますよ!
おもちゃ
鳥はとても賢く、好奇心が強いです。オモチャをケージにいれてあげると遊ぶ姿を見ることができますよ。
色々なオモチャがあって見ているだけでワクワクする!
手乗りの文鳥であれば飼い主さんが遊んであげることが一番の楽しみになるのですが、ケージにおもちゃをひとつ入れておいてやると、遊んであげられない時にも暇つぶしになるので、おもちゃを2~3個用意しておき、飽きないように定期的に替えてやるとよいでしょう。
おもちゃはネットで買うと種類が豊富です。
カラフルなもの、ビーズを使ったもの、安心素材の木材やへちまを使ったものなど色々あります。
爪切り
鳥は爪が伸びすぎるとケガの原因になります。
文鳥は小さいので難しいのですが、自宅でできれば一番文鳥にストレスがかかりません。
最初は病院やペットショップでやってもらい、少しずつ自宅で切れるように練習していけるとよいでしょう。
温度計
ケージの近くの温度をはかれるように、簡単なものでいいので温度計があると便利です。
特に文鳥が体調不良の時、また季節の変わり目で室温の把握が難しい時はぜひ使いたいですね。
体重計
鳥は体調の変化を隠すのが非常に上手です。
体重を毎日計測してあげれば、少しでもやせてきていれば気づくことができます。
体重計はキッチンスケールで構いませんが、文鳥の軽い体重をしっかりはかるためにデジタルで、かつ0.1g単位で量ることができるものがおススメです。
まとめ
いかがでしたか?
以上が文鳥の飼育に必要なものです。
とりあえず、必ず必要なものはケージ、餌、ヒーターの3つです。
これらはできれば文鳥をお迎えする前には揃えておいてほしいものです。
その他の菜さし、サーモスタット、おやすみカバー、キャリーなどは文鳥の生活を豊かにしてくれるアイテムです。文鳥をお迎えしてからでも良いので、じっくり選んであげてくださいね!
楽しみながら揃えていきます!
コメント