こんにちは!セネきちです!
今回は、可愛いお顔と鳴き声が魅力的な小動物、モルモットのお話です!
モルモットってどんな動物??
値段や種類が知りたい!
飼うのは難しいのかな??
そんな方にぜひ読んでいただきたい記事ですよ♪
モルモットとは?
まずモルモットとは、どんな動物なのかというと・・・
分類は、ネズミ目テンジクネズミ科テンジクネズミ属、小型哺乳類です。
原産地はアンデス地方で、乾燥した地域に住み、野草や牧草を食べて生活しています。
ずんぐりした体型と、可愛らしい顔つき、独特の鳴き声が特徴で、ペットとして人気があります。
モルモットの種類と値段
モルモットには、毛並みや毛質の違ういくつかの品種があります。
名前と、ペットショップでお迎えする場合の値段を紹介しますね。
※生き物の価格は常に大きく変動します。ここに記載する価格レベルはだいたいの相場です。
※画像のモルモットは血統書付きなどではないので、毛質等本来の品種とは異なる場合があります。
※飼いやすさはモルモット全体から総合的に評価したものです。
決して楽に飼えることを意味するわけではありませんのでご理解くださいませ。
イングリッシュ
まず、ノーマルは、こちら。
イングリッシュという短毛種です。
一般的に“モルモット”というとこの品種のことをいいます。
価格はモルモットの中では最も安く、2,000~3,000円くらいで手に入ります。
カラーバリエーションが豊富で、複数から選ぶ楽しみがあるモルモットです。
クレステッド
こちらはクレステッドといいます。
先ほどのイングリッシュと同じ、短毛種ですが、こちらは頭頂部につむじがあります。
つむじ以外の見た目はイングリッシュとほぼ変わらず、混ざって売られていることも多いです。
価格は2,000~3,000円くらいです。
カッパみたいで可愛いですよね!
コロネット
コロネットはクレステッドの長毛種です。
頭につむじがあり、体はシェルティという長毛種のような感じで、まっすぐな毛が伸びます。
あまり手に入りませんが、値段は8,000~10,000円くらいだと思われます。
絡まないように、ブラッシングでキレイに保ってあげるようにしましょう。
比較的新しい品種なんですよ!
アビシニアン
こちらはアビシニアンという品種です。
“巻き毛モルモット”や“ロゼット”とも呼ばれます。
価格は6,000~8,000円くらいです。
長毛種ですが、下半身の毛がすっきりしているので、他の長毛種に比べ、お尻が汚れにくいのが助かるところです。
全身の毛がやや固めで、上から見てみると、つむじがあちこちにあるような感じであることが分かります。
見た目がとてもゴージャスですね!
頭の付近が特にボリュームが出るので、獅子っぽいかっこいい感じになるコもいますよ!
ぺルビアン
このモルモットはぺルビアンと呼ばれる、長毛種です。
全身の毛がとても長いモルモットで、毛質は柔らかく、ブラッシングが必要です。
価格は7,000~8,000円くらいです。
次で紹介するシェルティに似ていますが、こちらは頭頂部、背中の毛が特に長く伸びるのが特徴です。
頭の毛がとても長くて、リボンでまとめられているコもいますよ。とても可愛いですね!
シェルティ
このモルモットは、シェルティと呼ばれる、長毛種です。
こちらも先ほどのぺルビアンと同じく、全身の毛が長く、毛質が柔らかいのでブラッシングが必要です。
価格は7,000~9,000円くらいです。
ぺルビアンに似ていますが、こちらは頭頂部の毛はあまり伸びません。
犬にも、豪華に毛が伸びる、シェルティという種類がいますよね!
テディ
このムクムクしたモルモットは、テディと呼ばれます。
全身が短い縮れ毛で覆われ、テディベアのように愛らしく、人気があります。
価格は10,000円~15,000円くらいです。
まるでぬいぐるみですね!
レックス
このモルモットはレックスと呼ばれます。
テディと同じ、縮れ毛ですが、こちらは認可された国がテディとは異なり、毛質はこちらのほうがカールが強めです。
価格は10,000~15,000円くらいです。
草やゴミが絡まりやすいので、常に清潔に保てるようにお手入れが必要です。
全身ムクムクで、羊みたいですよね!
テッセル
こちらは、テッセルと呼ばれる、縮れ毛の長毛モルモットです。
テディの毛を長くしたような感じで、草やゴミが絡まりやすい毛質なので、ブラッシングや、こまめな掃除が必要です。
あまり出回っていませんが、価格は12,000~15,000円くらいです。
最も毛の手入れが大変な部類に入ります。毎日やってあげてくださいね!
メリノ
メリノはテッセルと同じような縮れ毛の長毛種ですが、頭につむじがあるのが特徴です。
新しい品種であまり見かけませんが、値段は10,000~15,000円くらいだと思われます。
こちらも毛の手入れが欠かせない品種です。
愛嬌のある顔つき、全身のフワフワ感。可愛いにきまってますよね!
スキニ-ギニアピッグ
見た目にインパクトのあるこのモルモットは、スキニーギニアピッグと呼ばれます。
毛が無いことから、動物の毛にアレルギーのある人や、見た目がブタっぽいのでブタの好きな人にも好んで選ばれます。
価格はモルモットの中では最も高く、30,000~40,000円くらいします。
手に入れるのも難しいです。
毛のお手入れは要りませんが、寒さ、乾燥、皮膚疾患に特に気を付ける必要があります。
スキニーギニアピッグは、体毛が完全に無い個体、鼻の上のあたりと手足の先に短い毛が少し生えているのみの個体、産まれてしばらくは毛が生えているけれど成熟する頃にはほとんど抜けて無毛の状態になっている個体が存在します。
カラーは意外に豊富で、真っ黒、肌色、まだら、アルビノなどがあり、中でも真っ黒のコは人気です。
スキニ-ギニアピッグは他のモルモットと違い、手に入るのはほとんどがオスです。
メスは滅多に見かけることはなく、値段もオスよりはるかに高いため、モルモットの中で最も手に入りにくいのはスキニ-ギニアピッグのメスということになりますね。
オスとメスの違い
モルモットの性別は、成熟した個体ならば生殖器の形や排泄物の形で判別がつきますが、子供のうちは判別が非常に難しい上に、無理に抱っこして生殖器を見ること自体もモルモットにとって大変なストレスになります。
ペットショップで生後2か月未満の子供からお迎えする際は、無理に性別確認をしてもらわず、性別が間違っている可能性もあると思っておいたほうがよいでしょう。
どうしても性別を確定させたい場合は大きめのコを選びましょう。
オスの特徴
・生殖器が丸い形で成熟すると膨らむ。
・排泄物の形がバナナのように曲がっている。
メスの特徴
・生殖器がYの字型。
・排泄物の形がまっすぐでやや丸っこい。
寿命は?
モルモットの寿命は6~8年くらいです。
体の大きさのわりには短めかもしれません。
ストレスに弱く、皮膚病や歯の病気にもかかりやすいので、飼い主さんがこまめに様子を見て健康チェックしてあげましょう。
最近は飼育環境が良くなってきたので、寿命ものびていくかもしれませんね。
モルモットの飼育
続いては、モルモットの飼育について簡単にみていきましょう。
モルモットは小さくて値段も手ごろですが、正しい飼い方がまだまだ浸透していません。
飼いたいな、と思っている方はぜひ読んでいってくださいね。
モルモットは慣れる?飼いやすい?
モルモットの性格は一言で言えば「臆病」です。
野生では狙われる立場の動物であり、常に神経をとがらせて生活しているため、ペットのモルモットも基本的に警戒心が強めです。
飼い主さんが根気よく、優しく、丁寧に、接してあげれば、とてもよく慣れる動物ですが、信頼を築くまでには時間がかかりますし、犬のように“懐く”わけではありません。
また、モルモットは正直飼いづらい動物です。
体のわりに大きなケージが必要で、排泄物が多く、サボればすぐ皮膚病になるため、掃除が欠かせません。
モルモット自体の価格は安いですが、ランニングコストはかなり高いですし、簡単に飼えるペットではありません。
ちなみに、飼育の必要なものなどは、こちらのリンクを参考にしてくださいね。
どこで手に入れる?
モルモットは、品種を選ばなければ、比較的手に入りやすいペットです。
ペットショップでのお迎えが一般的ですが、ケージを綺麗に保っていて、餌の牧草がきちんと補充されているところから購入するようにしましょう。
こだわりがなければ、「保護モルモットの里親になる」という手段もあります。
お住まいの地域によっては、保護モルモットを紹介してくれる団体もありますので、問い合わせてみましょう。
「モルモット 里親」「モルモット 保護」で検索してみてくださいね。
まとめ
今回はモルモットについて簡単に説明させていただきました。
動物園でもよく見かけるモルモット。
実際にどんな動物なのか、どうやって飼えばいいのかを知っている人は少ないですが、知れば知るほど魅力にハマる動物でもあります。
飼育を考えている方は、ぜひ、万全な準備と、モルモットの全てを受け入れる広い心でお迎えしてあげてくださいね。
良い出会いがありますように!
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