みなさんこんにちは!セネきちです!
今回の主役はこちら!
ウサギ好きならすぐわかりますね!たれた耳がキュートなウサギ、ロップイヤーラビットです。
今回は、このロップイヤーラビットについて、
どんなウサギなのか??
他のウサギと違うところは何なのか?
解説していきます。
読み終える頃にはロップイヤーが大好きになっているはずですよっ
もうどんなウサギか知ってるから飼い方を読みたい!というせっかちさんはこちらからどうぞ!
ロップイヤーラビットとは?
ロップイヤーラビットとは、耳のたれているウサギの総称です。
アナウサギを改良した品種で、たれた耳の他にはつぶれたような鼻先、体はがっしりしており、お尻が丸く床にぴったり付く体勢が特徴です。
ロップイヤーラビットには種類がいくつかあり、それぞれ毛並みや体型が異なります。
簡単に説明すると・・・
・ホーランドロップ 最小サイズのロップイヤー。
・アメリカンファジーロップ 全身の毛が長い。
・ライオンロップ ライオンのようなたてがみがある。
・ミニロップ 中間サイズのロップイヤー。
・フレンチロップ 特大サイズのロップイヤー。
・イングリッシュロップ 特大+耳も大きく長いロップイヤー
・・・といった感じです。
ロップイヤーの品種に関してはこちらで詳しく説明させていただいております!
ロップイヤーが好きだけど、どんなコがいるのかは知らないよ、という方は見てみてくださいね。
ロップイヤーラビットの特徴と魅力
続いて、ロップイヤーラビットの特徴と魅力について説明させていただきますね。
たれた耳以外にも色々と特徴があるのがロップイヤーの魅力です!
中には飼育をしていないと気づかないようなところもありますよ!
耳
耳は見ての通り、目よりも少し高い位置からしっかりと垂れます。
小さい頃は完全にたれておらず、水平に近い状態になっているコもいますが、大人になれば垂れてくるので大丈夫です。(血統書の無いロップイヤーでは、稀に大人になってもやや耳が浮いているコもいます)
この垂れ耳がロップイヤーの一番の特徴です。犬好きさんにも人気?!
ロップイヤーの中で、“イングリッシュロップ”と呼ばれる種類は耳が垂れているだけでなく、広がりも大きく、50~70㎝もの長さになります。
耳が大きなフレンチロップ、大きくて長いイングリッシュロップは耳が蒸れたり傷がつきやすいので注意しましょう。
顔
ロップイヤーの顔はどの品種もムクムクとしています。
特に、ホーランドロップ、アメリカンファジーロップ、ミニロップ、フレンチロップは鼻先がつぶれたようになっているので、犬の“ペキニーズ”や“パグ”に近い顔つきに見えます。
その顔のせいか、目が埋まったように見えるのも特徴です。
長毛のアメリカンファジーロップ、ライオンロップは目が小さく見えるかもしれませんが、毛に隠れているだけで、目の大きさは普通です。
ロップイヤーにとって、ブサイクは褒め言葉です!
体つき
体つきは丸っこくて柔らかそうですが、実はどのロップイヤーも筋肉質でたくましい体をしており、体型は背中からおしりにかけてゆるやかに丸く、お尻がぺたんと床に付いた状態になります。
ボディタイプは、小型種のホーランドロップ、アメリカンファジーロップ、ライオンロップ、ミニロップは「コンパクトタイプ」大型種のフレンチロップは「コマーシャルタイプ」、同じく大型種のイングリッシュロップは「セミアーチタイプ」です。
ボディタイプについてはこちら↓で詳しく説明させていただいております♪
丸くなっている様子はまるでボールのようですよ!
カラーバリエーション
ロップイヤーラビットは小型種も大型種もみんなカラーバリエーションが豊富です。
特にホーランドロップは専門店でも多くのカラーを見ることができ、お気に入りのコを選ぶことができます。
ロップイヤーのカラーはこのように、毛色のパターンによって8種類に分けられ、そこから更に目の色や体の色で名前が決められています。
②セルフ 体全体が同じ色をしているパターン。
③ブロークン 基本色は白で、そこにぶち模様が入るパターン。ロップといえばこのカラー?!
④ポインテッドホワイト 体の大部分が白で鼻先や耳先、手足に色があるパターン。珍しいカラー。
⑤シェイデッド 顔、耳先、手足の先、尾が濃い色をしている、シャム猫のようなカラーパターン。
⑥タンパターン 体の上側(背中、頭、尾の上側、手足の前側など)と下側の色がくっきり異なるパターン。
⑦ワイドバンド 体全体が同じ色合いで、体の下側の色が薄いパターン。
⑧チックド 毛の根元の色や表面の色の上に全く違う色がのるパターン。
※かなり簡略化して説明しています。色の出方は個体差がありますし、写真のみでは判断が難しいものもありますので、カラー名はあくまでも参考までにみてくださいね。
↓“ブロークンブラック”
↓“ブロークンチェスナット”
↓“ブロークンオレンジ”
↓“チョコレート”
↓“トータスブラック”
↓“ブルー“
ロップイヤーはブロークン!可愛い牛柄です!個人的に鼻のところに模様があるコが好きなんですが、この部分はノーズマーキングと呼ばれ、ラビットショーではこれがあるかないかも審査基準になるそうですよ
性格
ロップイヤーは懐っこくて愛嬌のある性格をしています。
ベビーであってもビクビクして逃げることは少なく、飼い主さんに寄って来るコが多いです。
食欲旺盛で、とにかく食べることが好きなので、餌をもらえると分かれば、ぴょこぴょことこちらに来てくれます。
ウサギの中では比較的だっこもしやすい種類なので、ぜひ小さなころから体を触る練習をしてみてくださいね。
このように、ムクムクボディとブサかわなお顔、懐っこくて可愛いのがロップイヤーなんです。
ロップイヤーの飼育について
次はロップイヤーの飼い方についみていきましょう。
ロップイヤーの飼育は決して難しくはありませんが、基本的にどの品種も体が大きくなるので、飼育用品は一番大きなものが必要です。
ロップイヤー最小種のホーランドロップやアメリカンファジーロップでも1.8㎏くらいにはなります。
大きめサイズの飼育用品はお金がかかりますが、その分、かわいさは格別です。
犬のようにまとわりついてくるコもいるので、ウサギとのふれあいを求めている方には最もおススメのウサギです。
ちなみに、大型種のフレンチロップ、イングリッシュロップはウサギ用の飼育用品もほとんど使えませんので、ウサギ専用の部屋+犬用品を用意するくらいの準備が必要です。
ロップイヤーはどこで手に入れられる??
最後にロップイヤーの手に入れ方を説明させていただきますね。
まず、特に血統書にこだわりのない場合は、普通のペットショップかペットコーナーのあるホームセンターでお迎えが可能です。
雑種に近いですが、その分価格は専門店の4~5分の1ほどと、かなり安いです。
品種としてはミニロップが多いですが、大型種以外であれば、比較的どのロップイヤーでも見つけやすいと思います。
もし、血統書にこだわりたい、という方や、初めての飼育だから、しっかりとしたサポートを受けたい、という方は、専門店に行きましょう。
専門店では、ホーランドロップが最も取り扱いが多く、次いでアメリカンファジーロップ、フレンチロップといった感じです。
ロップイヤーの中では、耳の長い大型種のイングリッシュロップのみ、ペットショップ、専門店両方で入手が難しいです。取り扱いのある専門店を探すか、ブリーダーから購入することになります。
ウサギの選び方についてはこちらで詳しく説明させていただいております!
初めてウサギをお迎えする方はぜひ見てみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
耳がたれているのってウサギらしくないしなぁ・・・なんて思っている方も多いロップイヤーですが、こんなに魅力にあふれたウサギです。
体つきがしっかりしており、比較的慣れやすいので、小さなお子様がいる家庭にもおススメですよ。
広い場所でのびのびと飼育してあげましょう。
ぬいぐるみのようにかわいいロップイヤー、家にいれば絶対にあなたを癒し、楽しませてくれることでしょう!
飼育に関しては、こちらでまとめていますよ♪
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